今年の目標、2冊目のオフセ本を作る。
今年の野望、面白いイベントがあれば海外へ行きたい!


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1月30日


トップページでとりあげたニュースのまとめです。
12月分を休んでしまいましたので、今回は2か月分をまとめました。
2月1日の晩まで家を空けるので、ちょっと早いですが本日の更新ということに。


海外版ハルヒ情報

イギリスでも、英語版マンガ「涼宮ハルヒの憂鬱」第1巻発売記念イベント「Haruhi Manga Book Launch」が開催(ULTIMO SPALPEEN) (08/12/08)
イギリスでもイベントがあったとは!
エド・チャベズさんとはまたお会いしてサッカー観戦したいものです。

New York Comic Conで涼宮ハルヒのパネルが催されるらしい (09/01/10 情報提供者:しくへっどさん)
これは!来月発売のNewtypeでも「大きいハルヒ」の情報がいよいよ出るようですから、もしかすると……!これで大した情報じゃなかったら泣く。

涼宮ハルヒの憂鬱:テレビアニメ第2シリーズ放送へ (09/01/14 情報元:楽画喜堂
リンク先の記事自体に新情報は全くないのですが、目に留まったのは楽画喜堂さんのこのコメント。
>とりあえず、第2期放送前に第1期のBlu-ray BOXとか出てきそうな予感がするなぁ・・・。
第2シリーズがいつ始まるにせよ、BOXセット発売は、現在発売中のヨーロッパ諸言語版が完結してから、それらの吹き替え+書き写し字幕を収録する形で発売してもらえると、私はとても嬉しいです。他のファンからの需要はほとんどないでしょうからあまり期待はできませんけれど…。

ハルヒちゃん第1回は2/13配信開始予定 (09/01/27)
ハルヒちゃん韓国版が発売
台湾版ハルヒちゃんも3月発売予定
(09/01/28 以上2件、web拍手メッセージより)
厳密に言うと「ハルヒ」のスピンオフですが、関連情報としてこちらにのっけときます。

海外版アニメ作品情報

北米版リリカルなのはの音声クリップが投稿される (08/12/01)
クリップを聴いた限りでは、英語吹き替えの演技はなかなかいい感じではないかと思いました。
レイジングハートとバルディッシュは、北米の声優による新規録音となっていましたが、声質は日本版とほぼ同じで違和感もありません。ただ、デバイスのセリフは英語のままだったので、英語吹き替え版なのはでは「人間の言語とデバイスの言語が同じ」という状態になっています。

あの「School Days」がフランスに上陸しようとしている (08/12/23)
今のところ「2009年発売予定」ということしか決まっていないようですが、あの内容を考えると、発売しようとしているという事実だけでもすごい。

海外版マンガ作品情報

英語版「BACCANO! -バッカーノ!-」ADRディレクター・Tyler Walker氏インタビュー(ULTIMO SPALPEEN) (08/12/08)
ここに書いてあることこそ、英語吹き替えの真の醍醐味でしょう。それこそ英語圏の人たちでないと感じ取れないような。類似例としてHELLSINGも挙げられるでしょう。イギリス英語をしゃべらないインテグラやウォルターなんて想像したくもないっすよ(笑)。

仏蘭西版「さよなら絶望先生」の表紙ktkr (09/01/12)
フランス版タイトルは"Sayonara Monsieur Désespoir"に決まったようです。désespoir(絶望)は、espoir(エスポワール:希望)と対で覚えましょう。
同じページに、ツバサOAVつき21巻の情報も掲載されてますね。

海外アニメ・マンガ系イベント情報

岸辺露伴ルーヴルへ ルーヴル美術館の企画展で荒木飛呂彦の原画が展示 (09/01/23 source: Anime News Network
うおおおおーーーーー行きてええええーーーーー!!!!!現地日帰りでもいいから!!!(ほぼムリです)
この展示は既に始まっており(22日から)、4月13日まで開催。いくらユーロ安とはいえ旅費は馬鹿になりませんが、それでも行きたいというジョジョマニアは、パリに行って、ついでにフランスのマンガ文化も大いに学んでくるとよいでしょう。
(01/24追記)ジョジョニュースサイト「@JOJO」に情報が掲載されました。2003年にもパリで個展が開かれてたんですね(知らなかった…orz)。

