ひさびさの寝正月だー。だらけるぞー。



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1月31日


某騒ぎ。公式のコメントは出たけど、ありゃ何も発表してないのと同じ。なので私は静観モード続行。


1月にトップページで取りあげたニュースのまとめです。

08年冬新作でトップクラスの評判の「シゴフミ」「true tears」北米版がバンダイビジュアルUSAから発売
北米版アニメDVDの価格は1枚あたり4話収録+吹き替えありで$29.98が標準。たった2話収録、しかも吹き替えなしで40ドル(正確には$39.98)というバンダイビジュアルUSAの価格設定はさすがにない、と思います。段階的に価格を上げていってるのではなく、いきなりこの値段ですから無謀もいいところ。これで北米の消費者を納得させるには、その価格のうち何%がどの関係者(会社・声優陣など)に行き渡るのかを、アメリカ国内版DVDと比較しながら詳細に説明するしか方法がないのではないかと私は思います。
関連:ULTIMO SPALPEENより「北米版「true tears」「シゴフミ」DVDの発売戦略について」
(日本公式サイトをチェックして)なるほど、どちらも国内版は日本のバンダイビジュアルから出るんですね。道理で北米版ライセンス契約の締結が異様に早かったわけだ。

作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る (情報元:ゴルゴ31ほかたくさん)
YouTubeでエヴァンゲリオンを見て『エヴァを見た』と思うなよと言いたい。テレビのでっかい画面で見る描線の動きがYouTubeで分かるのか。日本はアニメ先進国だが、アニメや漫画を見る作法がなっていない!」
残念なことに世界中がそうです、むしろ日本は自制をきかせてる人がまだ多い方です、と島本さんにお伝えしたい。手遅れ(=日本アニメ・マンガ業界の崩壊)にならないうちに何とかしないといけませんね。
関連:尊敬と銭 (情報元:ゴルゴ31ほかたくさん)
モノをつくり、そのことを楽しむ、つくられたモノを楽しむ。そのことに「ありがとう」という思いと、尊敬が――リスペクトが――介在するからこそ、文化活動とそのコミュニケーションは支えられる。「いくばくかの代金」とともに。
違法配信動画に手を出しDVDを買う気のない人や吹き替えつき北米版DVD1枚30ドルで文句を言ってるような人は、作品に関わった人たちに対する「感謝」と「尊敬」の念を果たしてもっているのでしょうか。

カリフォルニアの避妊具メーカーが、「ふたりエッチ」を用いたキャンペーンを展開中(ULTIMO SPALPEENより)
英語版のタイトル「Manga Sutra」は「カーマ・スートラ」をもじったものですね(カーマ・スートラ Wikipedia)。英語版アニメとタイトルが変わってるのは子供や親が普通の恋愛ものマンガと勘違いしないようにするためでしょうか(笑)。
ちなみにフランス・イタリア・スペイン・ドイツでは既に20巻以上出てたりします。

・よつばと!西台湾
いろいろ寄り道してるうちに見つけたので、既出の分も含めてまとめてみました。

GONZO、メタルバンドDream Theaterのビデオクリップを作成
Dream Theaterのファンとして取りあげないわけにはいかない。YouTube
クリップ曲「Forsaken」は最新アルバム「Systematic Chaos」に収録。
余談ですが、Dream Theaterの2ndアルバム「Images and Words」は私が墓場まで持っていくCDオールタイムベスト1だったりします。

角川グループ、公式アニメ配信など、YouTube上で新規事業発表アニメ!アニメ!記事 (情報元:楽画喜堂ほか)
ぶっちゃけて言うと「公式MAD/AMV認可」「無加工本編動画(Raw)&ファンサブ等の排除」が、少なくともYouTube内では行われる可能性が高まったと。この事業が(ファンサブの巣窟になっている)BitTorrent方面にも広がり、悪質なアップロード主を逮捕などできれば、より影響は大きくなるでしょう。

・英語版マンガ「BLACK LAGOON」第1巻、08年8月発売予定情報元
ようやく発売決定きましたー!

Anime News NetworkがSOS団への独占インタビューを公開
時期的にはAnimeExpoでのコンサート終了翌日あたりだと思います。半年後であっても、こういった映像を見られるのはとても嬉しいです。

北米版ハルヒ第1巻が、Anime on DVDの年間ベストアニメにULTIMO SPALPEENより)
一般投票で選ばれた月間ベストアニメDVD12本から、さらに投票で年間ベストを選出。いろいろとポジティブな話題を呼んだハルヒ第1巻がみごと選ばれました。
ハルヒとヘルシングは、07年に発売された巻がすべて月間ベストに輝いています。でも、ハルヒと全く同じ販売月だった煽りをもろに食らってしまったブラクラのことも、どうか忘れないであげてください。
シュヴァリエの評価の高さは日本ではみられない現象で、これはこれでいいことではないかと。
(P.S. うちのハルヒレビュー紹介してくださってありがとうございます〜)

イタリア語版GUNSLINGER GIRL版権譲渡、D/VISUAL社から続刊
Shin Vision社からは2巻以降まったく発売される気配がなかったのですが、どうやら出版社がD/VISIONに移ったようです。1巻と2巻は1冊にまとめた形で既に発売中、第3巻も今月発売された模様です。アニメもEXA Cinemaに版権を移して発売予定。

