ハートフルコミュニケーション レポート
2002年11月4日
サンシャイン文化会館2F

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ートフルコミュニケーションに行ってきました。
結論を一言で言うと、同人界の黒歴史に燦然と輝くイベントだった、といったところでしょうか。
それでは早速、イベントの様子を朝から振り返ってみましょう。

般参加だったので、早めに行くことを考えながらも、早朝組までのペナルティを考慮した結果7時すぎに到着できるように出発。
飯田橋で乗り換えようとしたとき、ぴんぐーくんから電話。絶望を形にしたような声で「ダメかもしれない」と。

シーザーなら、現地に着いた瞬間「来た、見た、負けた」と口にしたかもしれません。サンシャインビルの2F、3Fバルコニー通路は既に人で埋まっていました。強調しておきますが、到着したのは朝7時すぎです。

の最後尾に並ぶ際、スタッフからカタログのチェックを受けました。えらい念の入れようだなと思ったのですが、どうやらカタログを表紙だけ偽造した人が実際にいた模様。場所によっては4回もチェックがあったとか。
寒風に晒されながら(ときどきビルの陰に隠れつつ)待機していたのですが、最初のチェック以降、なぜかスタッフの姿が見えなくなり、その後、会場時間を1時間過ぎてようやく列の移動が始まるまでの間、スタッフが姿を見せることはほとんどありませんでした。このときの一般参加者の忍耐強さは称賛してもいいと思いました。あんな環境で開場時間後にまで放置プレイをくらっときながら数時間のあいだほとんど文句を言わずにじっと待ってるなんて真似の出来る人は、実はなかなかいないのではないでしょうか。

、待ってる間の暇つぶしとして、ずっとPHSから2chのハトコミスレを見ていたのですが、開場を間近に控えたころに「徹夜組にペナルティなし」との情報が(その後この情報を否定するレスがなかったことからおそらく事実でしょう)。それはまずいだろ。ただでさえ徹夜が多くて苦情が多いってのにそれを助長する真似してどうする。しかも公式HPやカタログで「徹夜禁止」とうたっておきながら。ちゃんとマナーを守った一般参加者の方が損をするはめになったのも許せません。カタログの販売方法や参加サークル一覧などから見当はついていたのですが、これではっきり確信が持てました。このイベントの主催者、一般参加者をただの金づるとしか見ていません。協賛サークル・企業は客寄せパンダ、その他のサークルは「同人誌即売会」の体裁を整えるためだけの存在なのでしょう。カタログに書かれている、「スタッフもサークルも一般参加もみんな参加者」の言葉が非常に寒々しく心に響きます。人をなめるにもほどがあります。

ったん列が動き始めると予想以上にスムーズに入場できました(入口で再入場用のチケットをもらう)。会場内も、予想に比べると信じ難いほど空いていた(といってもレヴォ並の混雑でした)のですが、それもそのはず。一般参加者のほとんどはCut a Dash!!とイベント限定グッズ売り場に吸い寄せられていたのでした。 これを見越して数々の暴挙を強行したのかと思うと、正直に言って、なかなかの策士だと思いました。人として尊敬に値する行為かどうかはともかくとして。
この時点でDigital Loverおよびスカポン堂は完売(まあ覚悟してましたけど)。ちなみに大手完売レース1着は「あいすとちょこ」だった模様。レコードは11時35分との情報。

場後の行動は以下の通り。
入場→Triumphal Records(F-24 ←カタログを見ると「準備会事故スペース」となっているのですが…?)
→恋愛漫画家(スペースが館外に移動)
→ダメもとでカッタに並ぶも、20分ほど過ぎたあたりで完売。行列の長さは300m以上はあったかと
→島中サークル巡り(といっても壁クラスのサークルがちらほら)
→普段ならあり得ない「いもむや本舗」の空きっぷりをみて本を1冊ゲット
→会場から一時撤退、偶然うしとらさんに会う
→会場外でぴんぐーくんと落ち合う 偶然ちゃん様の手が触れたと顔をほころばせて話してくれました(笑)
→会場から完全撤退

こんなかんじでした。
会場内では任意ラヂオが放送されていたようですが、とてもそんなところにまで耳を傾ける精神的余裕はありませんでした。

退後、ゆめき嬢と会ってメシ食ったりイベントについてとかその他の話題とかいろいろダベりました。カタログの件を話したところ、やはりそうとう憤慨していました。まあそれが常識的な反応だと思います。

帰宅。
久し振りに5時間も行列に並んだせいもあって、そうとう疲れました。
おいしいご飯と入浴のおかげでだいぶ持ち直したものの疲れが完全にとれるわけもなく、軽くウェブ巡回をした後にとっとと就寝。

括。
「一般参加者を軽く扱いすぎ」という意見は多くのサイトで見かけますが、私に言わせれば、協賛サークルも、その他大手サークルも、中堅・ピコ手サークルも、参加企業の皆さんも、スタッフも、まあぶっちゃけて言えば主催者とその取り巻き以外の全ての人間は、金儲け(もしくはただの自己満足)のための手駒でしかなかったのではないでしょうか。 同じようなイベントにこれまた有名なLeaf主催のリアルこみパがありますが、それですらここまで露骨に全参加者をコケにしてはいなかったように思います。

あとは他の多くの方々と概ね同意見なんで特に述べはしませんが、これだけはお約束として。

二度と開催するな。 主催者は逝ってよし。




池袋駅に向かう途中のこと。
虎の穴に寄ったんですよ。
そして2Fのマンガコーナーに行くと、電撃大王コミックス「こみっくパーティー」2巻があったんです。
買おうと思って手を伸ばしたのですが……、

その瞬間、今日の出来事が怒濤のように脳裏をよぎったんです。

何とも言えない気分になって、手はゆっくりと引っ込められて、結局そのまま本を買わずに立ち去ってしまいましたよ…。
犬威さん(作者)には罪はないと思ってはいます。この日は閉会までずっと「本人たっての希望で」サイン会をやってたらしいし(氷川へきる氏も同様にスケブやサインをずっとかいていたとのこと)、その漢気には敬意を表するけど…、ごめんなさい、この日だけは買えませんでした。後日必ず買わせていただきますんで、今回だけは勘弁してください。

その後じっくり考えた末にようやく、「ああ、オレは今はじめて同人界に対して、ほんの少しだけとはいえ、本気で絶望の念を抱いたんだな」と、こみパを買えなかった理由に気づきました。 こんなオレは弱者でしょうか? 負け犬でしょうか?

ほんのひと握りの心ない人間のせいで同人の世界が死んでしまうなんてことがあったら、それはあまりに悲しすぎます。
同人に関わるすべての人たちに温かいしあわせが訪れ、それがずっと消えてなくならないことを願ってやみません。
きれいごとにすぎないかもしれませんが、他の人にまで強制はしませんから、後生ですからそう思わせてください。



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