海外アニメ・マンガファン&業界情報

フィンランドのオタクイベントのレポートうpしてもいい?(働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww) (08/12/01 各所より)
とりあえず、1さんことConnichi 2008 旅行記管理人さんの財力と行動力がすごい。羨ましいし尊敬します。自分がもしフィンランドに旅行することがあったら、絶対アニメイベント開催日に合わせようと思いました。
フィンランド人キャラで今もっとも日本で注目されているエイラがフィンランドのアニメ雑誌の人に知られていないのはもったいない。1さんにはぜひ布教していただきたいものです。

角川グループがネット動画配信で 新サービス「kadoTV」スタート(アニメ!アニメ!)
Kadokawa Tests kadoTV Video Service with Subtitles(ANN)
(09/01/14)
これは面白くなりそうです。要は「外国語字幕作りたいならここで作ってくださいね(それ以外は認めないよ)」ってことですからね。
ただこれが違法配信の減退に直接つながるとは限りません。動画共有サイトに上がってる違法配信の多くは、P2P等を経由して配布されたファイルのコピーにすぎないのですから。やはり違法配信の大元をいくつか叩くことは必要になるでしょう。

国内アニメ・マンガ関連情報

公正取引委員会がアニメ産業を調査 制作発注の協議不十分等指摘(アニメ!アニメ!) (09/01/26)
消費者の立場から見ても、今のアニメ界が健全な状態だとは思いません。時間はかかるでしょうが、まずは末端のアニメーターに至るまでが真っ当な給料をもらえるような環境を作ってもらいたい。その後、アニメDVDの価格を一般DVDの価格帯に近づけてもらえるといいですね。

ゲーム・同人・その他国内ニュース

三日目 西す-16bでなんか出します (08/12/10)
18禁注意。
前代未聞すぎるだろこれw(追記:前例はあるそうです) そもそもコミケで頒布できるようなグッズなんだろうか(前例のときは完売したそうです)。この手のグッズは使ったことないし興味もなかったんですが、これはインパクトすごいっすわ。
(追記)冬コミ3日目に頒布、お昼過ぎには完売したそうです。

【momoi-ktkr】モモーイC75初サークル参加します!!【30日(火)あ-50b】 (08/12/10)
コラムとか読んでみたい気もするんですが、自分にはサークルがあるので当日購入は困難。→知り合いの方が買ってきてくださいました。本当に感謝です。

【同人】「東方アニメプロジェクト・夢想夏郷」DVD、コミケ75にて発売決定─ 豪華声優情報も公開(日刊スレッドガイド) (08/12/10)
東方の二次創作アニメかー。個人的には、各作品のラスボス・エキストラボスクラスの華麗な弾幕を泣けるほど美しく映像化(3次元的ならなお可)してくれるなら、万難を排してでも買いたいところです。




1月23日

荒木先生の原画がルーヴル美術館に展示されるなんてビックリだわ。

TV版MUNTO第2話鑑賞

テレビ版ムントこと「空を見上げる少女の瞳に映る世界」の第2話を見ました。

大きな追加シーンは、カズヤの独白パート2(過去との決別を図るもうまくいかず、スズメに慰めてもらった、みたいなくだり)。あと、OVA版に比べて、ムントのセリフの中にユメミを「説得」するための言葉が増えているような。これらのおかげでキャラクターへの共感の割合が多少増えた気がします。

しかし、いかんせん元がひどかったので、カズヤ=中二病という印象はどうしても拭えません。まあカズヤやユメミたちは13歳ですから精神が未熟で当然ではあるんですが、それを目にしてこうまでぐんにょりしてしまうのは、その未熟さがマンガチックな極端さではない=リアルに近いからなのかもしれません。

次回でおそらくOVA1巻分が終了となるでしょう。2話でげんなりした方は、多分3話ではより強い覚悟が必要です。




1月21日

18日(日曜日)に「大槻ケンヂと絶望少女達」のライブに行ってきました。

オールスタンディングで整理番号順の入場にもかかわらず、会場に着いたのが開演時間ギリギリ。当然一番後ろでしたよ。でも考え様によっては、すし詰めのフロアーよりも、スペースに若干余裕のあって疲れにくい後方の方がよかったかもしれません。メチャメチャ広いハコというわけでもなかったのでステージは十分見ることができましたし。

曲順やトークの詳細については新宿鯖さんのレポートがとても詳しいので、ぜひご参照ください。オーケン(筋少)メインのファンと声優メインのファンが入り交じったライブだったわけですが、後方から眺めてる限りではみんな楽しめていた模様(最前列でトラブルがあったっぽいですが私は気づきませんでした)。もちろん自分も存分に楽しみましたよ。念のため持ってきたサイリュームを時々振ったり、最大の楽しみのひとつだった最狂ソング「豚のご飯」でシャウトとヘッドバンギングを繰り返したり。あと「さよなら!絶望先生」のコーラスが地味に泣けるというのは自分だけ?ほかにもいい曲そろってるので、アルバム「かくれんぼか 鬼ごっこよ」は買いですよ(注.「豚のご飯」は、アルバム「絶望大殺界(amazon.co.jp)」に収録されています)。