"Answerman"Zac Bertschyさんインタビュー at ポッドキャストAnime TodayULTIMO SPALPEENより)
逐一調べたわけではありませんが、違法配信がここまで大きな問題になっているにもかかわらず、北米のメディア(?)側の人で違法配信とその利用に対し明確に「No」の意思を表しているのって、Zacさん以外に私は見聞きしたことがありません。そのZacさんですら、違法配信利用者の自発的な改善は絶望視しているというお寒い状況。公式ネット配信するにしろしないにしろ、技術が追いつきしだい違法配信が本格的に取り締まられるのは避けられない流れだと思いますが。

Black Lagoon第2期、カナダでテレビ放映
ジェネオンショックで発売が頓挫したブラクラ2期ですが、北米圏でテレビ放映されているということは、吹き替えは既に完成したということでしょうか?嬉しいニュースじゃないですか。あとは北米版DVDの発売を待つばかり。金輪際発売されないなんてことは絶対に起こらないと信じてます。

・台湾でTV放映されたハルヒで微エロシーンがカット、韓国ではノーカット (web拍手情報)
詳しくは日記で。

Newtype USA終了のお知らせANN記事
年間購読を始めて3〜4ヶ月しかたってないオレ涙目。
年間購読が残ってる人には、残りに応じた分だけ新創刊誌を発送してくれるとのこと。例えば、年間購読が半年分残ってる人には1年分新創刊誌を届けてくれるみたいです。雑誌名は「PiQ」。聞いたことない名前なので、おそらくオリジナルの雑誌でしょう。
「北米版Newtypeはこれで途絶えてしまうのか」という点も気になります。ほかの出版社が引き継いでくれるなら(年間購読の契約は引き継がれないにしても)それはそれでいいんですが。

「涼宮ハルヒの憂鬱」韓国アニマックスで放送決定 (web拍手より)
韓国アニマックスの情報ページはこちら。ハングルを読めない方はエキサイト翻訳を活用するといいでしょう。

北米版SHUFFLE!トレイラー・第1話・第2話吹き替え版公開
公式サイト(↑のリンク先)から見られるはずなのですが、なぜか見られない場合が多いです。キャストはAoDフォーラム参照。ほほう、楓役は萌えボイスに強いCarrie Savageさんか。


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ラノベの英語版第2巻を読了。読みやすさは1巻と変わらず。

こういった本の描写のすべてを辞書を使わず一瞬で理解できるようになって、ようやく半人前になるかならないかといったところなんだろうな。




1月30日


海の向こうで起こってる騒ぎというか疑惑については、公式発表が出るまで静観していようかと。


前も少しだけネタにした「北米版らき☆すた英語吹き替えの注目点」(暫定)フルバージョンが出来上がったのでアップしてみます。

基本的に、

・日本人向けあるいはオタク向けのネタ
・直訳すると全く意味が通じなくなってしまう言葉やネタ
・注釈が必要になりそうなマイナーなネタ
・モノマネなど、オマージュの要素が非常に強いネタ


を中心にピックアップ。ただし、北米版DVDで吹き替えが収録されているために翻訳を工夫する必要が少なそうなネタはいくつか省いています。

こういうネタの部分で英語版の声優(あるいは吹き替え脚本家や音響監督)がどう対処するのかと考えるだけでも、ちょっとわくわくしてくるものがあります。


緑色:直訳では意味が通じないもの
桃色:極端に日本人(オタク)向けと思われるセリフやネタ(ローカルネタへの改変もありかも)
紫色:その他、台本や演技のセンスが問われると思われる部分


第1話
「さあ、はじまるザマスよ」「いくでガンス」「フンガー」
「もってけ!セーラーふく」の字幕(どうすんだろこれ…)
「あたしはバカだからインフルエンザとか心配ないけどね」(「馬鹿は風邪ひかない」という迷信)
「春眠暁がどうの…」(元ネタとなっている漢詩の英訳があるのかどうか)

第2話
ゴールデンウィーク(これは解説が必要ではないかと)
「赤い洗面器」ネタ
五月病
「ドリルは男のロマン」
「ドラマCDとアニメでキャストが違う」ネタ
「一粒で二度おいしい」(英語で似た表現ってあるのかな?)
ラノベ(英訳されたラノベもあるにはありますが…)

第3話
マナカナの話(アメリカで有名な双子タレントがいれば…)
>吹き替えネタで双子の有名人といえば、オールセン姉妹はどうですか?フルハウスのミッシェル役でした(web拍手)
おお、その手がありましたか!ネタとして使われるかどうか楽しみですね)
「卵」とか「そーせーじ」とか話してたらお腹すいたね
結婚式と「てんとう虫のサンバ」
「やけくそ守り」(「厄除け守り」の言い間違い)

第4話
しんのすけの声真似
「どこの毛?」「ヨーグルトですか?」
「祭りか……、何もかもみな懐かしい……」(このセリフの英語版が果たしてあるのかどうか)
「体重が あっという間に また増えた」「それ何て川柳?」

第5話
こなたのネトゲ語り
バルサミコ酢ネタ

第6話
「よっこいしょういち」
空気イス(外国にそんな概念あるのかすらわからん)
「こなたカンゲキ」
「ん〜マンダム」
「佐清デス」「犬神家!」
「つかさです… つかさです…」

