ルイ・フィリップ橋|パリ名所案内

パリ旅行|パリの名所案内

ルイ・フィリップ橋|Pont Louis-Philippe

サン・ルイ島の散策に便利なアーチ橋

パリ市庁舎からサン・ルイ島方面に向かうと、石造りの橋が見えてきます。サン・ルイ島とパリ右岸を結ぶ橋の一つ、ルイ・フィリップ橋です。3つのアーチからなる短い橋。橋の先にあるサン・ルイ島からノートルダム大聖堂のあるシテ島へもすぐです。目の前にはノートルダム大聖堂の巨大な後陣が見えます。橋の名前は1830年の七月革命後に新たに王になったルイ・フィリップにちなんでいます。

命名は国王、七月革命にちなんだ橋

ナポレオンの失脚後、フランスは再び王制に戻り、市民の間に不満が募っていました。その中で1830年の七月革命が起きます。ブルボン朝最後の国王であったシャルル10世が退位すると、町民階級(ブルジョワジー)の間で推薦されたルイ・フィリップが国王となります。新しい国王を記念して1833年に作られたのがルイ・フィリップ橋です(国王が橋の最初の石を置きました)。当時は鉄製のつり橋で、場所も少し違っていました。しかしブルジョワジー優先の政策をとったルイ・フィリップは農民の反発を買い、1848年の二月革命で退位します。そして同じ年に火事によってルイ・フィリップ橋が燃えてしまいます。その後橋は修復され、改革橋(Pont de Reforme)と改名されます。この名前はナポレオン3世の帝政が始まる1852年まで使われました。その後交通量の増加に伴い、1862年には3つのアーチからなる石橋に架けかえられ、名前も現在のルイ・フィリップ橋に戻りました。

サン・ルイ島とサン・ジェルヴェ地区を結ぶ

ルイ・フィリップ橋の北側(右岸側)はサン=ジェルヴェ地区。パリ市庁舎の裏にある静かな地区です。この辺りは小さな小道や緩やかな坂道もあり散策に最適。橋の南側はサン・ルイ島。島の中にはアイスクリームで有名なベルティヨン本店やフランス地方の特産品を扱ったアペラシオン・ドリジンなどがあります。パリ随一の観光地ノートルダム大聖堂の裏側に当たるので、とても静かで散策にも最適です。

ルイ・フィリップ橋(Pont Louis-Philippe)
竣工:1862年

最寄りメトロ:ポン・マリー(Pont Marie/パリ4区)


ルイ・フィリップ橋の写真
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