トークパートでは、とにかくオーケンと声優たちがお互いに気を遣いあってるのが印象的でした(そのおかげでかえってトークがぐだぐだになったりもしましたが)。身体がつらい中でも全力で歌い盛り上げてくれたオーケン(噂によると通風だそうで…)と、最後まで着物姿でがんばってた声優の皆さん、それからバンドの皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。みんな、いい人。気に入った!




1月15日

「MUNTO」と「空を見上げる少女の瞳に映る世界」第1話を見ました

1月から始まった「空を見上げる少女の瞳に映る世界」は、京都アニメーション(京アニ)が2003年に発売したOVA「MUNTO(ムント)」のテレビアニメ版に相当する作品(以下、前者を「TV版MUNTO」、後者を「OVA版MUNTO」と表記します)。DVD2巻分とそれに続く新作を1クールで放送するようです。

(以下、一部表記を白文字にします。OVA版を見た方またはネタバレOKな方のみ文字を反転させてお読みください)

私はTV版MUNTO放送の直前にOVA版を視聴しました。作品全体を覆う雰囲気には今と変わりない京アニらしさが感じられましたが、デジタルアニメとなった現在の京アニ作品群に比べると、一部のシーンで画面内の情報量が少な目に感じたりすることも。

最も気になったのは脚本部分。世界観に関する説明ゼリフは別段気になりません。しかし、いくらユメミが自分の異能を自覚してるからって、いきなり現れて説明も説得もそこそこに「オレの元に来い」としか言わないムントには辟易。もう少し具体的な事情説明や、ユメミを前向きにさせる説得の言葉を言えよと

言葉が足りないのはOVA2巻におけるイチコ(ユメミの親友)にも言えることで、浮島を見るユメミを信じると言っておきながらユメミの決意に反対ばかりというのはちょっと…。例えば「ユメミが異世界に行ったら二度と戻って来ない気がしてこわいの」など、ユメミを引き止めたいと思う根拠をはっきり言ってくれないと、ただの聞かん坊という印象になってしまいます(それにちゃんと告白してくれればソフト百合妄想もより膨らむし)

あと、カズヤの「結婚式」という名の通過儀礼=川渡りにも、応援したくなるより、むしろちょっと引きました。背景の事情には共感できなくもないですが、恋人の命も合わせて危険にさらすのにはお兄さん賛成できないなー

といったようなOVA版の脚本面での弱さがTV版でどうリファインされるのかが私にとって最大の関心事でした。TV版ですべて新規作画になるのかどうかも気にはなりましたが。

TV版第1話を見たところ、作画面はOVA版の流用+いくつかの追加シーン、脚本面ではセリフに若干の変更が見られる程度でした。OVA版の問題点として指摘したシーンがTV版で見られるのは翌週の第2話以降になるので、それまでは評価保留としたいと思います。



それから、余談ではありますがネタをひとつ。
きょう届いた北米版らき☆すた5巻に収録されている第18話に、なんとMUNTOのキャラが出ていることに気づきました。京アニマニアなら、らき☆すたテレビ放映時に気づいていたかもしれませんが。


ユメミの友人(頭ゆるい方)スズメ。セリフは無し。


ユメミの友人(しっかり者の方)イチコ。声はMUNTO2巻でのイチコ役でもある清水香里。

MUNTOを見た直後にこれに気づくとは、何というタイミング。




1月13日


kadoTVに激しく期待せざるを得ない。


そろそろ日本のアニメ企業はファンサブを本気で潰しにかかるべきだ − 補足

先日書きました「そろそろ日本のアニメ企業はファンサブを本気で潰しにかかるべきだ」に関してご意見をいただきました。ありがとうございます。メッセージや新たなネタがありましたら、紹介できる範囲内で追加していきたいと思います。

(1月12日)
>fansub問題に関しての記事を拝見しました。この問題に関しての日本企業の対応って的外れというかお粗末というか、とにかく的外れなんですよね。僕が何か具体策を持ってるわけではないですけど、DVDが海外の数倍の値段だったり、公式動画を配信している海外の動画サイトで日本IPだけ弾いたり、こんなことしてると日本のファンも離れていくんじゃないかなぁと危惧しています。