第7話
「マリみて」(「マリみて」の英語版タイトルはまだ存在していないはず)
「コロネ体型」「ごろ寝体型」
「私のメアドはローマ字で……」

第8話
「パン食い競走」「借り物競走」
「若さゆえの過ち」「坊やなんですね!」(ファーストガンダムの名台詞)
「女の子はエレガントに」(キディグレイド)
「さすがかがみん、砂にまでつっこむか」
「水兵リーベ僕の船」(外国でも元素記号の暗記法ってあるのかな?)
「フラグ立った」
みゆきの「超弩級」に関する蘊蓄(「超弩級」を日本語のままにするか英語に変換するかの選択)

第9話
いくら、かっぱ巻き、がり(これはさすがに注釈が必要か?)
「バイキング、それは女の欲望番外地」
「ふんどし締め直して」

第10話
「おねえさんびっくりだ」
「どんだけ〜」
「あえて断言しよう〜立てよ国民!」(白石の演説、元ネタはもちろんギレンの演説)

第11話
腹時計
上り・下り(列車)/上り民・下り民
静電気ネタでの「オウ!」^3 「ノー!」「イエス」

第12話
「Sは新刊、Kは既刊」
「実弾」(現金のこと)
「ぬるぬる団長さん」「いけない艦長さん」
残り物には福がある
「なにか……武器はないのか?」(ファーストガンダム第1話、アムロのセリフ)
大佐殿
イカが美味い(つかさ「いかが」、客「うー」、つかさ「まい」)Syu's quiz blog内「まだ、その域に達していない 『らき☆すた』ファンサイト」より引用)
テレビ番組内でのルー大柴っぽい喋り
お年玉、ぽち袋
「この海は……地獄だ!」(元ネタ:ガンダム0083らしい)
「火星に代わってお説教よ!」(元ネタ:セーラームーン?)
「断トツ」に関する蘊蓄

第13話
羽根突き、百人一首、凧揚げ、福笑い
「ちはやぶる〜」(百人一首)
お餅、お雑煮、お汁粉、きな粉餅、おせち
「おもちうにょーん」
「うぐぅ」(Kanon第1巻は北米でも発売済み)
一富士、二鷹、三茄子、四扇、五多波姑、六座頭」
「地位」「チーズケーキ?」七五三
あけおめ、ことよろ(英語ではさすがにそういう略はない気がする)
「うp」
「お〜、凄いラッピング〜〜〜が制服〜」(「まだ、その域に達していない」より)
「いま、俺の中の全米が拍手喝采している!」(映画の売り文句「全米が泣いた」の発展形)
アニメイトの店員&次回予告のキャスティング

第14話
「何が全国制覇だ!」(元ネタ:スラムダンク)
「いらっしゃーい」(桂三枝っぽく)
「運動神経いい」「運動神経ってどこの神経?」

第15話
3年B組黒井先生
クイズ番組(「行く」の謙譲語、海に面していない県)
マジで恋する5秒前、MK5!
白石みのるのガンダムパロ(東方不敗、クワトロ)

第16話
バフンウニ
あやの「味吉少年ほどじゃないけどね」
若本のマネ(テレビのナレーター)
「日曜夜6時半にテレビからお茶の間に向かって楽しげに語りかける人みたいな感じで」
「ジャーンケーンポン!うふふ」(サザエさんネタ)

第17話
ヤルッツェブラッキン!

第18話
「みゆきさんは何と言ってもウシでしょ!」
「まだその域に達していないので」
「メールでやりとりすると、なんか丁寧語になっちゃわない?」
「年上だとわかったとたん敬語に直るから〜」
腐女子
3秒ルール

第19話
「ちんちん」(口の動きもあるのでよけい英語化しづらいかも)
「いいもの」「壷」(ファーストガンダム)
「修正してやる!」(ガンダム)
「台風一家」(「台風一過」のまちがい)
クールビズ(海外では流行ったんだろうか)

第20話
「大人買い」「やってることは子供」
「お前はすでに死んでいる」
「まさにスイーツのハレ晴レダンスや〜!」
「東大入試のマンガ」ネタ
「みなみ(ちゃん)」と「岩崎さん」の違い
「なんじゃこりゃあ〜」
「かいーの」

第21話
「なんだ、やっさいもっさいかぁ」(ていうか意味を教えてほしい)
「奈良ならでは」
「三年坂が残念坂に…」
「オタクのマロンがわかってないねぇ」(これはそのまま"marron"でいけそう)
「今週のマッガーレ」(英語版ハルヒでは「マッガーレ」が吹き替えられていない)
「ラーメンセット!」

第22話
「ぴったん、らんら、もじぴったん♪」(これは翻訳せずそのまま歌っても面白いかも)
「ほーら、○ッキー、ポッ○ー」
「ヨーグルトをかき混ぜて『パン工場〜』」
「死語が多いって言われるよ、でもそんなの関係ねぇ」

第23話
「萌えた」(「萌え」は英語になってるけど「萌える」はどう訳す?)
「積みゲー」(外国のゲーマーは「積みゲー」ってするのか?)
絶対領域、ツンデレ、ツインテール
絶対領域
「おーっす」「めーす」
「このジャケを見た時から、どうも他人のような気がしなくて」(注:北米版「ギャラクシーエンジェる〜ん」に英語音声はありません)

