サン・トゥスタッシュ教会|パリ名所案内

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サン・トゥスタッシュ教会|Eglise Saint-Eustache

ゴシックとルネサンスが交じったパリで一番壮麗な教会

ポンピドゥー・センターから西へ、ショッピングセンターフォーラム・デ・アール(Forum des Halles)へ歩いていくと、突然巨大な建築物が見えてきます。この壮麗で迫力のある建物はサン・トゥスタッシュ教会。ノートルダム大聖堂を見本にして造られたパリで最も美しい外観を持つ教会です。1637年に完成しましたが、その建設に約100年かかっていて、内部はルネッサンス様式なのに外部はゴシック様式という不思議な造りになっています。しかしその建築の混ざり具合がこの教会を独特の美しい印象に仕立てています。フォーラム・デ・アールの公園から眺める正面のファサードは本当に見事。パリ観光でノートルダムの次に注目の教会です。

かつてはモーツァルトが演奏をした教会

サン・トゥスタッシュ教会は7000本以上のパイプオルガンでも有名で、日曜の夕方には無料のミサ・コンサートが開かれています。かつてこの教会ではモーツァルトが演奏をしたこともあります。しかしモーツァルトのパリ滞在中に、一緒に同行していたモーツァルトの母アンナ・マリアは体調不良で亡くなってしまいます(1778)。アンナ・マリアは現在もこの教会で眠っています。

教会内ではラモーやポンパドール夫人が眠る

また教会内には多くの芸術家や政治家のお墓が安置されていて、見て回ることができます。前述のモーツァルトの母アンナ・マリア(1720-1778)、クラブサン(チェンバロ)で有名なフランス・バロックの作曲家ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)やルイ14世の財務総監だったジャン=バティスト・コルベール(1619-1683)の墓があります。また劇作家モリエール、ルイ15世の妃ポンパドゥール夫人、ルイ13世の宰相リシュリューなどがこの教会で洗礼を受けています。

目の前にはフォーラム・デ・アール。頭部だけのシュールなオブジェ

サン・トゥスタッシュ教会の前には、70年代再開発の遺跡となったフォーラム・デ・アールがあります。ガラス張りの巨大なショッピングセンターで、あまり美しくはありませんが、多くの人が集まっており中には映画館も入っています。その前にある公園は美しく、教会をゆっくり眺めることができます。また教会前の広場には巨大な顔の不思議なオブジェがあります。教会とこの顔のオブジェを一緒に眺めると、ちょっとシュールな世界に入ったような気持ちにさせられます。またこの広場では毎年夏に、野外映画祭が開かれています。広場に設置されたスクリーンで見る夏の夜のフランス映画はまた格別です。(以前にロートレックを主人公にした『ムーラン・ルージュ』を観ました)

サン・トゥスタッシュ教会(Eglise Saint-Eustache)
最寄りメトロ:レ・アール(Les Halles/パリ1区)


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