もしかすると件の角川の方がまだ勉強中の新人さんだったのかもしれませんが、ファンサブに対する日本側(企業だけでなく政府・アニメファンも含めて)の危機感がいまいち足りないということを、この出来事はある程度象徴しているんじゃないかと思います。

DVDの価格については、日本アニメ産業の綱渡りぶりを考えると、国内市場でも海外市場でも(短期的には無理だとしても)ゆくゆくは大幅に改善すべきでしょうね。海外版が吹き替えなしだと1クール分5千円程度(定価)で買えるという現状は、日本のファンと海外ファンの出費の格差という意味でも、海外でアニメ作品がはした金で買いたたかれているという意味でも、到底見過ごせないことだと思います。海外動画サイトへのアクセス制限については、私にはよく分かりませんが、おそらくそれなりの事情があるのでしょう。日本の動画配信サイトも基本的には海外からアクセスできないようにしてあるはずです。

問題は、日本と北米でリージョンコードが同じであるブルーレイの販売をどうするかですね……。

日本のファンは、よっぽどのことがない限りは簡単にアニメから離れないと思います。DVD/BDに限らずファンを満足させてくれるサービス(メディアミックス・イベント等)が十分提供されていますから。ただ日本アニメの現状が良くないことは送り手も受け手(特にコアなファン)も分かっているので、どうにかしてほしいですね。それまでは、財布の中身と欲望の続く限り支援したい所存です。

(1月14日)
>ファンサブ記事面白かったです。北米で著作権ヤクザみたいな会社を作らせて、違法UP→高額賠償→ヤクザうはうは。って出来ないかな?。法が機能しないならアウトロー(無法)にやらせる、みたいな?

新しく会社・団体を作るべきかどうかは別にして(収益の一部がそっちに吸い取られかねませんから)、違法配信等の諸問題について企業の垣根を越えた協力体制で挑むというのは確かにいい考えですし、既に進行しているかもしれません。

これはほかの方からのご意見としても頂いたのですが、全ファンサバーを訴えるというのは無茶にしても、調子に乗ってる団体をいくつか有罪判決に持ち込み「見せしめ」にするというのが、費用対効果の面で割とベストに近い方針になのではないかと思っています。

参考情報:Protip: Fansubbing Is Illegal in Japan, Too(AnimeVice
日本で上映する前のアメリカ映画に字幕をつけて配信した日本人が捕まって有罪判決を受けた、という話。

(1月15日)
A Message To Visual Kei Fans(HearJapan)
(情報元:海外でのヴィジュアル系バンドのセールスの障害となっている、ファンによる楽曲の違法アップ/ダウンロード(ULTIMO SPALPEEN)
海外のアニメ事情と気持ち悪いくらい似通ってますね。ビジュアル系とアニメではファン層が重なってるんでしょうか。
この現象そのものについては想定内でしたが、専売であるにもかかわらずダウンロード販売で「両手で数えられるほど」しか売れてないという恐るべき数字の前に寒気すら感じました。
HearJapanは日本の音楽のダウンロード販売専門ショップ。「ビジュアル系以外のジャンルの売上げがビジュアル系の不採算をカバーできている」という話ですから、海外ビジュアル系ファンに限って盗っ人根性の染みついた人が非常に多い、ということになるんでしょうか。外国人アニメファンの多くがそうであるように。
アニメにおいても、たとえすべての作品で世界同時配信を行なったとしても、ファンサブを放置している限り、海外におけるビジュアル系と同様の事態に陥るのはほぼ確実でしょう。

(1月16日)
>PC ソフトの世界では海賊版を黙認し一般ユーザーに定着させた後で、そのシェアを背景に一気に海賊版を駆逐する方法があります。(Microsoftや Adobeのように) 日本の大衆文化への依存心を深く植えつけてから、期を見て一気に潰しにかかるのも手かもしれません。ただそれまでに日本の業界が持つかどうか。業界全体としての戦略的な意思統一ができるかどうか。そう簡単には行きそうにもありませんが、一つの手段として検討してもいいかもしれません。日本のアニメファンの不満が爆発するリスクもありますけど...