第24話
「生あーや」
「いかほど」
Sプレイ、Mプレイ


余談ですが、全24話見返していちばんきつかったのが「らっきー☆ちゃんねる」。ラジオ版「らっきー☆ちゃんねる」を聴いてるうちに忘れかけていたんですが、テレビ版あきら様の言動が腹立たしいったらなくて^^;。

まあそんなわけで、まだ第1巻の発売日が決まってもいない北米版「らき☆すた」ですが、ハルヒに続いてのgood jobを楽しみに待っています。




1月25日

本国内でBD版アニメがすぐに発売されない理由を考えてみた。

つい先日、新劇場版エヴァ序のDVD発売が発表されました。しかし、それと同時に「Blu-Ray(BD)版は今のところ発売予定なし」というアナウンスもあったようです。エヴァ序の映像はそれはもう度肝を抜くほどのハイクオリティだったらしく、「家庭でもスクリーンで見たそのままの映像美を堪能したかったのに…」と落胆したファンは少なくなかったようです。

ではなぜBD版の発売がDVD版よりも遅れることになったのか、そしてどれくらいの遅れになるのか?基本的にアニメ業界事情についてはネット等を通じた又聞きでしか知らない程度の素人こと私が思いついたことを、ここに書き連ねてみようと思います。

以下長々と続きますので、結論を先に書いておきます。

結論:
「北米版DVD発売の可能性が高い作品に関しては、北米版DVD発売あるいは完結後半年〜1年以内にBD版が出る可能性が高い。つまりエヴァ序BD版の場合、最短で08年末ごろと予想できるが、最悪の場合は新劇場版完結編上映から約2年後にBD-BOXとしての発売となるだろう」


映像作品をBlu-Rayというメディアで発売する場合、特に『その作品が海外でもある程度売れると予想される場合』、絶対に念頭に入れなければならないのが、まったく同じリージョンコードである北米地域(+中国・モンゴルを除いた東アジア・中南米)と日本との『相場の違い』です。

いくつかのニュースサイトで最近何度か関連ニュースが取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、北米版アニメDVDの価格は日本に比べると破格と言っていいほどの安さです。廉価版ボックスセットにいたっては、利益を得る気があるとは到底思えないほどの値段になります。このことをまず念頭に入れておいてください。

仮に日本国内版としてDVDとBDが同時発売された場合、必然的に北米版のDVDとBDが後発する形になります。今だとそのタイムラグは1年程度が一般的となってきていますが、問題は時間ではなく値段です。北米で販売されるDVD(1枚分)の定価は$19.98〜$29.98が一般的。もっと安い実売価格で販売している店もあるので、それに送料を足しても日本で定価で買うより安くなります。おそらくBD版でも同程度の価格帯になると予想されます。DVDの場合はリージョンコードの違いという壁があったのですが、BD版にはそれがありません。となると日本の消費者はどうするか。北米版の存在とその安さを知ったら、北米版BDの発売を待ちますよね。同じ製品なら安いほうを買いたいと思うのは当然の心理です。そしてそうなれば日本版BDは間違いなく売れなくなり、国内のアニメ業界が大打撃を受けるであろうことは想像に難くありません。

そうなるとどうしても別の販売戦略が必要になってきますが、ここでもうひとつの注目事項をとりあげます。うたわれるもの」のBD-BOX版です。

電脳御殿さんや楽画喜堂さんなどで紹介されているとおりBD版うたわれの画質はものすごいことになっているようですが、このBD版うたわれに「英語吹き替えトラックが同時収録されている」ことはあまり話題になっていないようです。いちおうアクアプラスフェスタでも紹介されていたので認知はされてると思いますけど(英語版エルルゥの声が柚姉はお気に召さなかった模様ですが、これは柚姉のキャラクターに対する思い入れとこだわりの強さゆえと捉えておきましょう)。

で、この「うたわれ」の場合、まず日本で2006年4月〜9月にかけて放送され、DVDが06年8月から毎月発売、翌年07年1月〜9月に北米版DVDが英語吹き替え入りで発売、そして英語吹き替え入りBD-BOX発売(08年1月23日)に至ります。

現在、BD版の発売が待ち望まれている作品は増加の一途ですが、それらの作品のBD版も上に記した「うたわれるもの」の発売順に倣うのではないか、というのが私の推論です。つまり、BD版の発売は北米版DVDの発売後=英語吹き替えが完成した後になると考えているわけです。

もちろんこの論には穴というか議論の余地のある部分、問題点もあります。

最大の問題は「価格」。うたわれBD-BOXのあの値段、あれに手を出す外国人はまずいません。だからといって、北米版として20ドルの劇場版アニメBDや26話入り50ドルのBD-BOXをいま販売すれば、国内市場は即座に壊滅、すなわち日本アニメの(少なくとも一時代の)終焉です。(…は大げさかなぁ。でもDVDからBDへ主役が移ったときが大変になるかも←追記)

