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ひとりごと

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僕の弟分“タイガー”がやって来る前のお話です。 (2004年)
ひろさんに作って頂いたベルの置物(粘土)
3月20日 簡易レインコート
暑さ寒さも彼岸までと言うのに今日は冷たい雨!
こんな日は散歩が気になる。
親子でレインコートを着て出掛けるのも億劫だし、さりとて散歩を休むのは
ベルにとって酷だよね。

傘のナイロン部分で手作りしたコートをベルに着せて小雨の中を「それっ」って走る。
母が一日家にいる日はベルも悪さが出来ず、専用の布団でネンネ・・
ただ、台所に立つと自分も何はさておき、起き出して来る。
何たって食べ物命のベルだから・・・



3月21日 盗み食い
お仕事に出掛ける。
さあ、お母さんが出掛けたら何から手を付けようかと、てぐすね引いて待ってるベル!
心配しながら帰ってみると特にこれといった事もなかったね。
だが、一つだけ「ちょっと」というのがあったね!
それは台所の流しの中から必ず取り出すモノがある、そう金タワシ・・・
帰って来るとこれが台所の下、足下に落ちているのだ。
今日もあったよ、ベル君!

そして酷い時はまだあるよ。
二階の息子の部屋からお菓子の袋を持って階下に下り、自分のフトンの上に広げて
「美味しいね!」て言いながら食べているんだよね。

花曇りの今日は風が冷たい、ベルにとっては寒さもなんのその? 散歩もルンルン気分。
私は自分の健康のため急ぎ足で、ベルは道草食いながらのマイペース、中々合わないねえ。




3月22日 映画から
朝から冷たい雨。今日は息子と念願の映画を見に出掛けた。
「盲導犬クーイル」・・
前から見たかったので感動もひとしお・・・

『盲導犬』になるために先ずはパピーウォーカーとの生活、そして別れ、
盲導犬を使用するユーザーさんとの共同訓練の一コマから始まって・・・
最後は・・ユーザーの渡辺さんとの最後の歩行と何度も涙を誘う感動の話だった。

帰りに本屋で「クイールを育てた訓練士」と盲導犬クイ−ルの一生」を買い家に帰って
一気に読む、盲導犬は訓練、人を支えるという仕事には楽しいと感じるのだそうだ、
褒めて、褒めて褒めまくるのが犬も訓練に対して自信を持つのだと言う。
人間と犬の絆の強さ、犬に関しての考え方が又少し変わった。
今は我が家のアンポンベルちゃんが愛しい。(親ばか)




3月24日 思わず笑った
雨が上がって昼前に散歩。
「やーい今から散歩だぞ〜嬉しいなあ」、そんな言葉を言ったのかどうか解らないが
玄関へは必ず口に物を咥えて飛んで行く。レトりバーの習性なのかな、ボールであっ
たり、足拭きのタオルであったりするのだが、「そんな物おいて」と言うとぽろっと落とす。

行きも帰りも急ぎ足だ、時には引っぱったりして・・・

ウンチポイントを定めて、さあこれからって時に片足が石垣からズズッと落っこちそうに
なって慌てているベル、これには見ていた私も思わず笑ってしまった。
そして、その最中になぜかいつも私の顔を見るのだ、何を訴えたいのかなあ、
「お母さん、今ウンチしてるからちょっとだけ待っててね」そう言っているのかなあ・・
こんな時べルが口が利けたらなあっ・・そう思うのは私だけではないはず・・




3月25日 情けないベル
花曇りでぱっとしない日!
散歩していたら近所のペンションにお泊りの人達に会う。
ある男性のフトコロに小さいテリア犬がひそんでいた。
きっと寒いんだろうなぁ・・・

すると飼い主さんが話かけてきてベルに触ろうとしている、片やベルは臆病なので
しっぽを丸めて逃げ腰・・・
家にいる時はのさばっているのに外へ出ると借りて来た猫ならぬ犬で全くだらしない。
もっと堂々としてフレンドリーでいてくれたらなあ・・・




3月27日(土曜) ベルはバレーリーナ?
朝、早いお仕事なので5時起き、ベルも一緒に起きて伸びをする、
その伸びが何とも可愛らしいのだ。
後ろ足をぎゅーと伸ばし、最後はバレーリーナのように後ろ足を思いっきり上げるのだ。
そして反対の足をおかわり、いつもこの光景を写真に撮りたいのだが、朝は起き抜けで
中々シャッターチャンスに恵まれないのだ。




4月1日 引っ張られて擦り傷
いつもの散歩道でちょっと小高い植え込みに飛び上がり、頭隠して尻隠さずでウンをする。
終わって後始末を、と思う間もなくベルが植え込みから飛び降りた。
いきなり飛び出したものだから私は引っ張られて引きずられ膝と肘を思いっきり地面に
ぶつけてしまった。
膝はズボンをはいていたので難をのがれたが、肘はえっと思うほど肉が見えて泣きの涙で
家路にたどり着く。
消毒をして薬を塗り早く治る事を願いつつ、それでも心はベルを非難している私だった。




4月2日 鳥のさえずり
朝、鳥のさえずりで眼が覚める。、ぴ〜よ、ぴ〜よから始まってピ~ポパイ、ピ~ポパイと
二匹で競争のように鳴くのだ、お腹が空いているのかどうか解らないが何と言う名の鳥なんだろう。
声を聞いているとほんとに可愛らしい。最後はホーホケキョ、鶯の鳴き声も・・・

