ジョルジュ・カーン公園|パリ名所案内

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ジョルジュ・カーン公園|Square Georges Cain

チュイルリー宮殿の唯一の遺跡?マレ地区にある小さな公園

貴族の館の多いマレ地区にある小さな公園をご紹介します。フランスの歴史博物館として有名なカルナヴァレ館の裏に、ひっそりと佇むジョルジュ・カーン公園です。公園の名前は歴史画家でありカルナヴァレ博物館の学芸員でもあったジョルジュ・カーン(1856-1919)から。人気のマレ地区にあって全く人気のないこの小公園には、目立たないながらも注目すべきパリ遺産が置かれています。昔のパリ市庁舎にあったバラ窓の遺跡、そして19世紀に焼失したチュイルリー宮殿の一部(破風と柱)が園内に安置されています。なんの説明もなく重要な遺跡が放置されているのもフランスらしいところ。1871年に炎の中に消えたチュイルリー宮殿を偲ぶ方は、是非この公園を訪れてみてください。

公園の中央にはヨーロッパを代表する彫刻家の作品が

ジョルジュ・カーン公園の中央にはアリスティド・マイヨール(1861-1944)による女性の裸体像『イル・ド・フランス』が置かれています。マイヨールはロダンとブールデルとともに近代ヨーロッパを代表する彫刻家ですが、生涯を通じて女性の裸体像のみを制作し続けました。その1つがこのジョルジュ・カーン公園にひっそりと置かれています。公園の中心にありながらもどことなく寂しげな印象のこの彫刻は、今日もマレ地区の人通りを眺めています。

公園の周りには貴族の館がたくさん

ジョルジュ・カーン公園の周りにはマレ地区ならではの貴族のお屋敷がたくさんあります。公園に隣接するのはフランス歴史博物館として有名なカルナヴァレ館(Musee Carnavalet)、スウェーデン文化センターとして無料開放されているマルル館(Hotel de Marle)、コニャック・ジェ美術館として使われているドノン館(Hotel de Donon)など。コニャック・ジェ美術館はセーヌ沿いのサマリテーヌ百貨店の創業者コニャック&ジェ夫妻の名をとった豪華な美術館です。公園の周りを散策すると、16〜17世紀の貴族の個人宅を見ることができます。

ジョルジュ・カーン公園(Square Georges Cain)
最寄りメトロ:サン・ポール(Saint-Paul/パリ3区)

ジョルジュ・カーン公園の写真
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