かねてからあちこちで言われている「国内アニメの価格問題」は、その価格にせざるを得ない原因およびアニメーターが妥当な収入を得られていないという問題も含めて、そろそろ是正を始めるべき時が来ているという気がします。しかしながら北米版ディスクの低価格ぶりは、洋の東西を問わず作品に携わった人たちの労苦を踏みにじるかのごとき法外さです。単純に価格についてだけ考えれば現在の日本アニメ相場と現在の北米アニメ相場の中間の価格帯が理想的でしょうが、値段をいじるだけですべてが解決するわけではないでしょうし、値段を変えることで発生するかもしれない問題を予測し防ぐ手立ても考えなければいけません。

一方、「北米版の発売予定がない作品は半永久的にBD版が出ないのか」という懸念もあります。最近では日本でのテレビ放送開始後1年以内に北米版が発売されるケースが増えてきていますが、「マリア様がみてる」のように未だに北米版DVDの発表すらされていない作品もあります。しかし待つといっても限度があるでしょうから、北米への市場展開が望めない、あるいは最初から北米進出を想定していない作品は早めにBD化されるかもしれません。そのときはそのBDは日本語音声のみになるでしょうが。

それと「じゃあ北米版BDの発売はどうすんの?」という問題。どうすんでしょうねぇ。日→米の輸送料分を割り引いたとしてもせいぜい1000円引きがいいところでしょ?それでは海外のアニオタはほとんど誰も買いません。買いませんが、別にそれでもいいんじゃないかと思っています私は。なぜなら、海外、特に北米のアニオタのほとんどは画質なんてあまり気にしないライトなオーディエンスだからです。30分で数百MB程度の圧縮映像ファイルでも十分喜べてしまう。極端な話YouTube画質でもタダならOK。DVDなんて高くて場所をとるものをわざわざ買うより、低画質で安い(あるいは無料の)ものを簡単にゲットして鑑賞…というより「消費」する。それこそジャンクフードを食うのと同じ感覚で。そういう人たちがBDに食指を動かすかというと、おそらくNOでしょう。1枚$9.98とかでもない限りは。なので、いま急いで北米アニメ市場にBD版を持ち込もうとはせず、まずはファンサブ・違法配信を潰して、アニメ視聴者層の成熟と再生を促してからでも遅くはないと思います。

「だったらどのみち英語トラックなんていらないじゃん」という声もあるでしょう。しかし英語トラック収録の裏には、たとえ高くても究極の映像美に酔いしれたいというごくごくわずかなアメリカン猛者の存在を無視したくないとか、英語版の声優や吹き替え制作スタッフ、ひいては北米の販売会社に少しでも利益を還元したいという意図もあるのかもしれません。もしそうなら、私は英語トラックつき日本版BDをお金のある限り買いたいです。まだ再生環境ないけど!


と、若干深刻な話題になってしまいましたが、ここでBD版が早めに出そうな作品はほかにどんなものがあるのか考えてみましょう。といっても、そんなに難しくはありません。要は「既に北米版が発売されている作品、北米版の発売日が決定している作品」を調べればいいのです。

例えば、京アニ版Kanon。日本版と同じく元旦に第1巻が発売された北米版は、08年6月に最終巻発売予定。となると、うまくいけば08年中にBD版が出るかも?
それからグレンラガン。北米版第1巻が2月に発売されます。これも08年末あたりにBD化されることが期待できます。
ハルヒのBD版はどうなんでしょう。第1期の北米版は全部出ていますけど、たった14話分ですからねえ。第2期を待ってまとめてBOXセットにする可能性も否定できません。
あと美しい映像で評判の作品といったら新海作品。「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」は英語版が既に発売中。「秒速5センチメートル」も今年3月に発売されますので、どれも時間の問題でしょう。

逆にBD版の目処が立ちそうにないのはジェネオンの新作全般。ジェネオンUSAが販売業から撤退したために、07年11月以降発売予定だった新作がすべて宙に浮いています(ローゼン2期など)。発売もされないし廃盤にもならないという半端ここに極まるな状態なので、BDに英語トラックを入れるかどうかの決定もできないのではないかと思われます。


以上、素人なりに思いついたことを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。日本国内の消費者を重視しつつ、海外(北米)の市場も全く無視するわけにはいかないというのがBD版アニメ販売戦略の辛さ。日本のファンが満足し、さらに外国のアニメファンもある程度食い付いてくれるような未来になってほしいですね。


なーんてこと書いてたら、ガンダムOOが速攻でBD化ですってよ。そういうことですので、これまでの私の話はネタの範囲内でお読みくださいませ。




1月24日

のうトップページでお伝えした「イタリア語版ガンスリ版権譲渡」に関してweb拍手にて詳報をいただきました。ありがとうございます。

>Shin Vision社は昨年、EXA Cinema社にアニメ作品の権利を譲って解散した模様です。
>公式サイトも2008年1月以降は消滅していますし。 >Shin Vision社もD/VISUAL社も創業者同士20年以上付き合いのある方ですから、
>円満な解決といえるでしょう。
>Shin Vision社のフランチェスコ・ディサンゾ氏とd/visual社のフェデリコ・コルピ氏
>(ご本人は日本ではコルピ・フェデリコと名乗っておられますが、原標記を優先しました)
>は、80年代からアニメ情報誌の作成にかかわり、90年代には永井豪氏のダイナミック企画へ入社し
>イタリア語翻訳や販売交渉などを行っていました。
>その後、コルピ氏は日本にディー・ワールド社、ディサンゾ氏はイタリアにdynamic Italia社を