気持ち良く起きたのに又もや、8時頃から雨降り出す、憂鬱だ。
ベルはというとご飯を食べて牛のようにどてんと寝ている。




4月5日 ティッシュが大好き
昨夜地区の会合から帰って来るとリビングに私の衣類が散らかっている。
脱いだのをちょっと高い所へおいて出掛けたのに、引き摺り下ろしてポケットのから
ティッシュを探して食べるのだ。
いつからティッシュが好きになったのだろう。
そんなもので我が家にはゴミ箱がない、
と言うよりゴミ箱の代わりをしてくれる困ったベルがいるからゴミ箱をおいておけないのだ。

枕元にティッシュの箱をおいておけば一枚、二枚とスーと引き抜いて口に入れ、
あっと間に喉を通っている。
テイッシュの箱は当然手の届かない高い所へおいておくより仕方ない。




4月7日 犬も首が凝るって
ベルは食べるのが早い、一等賞だ。
その後、家族が食事しているとまず、私の側で目で食べ物を追う。私が箸でつまむ、
それを口に運ぶ、するとベルも首を左から右、下から上へと首の運動に忙しい?。

食べられなくて可愛そうというよりも首が凝るだろうなあと思う。
下から見上げる眼も切ない。
前にテレビで犬も肩、首が凝るらしいという話を聞いていたが。今日は食後にベルの首を
ゆっくりもんでコリをほぐしてあげた。
私 「ベル、肩こりどうお、気持ち良い?」
ベル「最高だよ、お母さん」 ベルは黙して語らず・・・




4月13日 つぶらな目
この一週間少々調子が出ず、昨日もあんなに暖かかったのに結局ベルをお風呂にも
入れられなかった。
そんなものだから、今日も散歩をそこら辺で済まそうとしていると早くからフーン、
フーンと私の周りを歩き外へ出掛けたいよと訴え続ける。

じゃ、ちょっと待って、お茶飲んでからね、なんて言いながら、紅茶にミルクをたっぷり
入れ自分だけ飲んでいたら、いつまでも黒い物体が固まったまま私の方へ首だけ回し、
これまた、今度は目で追い続ける。「僕だって欲しいんだよ」
言葉が話せない分、からだ全体で意思表示している。つぶらな目が何とも言えなく可愛い。




4月16日 やっとお風呂に!
いつもは1ヶ月に一度入れていたのに今回はとうとう50日も経ってしまった。

「ベル、今日お風呂?」って言うとすたすたとお風呂場へ入っていく。
入れば暴れる事も嫌がる事もないベル。
入ると頭からお湯をざーっと掛けられるが、ぐっと我慢!
たぶんこんな事は好きじゃないだろうなあ・・・
可愛そうなので全身手早くごしごし・・・

顔と耳もきれいにしてすすぎは念入り・・・
最後にバスタオルで水分を拭き取り、いざベランダへ導く。
ベランダに出ると頭から肩をスノコにくっつけて何やらおかしな行動をする。
犬の社会は分からない事だらけ・・・

そのまま天日干しする事1時間余り・・最後に櫛でしっかり梳く。
さあ、今日は綺麗だねえ、ハンサムボーイの出来上がりだよ。




4月22日 淋しがりやのべル
20日はパソ通の友達と浜名湖花博へ遊びに行って来た。
ベルは当然お留守番、昼間は一人(一匹で)夜はお兄ちゃんと・・
お兄ちゃんはお風呂へ入ればそのまま二階へとおやすみだ。
僕はお母さんがいなくて、とっても淋しかった(ほんとか嘘かわからないが)

夜中に二階へ上がって行って、廊下をこつこつと歩いていたらしい、
息子いわく泥棒かと耳を澄ますと何とドアの向こうにベルがいるじゃん。
「下へ行け、ベル」と追っ払ったが、ベルは明け方まで廊下で寝ていたと言う。
ベルがこれほど淋しがりやとは露ほども知らなかった。
犬も心をもっているんだね、それを聞いたらムショウに可愛そうになってしまった。
やはり人間の側が大好きなんだ、それもお母さんの側がね。




4月26日 散歩大好き
ベルの大好きな物は色々ある、中でも散歩は特別大好き!
出掛ける前、飼い主が口紅を付けて戸締りしてると「そろそかな」・・
次にビニール袋をポケットに入れるともうハイテンション、玄関に飛んで行き私を待つ。

兄ちゃんが休みの時は二階で息子がズボンを穿きベルトを締める、そのバックルの音が
カチャンとするだけで悲鳴を上げ二階に一騎に駆け上がって行くんだと、これが自分で
決めている合図のようだ。
いっときも待ちきれないのかな。
こうしてどっちかと、ルンルン気分で散歩に出掛けて行く。




4月28日 26キロと綱引き
昨日の大雨から打って変わって今日は晴天!
洗濯日和かなあと思いきや、風が強く干し物が飛んで行ってしまいそう。
浜も波が高く砂が飛んでベルにかぶりそうなほど。
急ぎ足で帰ろうとすると、ある所に来て、がんとして動かない、

四つんばいで力いっぱい踏ん張る、私とベルの根競べの綱引きだ、
56キロと26キロ、勝負はおのずと決まっているのに56キロが負けそうだ。
結局首輪に手を掛けて事なきをえるが強情なベルには参った