問題は、日本アニメ産業の体力が足りないことでしょうね。全企業が束になってもマイクロソフト1社分のパワーになるかどうか疑問に思う、ってくらい。なので、業界全体の団結は必須事項と考えているというか、既に現在進行形であってほしいところです。

ブルーレイが普及して北米でアニメの販売をBDメインに移行せざるを得なくなるまでに価格差問題を解決できなかった場合は、日本のファンもどう動くかわかりませんよね…。

(1月21日)
夜中の2時に始まると聞いて尻込みしたものの結局最後まで聞いたオバマ大統領就任演説。とりあえず「(政治家や兵士等々だけでなく)一般のアメリカ国民も責任感持って身を削る覚悟せえよ」という意味合いの発言をしてることはわかった。

それは、海外のアニメファンを自称する人たちにとっても最も必要なことではないだろうか。ここなどを読む限りでは、そのようなことは微塵も思っていないようだが。相も変わらず「業界が(金をつぎ込んで)改善の努力をしろ」「ファンにタダで早く見させろ」という要求ばかりで、利益を増やすための提案は皆無。そこに、この話し手が持つべきである「アニメに対する“責任感”」は感じられない。

オバマ大統領が「we will defeat you(我々は打ち負かしてみせる)」対象として述べた「those who seek to advance their aims by inducing terror and slaughtering innocents(大きな恐怖を誘発し無辜の民を殺戮することで目的を果たそうとする者たち)」という表現は、知的財産を盗み、何の罪もない社員の職と収入を奪うファンサバーとその支援者にもほぼそのまま適用できる。彼らもまた、打ち負かされなければならない存在なのだ。

the time has come to set aside childish things. (幼稚なことを捨て置く時が来ている)」のだ。苦労もせずに、しかも違法物を利用してまで快楽に浸りきるという幼稚な行為を止めるべきときが。幼稚な輩が、日本にも確かにいるが、海外にはあまりに多すぎる。(Our journey) has not been the path for the fainthearted―心弱き者が寝そべりながら前に進める旅路など、これから先もあってはならない。




1月9日

そろそろ日本のアニメ企業はファンサブを本気で潰しにかかるべきだ

アニメ関連企業の事情はほとんど知らない私だが、上記の表題について思ったことを書かせていただいた。長文となってしまい、かつ見づらい部分も多いと思われるが、読者の皆様にご容赦いただけたならばこの上なく幸いである。

・認識の甘さ

日本人の海外版アニメ・マンガファンにとって必見の情報ブログ「ULTIMO SPALPEEN」にて、ここ数日の間にとても興味深い記事が断続的にアップされている。とはいっても、記事の内容はどちらかといえばネガティブなものだ。

まずはこの記事。後述の記事と公開日時が前後するが、話の流れ的にこちらを先に紹介する。

2008年、アメリカのアニメ・マンガファンは増えたのか減ったのか?(2009年01月05日)

主だったアニメ・コンベンション(イベント)のほとんどで一般参加者数は増えているという事実は明るいニュースのように見えるが、これに「アニメDVDの売上げは減りつづけている」という事実を加えると全く笑えなくなる。

「ファン増加」と「売上げ減少」という二つの矛盾した現象を両立させている原因は明白だ。それが次の記事。

「アニメをファンサブで違法視聴している、英語アニメブログの割合は」(2009年01月02日)

これは英語ブログ「The Anime Almanac」の記事「How the Japanese are Reclaiming the Internet」を紹介したもの。以下、最も印象に残った文章を抜粋する。

(アメリカで初公開となるアニメのプロモビデオに対する)観客のアニメファン達の、驚きも喜びもしない反応に、(角川エンターテインメントの)Tasaiさんは戸惑います。観客に尋ねてみると、とっくにダウンロードして見ている、と答えられ、Tasaiさんは失望を隠せませんでした。
パネルの後、(The Anime Almanacの)VonSchillingさんはTasaiさんにインタビューする機会を得て、そこで「どれくらいのファンが違法ダウンロードしてアニメを見ているんですか?1パーセント? 5パーセント?」という質問を向けられます。
VonSchillingさんの答えは、「少なくとも90パーセント」というもので、Tasaiさんは、信じられないという風に、息をのんだそうです。

心苦しいが、あえて失礼かつ厳しい表現を使わせていただく。なんとも、のんびりとしたことである。ビジネスにおいて最も重要な市場調査(特にネット上における)の意識が不足していたのではないかと疑わずにいられない。

私はこれまで権利者側が海外のファンサブに対して実質上全くアクションを起こさなかったのは「ファンサブを抑制するための必要経費がかかりすぎるから」だと思っていたが、単なる認識不足というのも大きな要因だったらしい。アニメ業界最大手の一角である角川ですらこうなのだから、他社やアニメーターの方々がもっている認識については推して知るべしだろう(例外は、ナベシンことワタナベシンイチ氏ぐらいしか思い当たらない)。