本当に詳しい情報をありがとうございました。素人にはここまでの情報収集はムリだ…orz

アニメ版ガンスリ(第1期)の販売元がわかったという意味でもたいへんありがたい投稿でした。発売日は未定であるものの、アニメ版はEXA Cinemaから発売されるようです

ガンスリからは話が逸れますが、イタリアって他の国に比べて70〜80年代の作品、とりわけロボットものが多く発売されている気がします。今のイタリアの子供も、そんな昔ならではの良さを持っているアニメを見て育っているということなんでしょうか。




1月19日

たしは未だにmixiに入ってないのですが、

Youtube 「Star Wars 『mixi中毒なルークとベイダー』(吹替) 」
ニコ動

……mixiってこんな恐ろしいところなんですか?(笑)




1月16日

れは。

ほほう、ミクが歌う浪花のラブソングですか。
面白い試みだと思ったので聴いてみますよ。






ぽた。






あれ?






ボーカロイドの歌でここまで「きた」のは、これが初めてです。脳味噌がクラクラきてしばらく何もする気が起きなかったくらい。大阪弁の歌詞というのが大きかったのかも。

そう、実は私、関西弁属性をもってます。普通の会話では別に何とも思わないんですが、言葉に一定以上の感情が乗っかるとクリティカルヒットになります。PS版TH1委員長の「好き」を仮にリアルで言われたら押し倒し確定ですし、TV版AIR12話後半では晴子さんの一言一言に胸が潰れる思いがしました。なのはA'sのベストエピソードは問答無用で11話。そんな具合です。ちなみにイントネーションが変な偽関西弁は大却下。




1月14日

は、今日の高校サッカー決勝を見に行こうか迷っていたのですが、昨日のあまりの寒さに参ってしまい、おとなしくTV観戦。

結果は千葉県代表の流経大柏の優勝。しかしあそこまで点差が出るとは。そして10番大前の決定力はすごい。




1月10日

湾でハルヒの放送がスタートしたそうですが、それに関してweb拍手で情報をいただきました。

>アニマックス台湾での第1、2話はレイティングが下から2番目の「保護級」
>(6〜12歳未満は保護者の指導が必要)となりましたが、ハルヒがみくるの胸を触るシーンは
>カットされました。「15歳以上お勧め」のアニマックス韓国ではどうなるでしょうか。

エロいシーンカットきたー!
ということは、次回のコンピ研部長のシーンも一部カットということになるんでしょうね。長門串刺しのシーンみたいなグロめのシーンがどうなるのかも気になるところです。

韓国での放送でも、適宜カットなどの処理がなされる可能性はあると思います。
10年以上前の話ですが、何の拍子か東海道線(米原〜京都間)の車中で韓国の方と雑談を交わしたことがありまして。そのときに、韓国で出版されている「シティハンター」では「もっこり」が黒く塗りつぶされているという話を聞いたんですよ。「日本って思ったより「自由」だったんだなぁ」とそのとき初めて思ったものです。
韓国でハルヒが放送されるのは明日から。今でも当時と同じくらいの規制があるのなら、微エロなシーンはカットされるかもしれませんね。

(追記)
続報が来ました。韓国ではノーカットで放送されたそうです。

(さらに追記)
>台湾でのコンピ研部長のシーンもやはりカットされました。胸を触る行為はダメということのようです。(1月13日web拍手)
やはりでしたね。既に全巻発売中である台湾版DVDはどうなのでしょう。DVDはさすがにノーカットだと思うのですが。

(追記3)
>日記の話ですが、台湾版のDVDを持ってますが、日本のDVD版と同じで字幕が付いてるだけです。(1月14日web拍手)
>たびたび申し訳ありません。ハルヒのみくる耳噛みシーンもカットです。
>性的な身体接触がダメというのは、台湾の某バラエティ番組で揶揄的に取り上げられた騒動の
>後遺症なのではないかとも思えるのですが。
(1月15日web拍手)
そういえばそんな話もありましたね>台湾バラエティ
どんないいかげんな情報でも絶大な影響力をもってしまうというテレビ事情は、どこの国でも同じなのでしょうか。
海外のテレビ放送って日本ではまず見られませんから、貴重な情報としてありがたく受け取らせていただいてます。
台湾版DVDについては後日YesAsiaの商品欄で調べてみたのですが、確かに日本語音声と中国語字幕だけのようですね。ということは、中国語吹き替えは今回のテレビ放映が初公開?

