新古今和歌集の鑑賞と批評を固定観念にとらわれずに独断と偏見で書いた鑑賞文です。明日の活力ににつながればと念じています。
新古今和歌集を最初の歌から最後の歌まですべて読もうと思い立ち、毎日の散歩と同じような気分で読んでいます。
ただ読むだけでは、読んだ証拠が残りませんので歌に関することをノートに50字から100字程度にまとめています。
今回、使用したテキストは、ワイド版の岩波文庫本です。
校訂は、佐々木信綱氏です。ワイド版ですので、中高年には大変ありがたい本です。
さらに、うるさい注釈もありませんのでのびのびとした捉われのない心で味わうことができます。
定価は、消費税込みで1200円でした。とてもよい本だと思います。(残念なことにすでに絶版のようです。)
新古今和歌集テキスト
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お気に入りの歌
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千七百五十番 寂蓮法師
背きても猶憂きものは世なりけり
身を離れたる心ならねば
三句切れで、上の句では、世を捨てるために出家しても捨てきれないのがこの世だという。その理由となるのが下の句である。心がどんなに仏門の世界へと向おうとも我が身はこの世から離れることができないというのである。精神と肉体の乖離ができない嘆きだ。だからこそ、人間の文化が生まれるのであろうか。
(2012.5.10)
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「歌で読む 源氏物語」
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