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2002年冬コミ(コミックマーケット63)レポート






前日までのおはなし

日記参照。 ともかくタイヘンでした。 そして、欲しい本を買えるかどうかがたいへん心配でした。 過去に例を見ないほど。 ホント、当日の朝まで戦略で心を悩ませたのは初めてかも。


初日

ひさしぶりの一般行列待機(最近はサークル入場か午後からの入場の二択でした)。 10時過ぎに西館一般列へ。 列がいい感じで伸びていたのですが、それ以上に強烈に印象に残ったのは強烈な寒さ。 氷点下としか思えないような冷たい風が容赦なく身体から熱を奪っていきます。 防寒対策としてズボンの下にタイツを穿いていたのですが、それがまったく無意味に思えるほどでした。 道路を挟んでビッグサイトの隣にあるTFTビルを1周するような形で進み、西館へ入場。

今日は目当てのサークルはほとんどなし。 なので本はほとんど買わず散歩しているようなものでした。 うしとらさんにたのまれたものを買おうと某サークルに並んだときにうしとらさんとバッタリあったのにはビックリ。 もちろんうしとらさんがそこにやってくる可能性は多いにありましたが、それにしても時間までかちあうか。 こういうことはコミケでたびたび起こるのですが、いやはや偶然とは恐ろしい。

あとは…、そうそう、スイープレコードに行ってみたときに中山先生がお弁当を食べていた姿が印象的でした。 なぜ印象的だったかといいますと、前回のコミケでも同じ光景に出くわしたから(笑)

その後は出会った友人たちと軽く話をしてから早々に撤退。 返す返すも激烈な寒さが体にこたえた初日でした。

初日の収獲
同人誌評価一覧
★★★★★独断と偏見により最高級の出来とみなした作品
★★★★同じ趣向のお友達に安心しておすすめできそうな作品
★★★個人的に入手できてよかったと思っている作品

☆☆☆☆☆殿堂入り。100万円積まれたって手放しません(笑)
紹介したいと思った同人誌を中心に取り上げていますので、★★以下の本はまずここには出てこないと思います。 同時に★×5や☆×5もめったにつけないと思います。 ここをお読みになって同人誌の購入を決定される方がもしいらっしゃるなら、本に関するコメントもあわせて(あくまで参考意見として)お読みいただいた上でご判断いただくようお願いします。

それから、これを読んだ方がここで紹介された同人誌に興味を持ってくれた場合を考慮して、極端に入手しにくい(=非常に発行部数が少ない)同人誌などはなるべく取り上げないようにしたいと思っています。 ご了承下さい。

夜間飛行 ラグナロク紙袋
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:無
会場でこれを持っている人を見かけるまで完全にノーチェックでした。 買いに行ったのが11時半だったのでまだ売っているかどうか心配でしたがなんとかセーフ。 絵柄は、表がプリースト、裏が巨乳シーフ&貧乳ロリハンターの異色コンビ(それでも萌えるのはひとえに絵師の力のなせる技)。


2日目

昨日と同様に一般で入場。 今度は東館から。 昨日と違うのは、今回はちゃんとした目当てがいくつかあるということ。
1時間以上待たされることは承知の上で行ったのですが、10時過ぎに駐車場に着いて、入場できたのは10時40分ごろ。 これは信じられない早さ、いや、速さです。 いったいスタッフはどんな魔法を使ったのかとそのときは不思議に思えてなりませんでした。 しかし実際は「入場者数が減っていた」のが原因だった模様。 コミケで入場者減という話を聞いたのは、私がコミケというものを知って以来初めてです。 まあ何はともあれ入場。

まずは外周サークルで買い物。 北側の外周に並んだため、待ち時間のほとんどを日陰で過ごすはめになり、これがまた厳しかったです。 太陽が照っている場所にいてようやくましになるという程度の寒さ。 初日の入場待ちのように強い風が吹くということはありませんでしたが、それでも焼け石に水という程度。 館内の温かさがこれほどありがたいと思ったことも珍しいでしょう。
今回は主にラグナロクの本を買おうと思ってたのですが、島中はほぼ完売、外周の本の方がむしろ手に入れやすいという状況。 しかしその外周でも本日の第一目標だった観月堂は買えず。 旬のジャンルの勢いというものを見せつけられました。