(追記4)
>中国語吹替えは、台湾では今回のアニマックスが初めてです。
>ただし、2007年9〜10月にシンガポールのケーブルテレビ「Starhub」の
>チャンネル56「E City」で放送された時に、中国語(マンダリン)吹替えがあったそうです。
>このチャンネルは「24-hour Chinese entertainment channel」と
>謳っていますので間違いないと思われます。
(1月18日web拍手)
字幕のみのDVDが発売された後にテレビで吹き替えがついた台湾版といいシンガポールの件といい、あまり聞いたことのないケースですね。
無関係なネタですが、北米版エマが英語字幕のみで発売されたことを思い出し、何らかの形(例えば日本版BD-BOXとか)で英語吹き替えがついたりしないかなーなんて思ったりもしました。




1月9日

ないだTM NETWORKの話をしたのがきっかけで、自分が邦楽にいちばんはまっていた時期を思い出してしまってさあ大変。当時かなり気に入ってた変わり種の音楽番組「eZ」の動画とかないかなーなどと思いながらニコ動&Youtubeで検索してると、まあeZの動画も見つかったんですが、また初音ミク関連ですごいのを見つけました

ミクボイスがこんなにもこの人の歌にはまるとは思ってませんでした。リアルで人間が歌ってるんじゃないかとさえ思えてくる箇所もあります。

興味をもたれた方は、オリジナルである遊佐未森の歌をぜひ聴いてみてください。本当に良い歌い手ですよ。

「君のてのひらから」が収録されてるアルバムはこちら。

桃と耳〜遊佐未森ベストソングス
92年までの曲を集めたベストアルバム。名曲をひととおり聴いてみたいという方におすすめ。

HOPE
90年に発売された4枚目のアルバム。こちらももちろんおすすめ。


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コ動からもうひとつネタを。こんどはゲームネタ。

動画本編でも触れられていますが、ソフトの売上本数が尺度になってますのでご注意。

まさに諸行無常。




1月8日


どなたか、「パソコンのDVDドライブに入れれば見られるかもしれません」とお伝えください。

どんな環境でも可能かどうかはわかりませんが、うちのPCではヨーロッパのリージョン2DVDを見ることができます。もちろん機械には何も細工をしていません。




1月7日

ルヒの海外事情についてweb拍手をいただきました。ありがとうございます。

>台湾に続いてアニマックス韓国で1/11(金)からハルヒが放送予定。時間は夜22時と午前1時です。

というわけで、「涼宮ハルヒの憂鬱」が韓国のアニマックスで放送されることになりました。私はハングルは全くといっていいほど分からないのでAltaVistaでKorean to English翻訳をかけてみたらまったく意味不明なことに(笑)。次に試してみたexciteの韓国語ウェブページ翻訳ではちゃんと意味の通る日本語文章に変換されていてかなりいい感じっぽいです。

これでアジア圏(日本除く)でハルヒがテレビ放映された国はマレーシア、シンガポール、台湾につづき4ヶ国となったわけですが、興味を引かれるのは台湾と韓国でのハルヒ放映権をもっているアニマックス。アニマックスのチャンネルがある国は、東アジアだけでなくインド・ヨーロッパ・中南米にまで広がっており、そこでは必ずいくつかの日本アニメが放映されています(参考: アニマックス - Wikipedia)。もしかすると、アニマックスつながりでハルヒのテレビ放映が世界各国で始まっていく可能性もあるのかもしれませんね。


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は、88年ごろから94年(ラストライブの年)まで割と熱心にTM NETWORKのファンやってました。当時はCD発売日にはCDショップまで自転車をとばしてたもんです。私が最ものめり込んでいた邦楽アーティストはいまでもTMです。

なんでいきなりこんなこと書き始めたかというと、しくへっどさんの書き込みに触発されたからです。なんたってTMは我が青春の一部ですから。

一番好きな曲は月並みながらGet Wild。GET WILD '89も好きですが、TMにはまるきっかけとなった曲ということでやはりオリジナルを選ばずにいられません。アルバムだったらCAROLでしょうか。初回盤、いまでも大事に持ってます。ハードカバーの小説も買いました。

楽曲にその時その時の流行の最先端を取り入れていたこともあるのかもしれませんが、いま聴くと「時代を感じる」曲がほとんどです。「時代を感じる」がいい意味か悪い意味かは曲によりけり。99年あたりからTM NETWORKは復活してるんですが、個人的にはそれ以前(つまり「94年以前」)がおすすめです。

あと、TMの曲は90年前後あたりのライブでしばしばオリジナルに大胆なアレンジ(いわゆるMEGA MIX)が施されていたこともつけ加えておきます。いいオリジナル曲にはオリジナルなりの良さがあるのですが、ライブリミックスその具体例といえるのがこちら(先にオリジナル曲を聴いておくといいでしょう)。


NERVOUS


TMnetwork - Beyond the Time Kiss you mix
(本当は続けてKiss Youを演奏していたが、この動画ではカットされている)

いずれもテレビ番組で放送されたスタジオライブですが、コンサート会場でも大体こんな感じのリミックスになっていました。当時のTMのファンである自分としては、こういうのを聴くと今でも心臓が高鳴ります。自分の気持ちを一瞬でライブモードに切り替えさせてくれるというか。とにかくたまらん。



最後に、ニコ動でいろいろ探しているときに見つけてしまったもの。



※↑上級者向け動画です※
元ネタを知らないと動画の持ち味は半分未満に減少しますが、元ネタを知っている人にとってはけっこう衝撃的(笑)な内容となっています。見る場合はそれなりに覚悟をきめてから見ることをおすすめします。
しかしこんな手間かかるものをよくここまでの完成度に仕上げたもんだなぁ……(笑)。




