有害重金属(水銀など)の毒性を回避できる微生物を研究しています.重金属耐性に関わる遺伝子の解析や,環境中での細菌の分布状況を調べています.また,遺伝子が微生物生態系を拡散するメカニズムを解明し,環境中における「遺伝子の水平伝播現象」の実態を明らかにすることを目指しています.

 大阪市内を流れる道頓堀川や東横堀川を対象に,河川の細菌叢を長期モニタリングしています.都市河川の微生物生態系の調査を通じて,豪雨時の下水越流の影響などを評価しています.

 実験生態系を用いて「微生物の多様性」と「微生物生態系の機能」との関係を解き明かす研究にも着手していますon line 公開中.微生物を含めた「生物多様性」は大切ですが, 現行の科学は「100種の微生物が90種になると何が問題になるのか?」といった問いには充分な答えを示せていません.「生物多様性」の大切さを数字にて表現することを目指して,定量的な評価指標のあり方を模索しています.

2018年3月
5名が卒業しました.新天地でも頑張ってください.
2018年2月
Applied Microbiology and Biotechnology誌にて水銀耐性トランスポゾンを介した水銀の生物浄化法の概念を紹介しました.
2018年1月
Ecological Research誌にてEcoplateを用いた細菌叢の機能評価法を示した論文を発表しました.
2017年9月
土木学会論文集G(環境)に下水越流による細菌叢変化についての論文が公表されます.
2017年4月
FEMS Microbiology EcologyのEditorialに水銀耐性Bacilliの研究が紹介されました.
2016年8月
生態学会誌に遺伝子組換えに関する特集が出ます.
2016年2月
FEMS Microbiology lettersより水銀耐性Bacilliの分布に関する論文が公表されます
 
松井一彰 / 准教授
近畿大学 理工学部 社会環境工学科
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