・「違法」を超えて「無法」

北米、いや、海外の(自称他称を問わず)アニメファンのほぼ全員がファンサブを利用しているというのは、少なくとも21世紀以降は公然の事実である。しかも、録画されたVHSテープを取り寄せて字幕を編集し、一部のマニアが細々と共有していた時代とは違う。今やファンサブは、日本で初めて放送されてから遅くとも1週間以内には外国語字幕つきで世界中へばらまかれているのだ。そして、ファンサブ等の違法配信がアニメ制作者にとって大きな害悪であることを知る知らないにかかわらず、ファンサブの配信や視聴に罪悪感をもつ人はほとんどいない。

実のところ、ここ最近の私は北米のアニメファンの大多数に対して失望しっぱなしである。その理由を細かく語ればきりがないが、要約するなら「みんなファンサブ反対活動に消極的」の一言で十分だろう。DVDを買わない連中は当然ファンサブにどっぷりだし、DVDを買う人たちは、DVD購入をファンサブ利用の免罪符にしたがっている(違法物の利用は違法行為の支援と同義であることを、彼らは理解していない)。アニメ・マンガを数多く取り上げる情報サイトの最大手Anime News Network(ANN)やmania.comでも、団体として違法配信反対の意をはっきりと表明したところを、これまで私は一度も目にしたことがない。それどころか、ANNでは違法配信動画を使って日本の新作アニメをレビューしているという有様だ(ウェブ魚拓)。

「日本と同時にアニメを配信しろ」という海外アニメファンの声は、表面上至極真っ当だ。だがこの要望にはほとんどの場合、「でなければずっとファンサブを配信・利用しつづけるぞ」という脅しにも似たメッセージが隠れている。最新アニメを見られないことによって生活や生命の安全性が脅かされるケースなどありえない以上、ファンサブ制作・配信・視聴は幼稚な利己的行為以外のなにものでもないのに、である。

信じがたいことだが、違法配信を利用していることをアニメ業界人たちの前でさえ臆面もなく白状できるようなアニメファンが、アメリカではあまりにも多い。それに加えて、アニメファンコミュニティーやアニメメディアがアニメファンの教育・啓蒙を初めからほぼ放棄しているという実情が、この事態をさらに絶望的と感じさせる。人々にモラルを説くことなど無意味だという諦めと、仮に北米アニメ業界が潰れたとしても自分たちはファンサブでアニメを見続けられるという安心感があるために、誰も全く動こうとしないのだ。

ファンサブ依存者を改心させることがほぼ不可能というのなら、ファンサブを減らす方法はひとつしかない。ファンサブ配信を力ずくで止めることだ。口や文章だけでいくら呼び掛けても意味はない。複数のファンサブ配信団体を処罰に至らしめ、ファンサブの配信がリスキーな行為であることを世界レベルで人々に意識させるくらいの実力行使は不可欠、というのが私の意見である。

ファンサブに対する実力行使は、主に北米企業よりも日本のアニメ業界が積極的に成すべきことである。理由は簡単。日本での放映時に最新作の版権を海外の企業が既に持っているというケースがほとんどないからである。

「ファンサブがなくなってもファンサブ視聴者はアニメ業界に貢献しない。だからファンサブ規制は意味のない行為だ」という間の抜けた主張も時折目にするが、新規アニメファンがファンサブに手を染める可能性を狭められるというだけで、ファンサブを駆逐する理由としては十分すぎる

また、ファンサブの代替物=字幕つき公式動画の世界同時配信を提供するだけでも不十分だ。公式に配信されたアニメの英語字幕がファンサブにそのまま流用された例がある。

>It didn't work for stopping fansubs. It actually made it easy, since they translated. The fansubs of Blassreiter and Druaga are beautiful 1280x720 video with AAC audio, WAY better than the streaming versions
(字幕つきアニメの公式配信)はファンサブをとめられなかったよ。むしろ楽にさせてる。(GONZOが)翻訳してくれたんだから。ブラスレイターやドルアーガのファンサブは映像も音も綺麗。(公式の)ストリーミング版よりずっといい

ANNフォーラム内の記事ウェブ魚拓)より、誤字修正のうえ引用、翻訳。情報元はこちらこちら(元記事である「GONZOがカワイソウすぎる件 - masa masa blog」はデッドリンク)]

1月8日(日本時間)から日本での放送から1時間後に有料配信、さらに1週間後に無料配信をすることになっている英語字幕つき「NARUTO疾風伝」に関しても、このような声がある。