1月5日

web拍手メッセージ1月4日分です。

>ハルヒも売れないという意見もかつてはありました
>"AskJohnふぁんくらぶ ハルヒ"で検索してみてください

これのことですね。

『涼宮ハルヒの憂鬱』がUS発売されないのはバニーガールの格好が出てくるからですか英語の元記事

この記事の終わりの方に次のように書いてあります。

『涼宮ハルヒの憂鬱』はわが国でも重度のANIMEファン層には大きな期待を寄せられているのですが、権利を買い入れるとなると高くつくのは必至です。実際に発売されても大売れする見込みはあまりない作品でもあります。この番組は明確にOTAKU向けですし、この癖の強い物語世界とユーモア感覚はANIMEファンでない米国人の大半には理解されないで終わると思います。
これはまあ、ライセンス取得前の予測としては至極真っ当なものといえるでしょう。ハルヒという作品の中にアメリカで売れるような要素が少ない以上、「いい作品かもしれないけどアメリカでのヒットは期待できない」というのは自然な考え。その予測が当たるような未来も十分あり得ました。

にもかかわらず、ハルヒはどうやらアメリカでもヒットしたようです(どれくらいヒットしたのかが具体的に分からないのが歯がゆいですが)。ハレ晴レダンスによって日本でのハルヒ人気が海外に伝播したことと、公式サイト開設イベントをはじめBandai Entertainmentが積極的にプロモーションを展開したことが売上に貢献したのは間違いないでしょう。




1月3日

りがたいことに元旦から海外アニメ関連の情報を紹介してくれているULTIMO SPALPEENさんより、気になったネタを紹介していきます。

日本語版で同じ声優さんが演じているキャラは、英語版でも同じ人が吹替えるんですか(1月1日)

日本語吹き替えを同じ日本人声優に演じさせることは可能でも、英語吹き替えを同じ声優に演じさせることは、やはり基本的に不可能なんですよね。コストの問題もありますが、収録のたびに声優に数千kmの移動を強いるわけにもいかないという側面もあるでしょうね。あるキャラクターに特定の声優をあてたい場合には必然的に収録スタジオが限定されるでしょう。

それから、「もうひとつの大きな理由」の中に書かれている

なまじオリジナルの演技を知ってしまうと、それを意識し過ぎて単なる物真似になってしまい、自然な、あるいはディレクターが望む演技が出来なくなる

については、まったく同意です。大事なのは声色そのものではなく、声(演技)が表現しようとしているキャラクターの心情。いくら声色が似ていても、視聴者にキャラクターの心情が正しく解釈されなければその演技は失敗だと言わざるを得ません。例えば英語版「涼宮ハルヒの憂鬱」でハルヒとキョンの演技が、日本の声優と異なる声色であるにもかかわらずアメリカでも日本でも高い評価を得ていますが、これは吹き替え声優の演技が高いからにほかならないと思っています。

Vicさんといえば、一昨年あたりにAnime on DVDのインタビューでこの話題に関して「同じ感情を表現するのに英語と日本語で同じ演技になるとは限らない」という話をしていたように記憶しています。


北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(12月下旬編)(1月2日)

まずベスト英語吹替賞の「BECK」について。元記事によると、「セリフの演技力も歌唱力(ラップ含む)も持っている声優を探し出し、音楽も完璧に録り直すという離れ業をやってのけた」ことが受賞理由だそうです。日本では、特に音楽を扱ったアニメの場合、歌や演奏のパートではCDをそのまま流すケースが多いように思います。英語吹き替えでも日本語版の音声をそのまま使うことはできたはずですが、わざわざ英語版の声優に歌ってもらうこだわりを選びここまでの評価を得たというのは素晴らしいことだと思います。

それから、「アメリカでは『らき☆すた』みたいな美少女=萌え作品はきっと売れない」というFunimationのえらい人の発言にはある程度同意せざるをえません。アメリカでウケる作品は基本的に「人間や人間的な生命体が己の肉体または武器・銃器を駆使してバトルする」類のものなので、そういった要素の出る幕がほとんどない萌え要素重視の作品は確かに売れにくいでしょう。しかし、日本でも萌え要素だけのアニメはそんなに売れてないはずです。ネットなどで話題になっている作品の多くは、萌え要素に加えて何か決定的な訴求要素をもっています。京アニのギャルゲ原作アニメが北米でもそれなりに売れているっぽいのは、萌え要素以外の「何か」がファンに期待されているからでしょう。萌え4コマが原作の「らき☆すた」は、果たしてどうなるでしょうか。売り方次第だとも思いますが。

ネタの翻訳の壁」は私も気になっているポイントです。「吹き替えでは絶対に直訳不可能」な箇所は多分10や20ではきかないのではないかと思います。直訳できるにしても、例えば「パン工場」とか通じるのだろうかと。


そういえば、サイト名の「ULTIMO SPALPEEN」について。単語の意味までは分かったのですが(アイルランド語だそうですね)、その二つの単語をつなぎ合わせてどういう意味になるのかまではわかりませんでした。




1月1日


あぶなっ、もう少しで先月の日記を消すところだった…。


けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

ネット巡回して同人誌読んで天皇杯見て寝る。
こんなゆったりとした正月迎えるのはひさびさかも。

そういえば去年の紅白、Gacktがすごかったらしいですね。ほとんど戦国無双かBASARAのノリだったみたいで(笑)。生で見たかった〜。
自分は冬コミから帰った後ヒョードルVSホンマンとか見てました。ヒョードルつえー。腕十字への移行が早い早い。






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