小学校>国語>授業参観>全学年>授業参観の原則・ネタ
©TWO-WAY
TOSSランドへ
TOSS長崎・佐世保のHPへ
木下和弥HPへ

TOSSランドを使った授業参観おすすめネタ 
   
〜国語の授業参観におすすめのネタ〜

このサイト及びすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。リンクについても、必ずお問い合せください。

TOSS長崎・佐世保サークル
木下和弥

1 授業参観の原則

 自分が親になればわかる。授業参観に行く親は仕事を休んで見に行く。だから自分の子どもだけをしっかり見る。授業にきちんとついて行っているか。ノートを書いたか。意見を言ったか。教室の掲示物では,自分の子どもの作品を探す。少しゆとりが出ると,他の子どもを見る。クラス全体の雰囲気を見る。先生の授業の進め方も見る。授業参観は仕事を休んで見に行くのだから,向山洋一氏いわく,「普段の授業とは違った工夫」が必要となる。以下のような工夫である。

○授業中,クラス全員の活動が見える。(全員が発表する。)
○授業がおもしろい。知的である。(親も一緒に考えてしまう。)
○授業にリズム・テンポがある。

 特に,一番目は大切だ。教育トークライン2004年1月号で,向山氏は活動のことを以下のように具体的に述べている。

活動というのは「声を出している」「黒板に書いている」「先生に見せに行っている」などのことをいう。全員に二度は,声を出させたいものだ。むろん,一人一人別々にである。

2 おすすめネタ

 私が国語の授業参観をする前に必ず教材研究するネタもとが,インターネットランド(登録商標 通称「TOSSランド」http://www.tos-land.net/index2.php)である。トップページからキーワード検索で「授業参観」と入れるだけで,97件のコンテンツを見つけることができる。私が実践してみての,おすすめネタを以下に紹介する。

1 早口言葉

 「声に出して読みたい日本語」齋藤孝著(草思社)の中にもあるが,プリントを配り,一人一つずつ言わせるとよい。早口言葉は失敗しても笑いがおこる。例えば,「東京特許許可局」「赤巻紙青巻紙黄巻紙」など。

2 詩文暗唱

 最近,教育テレビ「にほんごであそぼ」にもあるように,詩文の暗唱は様々な学校・教室で取り入れられている。6年生だと「平家物語冒頭」「偶成」などを普段から声をしっかり出させて暗唱しておき,授業参観で,回れ右を子どもにさせて,保護者の方を向かせて暗唱させるとよい。「我が子はすごい」と親は思うはずだ。我が子の活動が見える。どのような詩文を暗唱させると良いか悩んだ時は,TOSSみおつくしのホームページ,「TOSSみおつくし暗唱詩文集」(TOSSランドNo.5410548)がお勧めである。

3 漢字の空書き

 普段の漢字練習でやっている空書きで,最近習った漢字を復習するとよい。「あ,こんなふうに漢字を覚えさせているのだ。」と親はわかる。向山実践に「三・川・山・上」を空書きさせる実践がある。上から書く,左から書く,真ん中から書くといった漢字の筆順の原則をテンポよく教え,最後の「上」を書かせる。一画目を縦から書くか,横から書くか,ほぼクラスが二分する。親も悩むはずだ。「あとで1年生の弟や妹に聞いて調べておきなさい。」と言って終わるのもいい。

4 五十音図の授業

 向山洋一氏の有名な実践「五十音図」がある。これをそのまま追試してもいい。45分があっという間に過ぎてしまう。

「『ひゃ・ひゅ・ひょ』がつく日本語をそれぞれ二つずつ書きなさい。」と指示する。当然,外来語(カタカナで表される言葉)はだめである。「ひゅ」で悩むであろうが,「日向」「ひゅうひゅう」などがある。その後,「『みゃ・みゅ・みょ』がつく日本語をそれぞれ二つずつ書きなさい。」と指示する。「みゅ」で悩む。親に聞きに行かせてもいいし,国語辞典などを使わせてもいい。まさに親も参加でき,親も考える授業になる。そして国語辞典を日常的に使う姿勢を親に示したい。ここで授業を終わって,おうちで考えさせてもいい。家に帰るときには「みゅ〜,みゅ〜,」言いながら帰る子どもがたくさんでてくる。『第1期・向山洋一全集5 入門期の国語授業』(向山洋一・明治図書)P.129〜142に詳しい。田代勝巳氏のホームページ「日本語の音」(TOSSランドNo.1115150)参照。

5 一画書き加えて新しい漢字にする。

 この授業も向山実践の中でよく知られている。冨田元久氏「向山実践『漢字文化の授業』で保護者を巻き込む授業参観を!」(TOSSランド NO.1115136)を参考にするといい。子ども向けプリントも,解答プリントもある。さらにスマートボード用ディレクターコンテンツもある。また,一画とって別の漢字にする,というのもある。

6 口に二画書き加えて別の漢字にする。

 口に二画書き加えて別の漢字にする。なんと二十個以上ある。答えは漢和辞典で五角の漢字を調べればよい。クイズ感覚で学習に参加できる。答えは、白井輝氏「口に2画つけ加えると別の漢字になる漢字辞典」(TOSSランドNo.1117132)を見ると,答えがわかる。

7  に隠れている漢字を探す。

 これも有名な向山実践である。上の図形に隠れている漢字を探す。非常にたくさんある。一人一人の子ども全員に発表させたい時にはおすすめである。

8 カタカナだけでできている漢字

 口,工,力などは,一字のカタカナだけでできている漢字である。まず,このことを問い,全て出させる。次にカタカナだけが組み合わさってできる漢字を探させる。意外に多い。「右(ナとロ)・左(ナとエ)・友(ナとヌ)」などだ。

9 漢字文化の授業

 個人的にこの漢字文化の授業をおすすめする。漢字文化の授業とは向山洋一氏が,上海師範大学付属小学校で行ったのが原実践である。漢字の成り立ちや,漢字の意味を知的に学習することができる。TOSSランドのトップページからキーワード検索で,「漢字文化」と入れると,150件以上のコンテンツがある。その中でも最近はフラッシュやディレクターというソフトで作成された動きのあるコンテンツが増えてきているので,パソコンと,プロジェクターを使い,これらを見せると,子どもからも親からも「おー」と,歓声が上がる。

3 ネタを組み立てる

 4〜9の授業はとても盛り上がる。クイズ感覚でできるし,親も一緒に考えられるからだ。勉強が苦手な子どもでも,楽しんで取り組むことができる。
 しかし,授業のネタを知っていることと,授業のネタを組み立てることは全く違う。私は6の模擬授業を,「向山洋一教え方教室」で,向山洋一氏の前で行った。安易に「三つ書けたらノートを持ってきなさい。」という指示を出した。ノートに書いて持ってこさせる時に列を作ってしまった。答え合わせまで全く考えていない,でたらめな組み立てである。向山氏の指示は100人近い先生方を待たせることなく,知的に進められた。「組み立てる」ことは,ライブやサークルでしか学べない。その様子が,草刈昭斎氏「子どもが熱中した6年生補教授業 口という字に2画たしてできる漢字」(TOSSランドNo.1116024)にある。向山氏の組み立てを参考にできる。






TOSSランドへ
TOSS長崎・佐世保のHPへ
木下和弥HPへ



このサイト及びすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。リンクについても、必ずお問い合せください。
TOSS(登録商標第4324345号)、TOSSランド(登録商標第5027143号)