>One week delay? Viz knows that the only way to kill fansubs is to release episodes before the fansubbers? If they don't what the point? People will continue downloading fansubs unless they release it within a day or two on Hulu or Naruto.com.
1週間遅れ?ファンサブなくすにはファンサブより早く(無料)配信するしかないってViz(北米版NARUTOの版元)はわかってんのか?わかってないんなら意味ないだろ。1日か2日でアップしてくれなきゃみんなファンサブ落としつづけるよ。

引用元
先述した「脅しに近いメッセージ」そのままである(投稿者はファン全般の思いを客観的に伝えただけかもしれないが)。たった1週間さえ待てない。中毒・洗脳・強迫観念の領域。これが、北米アニメ界の現実だ。

海外で公式配信させるまでの間ならファンサブを配信してもいいという主張も、考えが足りない。一度ファンサブをダウンロードして堪能しきった人が、後日ほかの配信にわざわざ手を出すだろうか。ファンサブ利用者に正規配信も必ず利用することを誓約させ、守らなかった場合は利用者から権利者へ違約金を支払わせる、とでもいうのなら話は別だが、そもそもそんな面倒くさいシステムがあったとしても誰も利用するはずがない。

違法配信の根絶が不可能なのは誰でも理解している。根絶するつもりで取り掛かっても一時的に数が減るだけかもしれない。しかし、あまりにも救いようがない今の北米アニメファン情勢を徐々にまともな状態に近づけていくことは、決して夢物語的な目標ではないはずだ。

大事なことなのであらためて言う。
新規アニメファンが違法物に手を出す可能性を少しでも減らすため、日本のアニメ業界は海外の違法行為の実情を正確に認識し、それに対して「言葉」だけではなく「行動」でもって敢然と立ち向かわなければならない。

・啓蒙活動

違法配信利用者に対しても、もう少し積極的に働きかける必要がある。「正規の手段でアニメを見るアニメ好きだけが真のアニメファンだ」というメッセージを、アニメコンベンション以外の場(ネット・雑誌・新聞etc.)でも、これまで以上にしっかりと広く発信すべきだ。これは、日本側のみならず世界中のアニメ業界で展開できる活動である(北米では既に展開しつつあるが)。

ファンサブの違法性を知らないまま今日に至った、ある意味「犠牲者」的なファンに対しては、「自分がされたくないことを他人にしてはいけない」といったレベルの話を交えながら、しっかりと説得するのがいいだろう。幸いネットを使ったアニメのネット配信は増えてきているので、作品によってはそちらに誘導することもできる。知っていてなお行動を改めない輩からの反発は放っておいて構わない。快楽のためにすすんで他人に迷惑をかけるような人種は、この場から一刻も早く立ち去っていただきたいものだ。

ファンサブを規制すれば、一時的に海外アニメファンの総数は減るかもしれない。しかし、ファンサブ利用者がアニメ業界の収益にほとんど貢献していないことを考えれば、彼らがアニメから離れてもアニメ業界の損失は極めて軽微と思われる。むしろ、アニメ制作者や声優たちに正しい形で敬意と感謝を伝えることのできる「真のアニメファン」を増やすための礎ができる、という側面を重視すべきだ。

今の北米アニメ界のような「無法地帯」では何をやっても期待した効果は上がらず、多くの海外アニメ企業でジリ貧の状態が続くだろう。やがて第2、第3のGeneon USA(2007年にアニメ販売事業から撤退)、もしくはもっとひどい結末を迎える企業が断続的に現れ、海外版(特に北米版)正規アニメの滅亡は現実の出来事になりかねない。今後もずっと北米アニメ界の健全性が回復(=収益の増大+違法配信の減少)しなければ、やがては日本以外の全地域がアニメ海賊王国になる、ということも覚悟しなければならないだろう。

必要な武器は、
「早期の公式ネット配信」
「DVD、Blu-ray、関連商品の販売戦略」
そして「ファンサブの抑制」。
どれが欠けても不十分である。

おそらく、この2年以内がラストチャンスだ。




1月8日

久しぶりにweb拍手を覗いてみたら2件ほどメッセージが届いていました。遅くなりましてすみませんでした。ありがとうございます。

>今エースコンバット5を英語音声・英語字幕でプレイ中ですー
>「そうだ、英語の勉強になるかも」と始めてみたものの、戦闘中に英語を聞き取る余裕なんかなかったw
>でもそちらのサイトの英語表現集のおかげでちょっと助かりました。サンクスです。
>ヒアリング練習用に音声を録音して、ニコ動とかにUPしたら需要あるだろうか…? メタルギアとか、英語の勉強に使えないかなーと前から思ってるんですけどね。
(1月3日)
ありがとうございます。
私も戦闘中に聞いたり読んだりする余裕はないです(笑)。プレイしながら日本語字幕版と英語字幕版をテープに録画して、後で見返していました。
ゲームの英語音声は、英語版アニメ吹き替えと同様に、基本的にはハッキリと発音されたセリフがほとんどです(無線通信の音声はさすがに聞き取りにくいですが)。ノーマルスピードの喋りに慣れるには格好の教材だと思います。

