(2011年、縦断ツーリング前に追記)
旧題の由来は下に書いてある通り…
もともと、バイクで走るのが好きだ、ということが根本にあり、
人からもらった雑誌の中の、
「一万円で日本縦断をする」という記事を読んだとき、
「ああ、走ろうと思ったら日本全国、各地を走ることができるんだ」
そう気づいたことが、そもそも日本一周を志したきっかけだったと思います。

が、旧題はちょっと大上段というか、
そういう部分もあるかなと…昔から思っていたので、
新たに縦断ツーリングをするにあたり改題することに。
縦断ツーリング前のプレツーリングをしているときに、
走りながらいろいろ考えていたのですが、
BUMP OF CHICKENの「fire sign」の一節、
「風を知って 雨と出会って」というところが心に留まりました。
そこからまた考えて、風と雨…
バイクに非常にふさわしい言葉ですが、
宮沢賢治でもあるよな、と…
宮沢賢治といえば印象深いモノの一つ、
「花巻農学校 精神歌」の最後の一節、
「ワレラヒカリノミチヲフム」が思い出されました。

2011年、戦後最大ともいわれる災害、国難の中、
もちろん、私は無力でツーリングなんかして遊んでいるわけですが、
前回の日本一周でも東北は非常に好きになった土地で、
何か役に立ちたいと思っているのは事実。
その心の表現の一つとして宮沢賢治の言葉を借り、
旅は一人旅ながら、VFRという相棒と一緒なので、
「ワレラ」のまま、もしくは「ともに」という言葉を考えましたが、
原点となった「風」も借りるか、と、
「風と光の道を踏む」というタイトルにすることに。
「踏む」は変えると語感が悪くなるのでそのまま。
プレツーリングに走った九州路…
それこそ光にあふれ、風となって走ることができたように思います。
そういう意味では「風と光の、道を踏む」でしょうか。
今回もまた、良いツーリングになることを祈って…


旅をする人にはさまざまな動機があると思います。

それが日本一周ともなれば、その動機はただの安易なものじゃなくなると一般的には思われるでしょう。

しかし、「そこに山があるからだ」と答えたように・・・

「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」と詠まれたように・・・

ツーリングライダーにとって、日本一周も目的のための方便なのかもしれません。

ライダー、少なくとも私にとっては「走ることこそ本懐」だと思っています。


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