>講談社は欧州でも自社展開を行うつもりなのでしょうか。
Viz Mediaヨーロッパでさえも一応合弁で、しかも事業はライセンス管理のみで出版は現地の各社分散です。
日本直轄の現地法人からというのはかなり困難な道ではないでしょうか。
(1月8日)
講談社 Tokyopopドイツのライセンス契約打ち切りへ(アニメ!アニメ!)」のニュースには私も驚きました。もしこの影響で途中から翻訳家が変更なんてことになったら、翻訳家も読者も困るかもしれませんね。
講談社がヨーロッパで自社展開するとして、うまく商売できれば成功するでしょうが(当り前ですね)、どうすれば「うまい商売」ができるのか私には見当もつかないです。




1月5日

2008年を振り返って

一言で言うと、印象に残る出来事が色々ありました。特に下半期。

・上半期

まずは、「涼宮ハルヒの憂鬱」リリース決定のニュースがヨーロッパ諸国で続々発表されたというのが、うち的に大きな出来事でしたね。その後、ことし後半にかけてドイツ・フランス・ロシア・イタリアで続々発売されました。ロシア版以外は買うことができたので概ね満足です。スペイン語圏・ポルトガル語圏では未だに音沙汰なしですね……。

北米版グレンラガンの版権がADVからBandai Entertainentに移ったことも少なからず大きな出来事でした。この事件から、ADVにはガイナックス作品など大作アニメの版権を獲得する力がもはや残っていないことが見て取れます。ADVが経営規模を縮小させたのはこれで2度目です。個人的には、もう少し商売上手な方を経営陣のトップに据えるべきだと思うのですが。

今年上半期の重大事件として取り上げざるをえないのが秋葉原通り魔事件。地元の繁華街でもなく、人の多さでは随一であるはずの渋谷・新宿・池袋でもなく、よりによって秋葉原を意図的に選んだ犯人を私は決して許さない(※秋葉原以外の場所なら許せるという意味ではありません)し、秋葉原にいる不特定多数の人々を殺害対象に選ぶきっかけを作った原因も、同様に許さない。

・下半期

私のオタク人生の中でも一大イベントだったと言っていいでしょう。初のオフセ同人誌発行
北米版ハルヒガイドブック「涼宮ハルヒの侵略」は、今年の夏コミ・冬コミで70冊ほど売れました。まだ残っている在庫は、同人ショップに委託してみようかと思っています。

9月末発売のヤングキングアワーズにてヘルシング完結

10月は、学祭レベルを超越したクオリティと感動そしてサイン入りポスターをかけがえのない財産として得ることのできたモモーイ&シンタスの筑波大コンサート、そしてPSP購入。PSPは私にとってPS2以来のゲームハードであり、CD Walkman以来のミュージックプレイヤーなのでした。

11月にはマクロスF武道館コンサートに参加。当選倍率20倍(?)だったらしいことを後で聞いて驚愕。前月のポスター当選といい運が良すぎでした。コンサート自体も大満足。ただ、すぐに暗くなるピンクのサイリュームを1本しか持っていかなかったことは反省点。

12月、ジェフの奇跡的な残留。自分がひいきにしているチームが起こした、クラブ史のみならずJリーグ史にも大きく刻まれかねないくらいの奇跡。それにスタジアムで立ち会えたというのは何と幸せなことか。発足して15年ちょっとでしかないJリーグですが、歴史は着々と積み上げられています。ジェフ・ユナイテッドが来期にさらなる成長を遂げることを期待せずにはいられません。


こんな感じの2008年でした。
7月のOtakonに行けなかったことや15年使いつづけたビデオデッキが8月に引退を迎えたことは残念でしたが、10月からの幸運には自分でもビックリするほどで、それと夏コミのオフセ本頒布だけで十分マイナス要因の埋め合わせになったと感じられます。世の中では不景気と騒がれていますが、それを踏まえても個人的には充実した年でした。2009年もドル安・ユーロ安が続くのなら、また気合い入れて海外に行ってみるのもいいかな。海外に行きたいと思えるだけのビックイベントが起こりますように。






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