この日も2時ごろに撤退。 用が済んだと言うこともあるのですが、同じ日にビッグサイトの近くで開催するというお笑いのイベント「M-1グランプリ」による電車の乗客の増加を危惧したのが最大の要因でした。 で、足早にりんかい線の駅に向かったのですが、すみません、
りんかい線の駅の真横でイベントやるということをそのときまで知りませんでした。
こういうことってもっとちゃんと情報収集せなあかんね。 反省。
肝心のイベントですが、建物のすぐ側にある特設ステージと、その上で寒風吹きっさらしのなか頑張ってる努力は認めたいと思う芸人さん、ステージを見守る数百人程度の観客、そしてそんなイベントには目もくれず黙々と駅に向かう数千単位のコミケ参加者、といった構成でした(構成?)。 自分も早く帰りたかったのでどんな芸人がどんな芸をやってたのかは知りませんが、こんな場所でお笑いのコンテストをやることはないのでは?とは思いました。 だってただでクソ寒い所でもしサムいネタを披露された日にはどうしますか? 観客が凍死しますよ? もうちょっと考えてイベントの企画立てた方がいいんではないでしょうか〜。
でも結局、前もってこのイベントに関する情報とそれに伴う危機意識がコミケ参加者側に広まっていたおかげか、その後も大きなトラブルもなかったようです。 よかったよかった。 一時はコミケ存続の危機か?とまで言われてましたからね。 最悪のシナリオが重なれば、一見大げさに思えるこういった事態も起こり得たわけで。

帰宅途中、軽い頭痛を覚えてイヤな予感。 もちろん風邪の予感です。 なので、夕食では駅前のスーパー買ってきたレトルトカレーとロースカツで作ったカツカレーを腹いっぱい食べて、さらにその後に風邪薬を服用。 ネット巡回も早めに切り上げてとっとと就寝。
さて、いよいよ次は最終日。 もう心配、いろいろと。 欲しい本は買えるのかとか、密かに楽しみにしているアレアレには行けるのかとか、もういろいろと。


2日目の収獲
UGO「マリみて新刊セット」(マリア様がみてる、同人誌+グッズ)
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:
今年はマリみてに力を入れたUGO。 今回出してきたものは何とも気合いが入っていました。 なんとフルカラー本と原作最新刊ネタの折り本、そして祥子・祐巳をあしらったペンダントの入った巾着袋の3点セット。 コミケのたびに味のあるおまけグッズを出すことで定評のあるこのサークルですが、今回のグッズは今までで最も美しさのあるものでした。 本はいつも通りUGO節満載でgood。

茶々組&初心の会「RO魂 カ☆キーン」(ラグナロク)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:?
登場キャラがことごとく体を張って読者を笑いへと誘う、それが茶々組同人誌のスタイル。 ましてや素材は大規模MMORPGであるラグナロクオンライン。 良かれ悪しかれいろんな事件がまき起こった(そして今でも起こっている)ことで有名なラグナロクオンライン。 そんなラグナロクの同人誌を描く彼らを「水を得た魚」と呼ばずして何と呼べばいいのでしょうか。

ぶるうぴいたあ「The Lord of the Rings便箋」
お気に入り度:★★★ ショップ委託:無
FFVIにハマってた頃は、このサークルさんの本は必ず買ってました。 ていうか今後もFFVIの新刊が出たら買います絶対。 今回はLotRの何かを出すみたいだったので足を運んでみたところ、この便箋があったというわけです。 2枚に分けて「旅の仲間」の9人がちゃんと描かれていたのが好感。


3日目

昨日の風邪予防が功を奏して、この修羅場の中では割と心地よい朝を迎えることができました。
今回はサークルの手伝いのため早朝6時に出発。 空がまだ暗い〜。

サークルスペースに着いてみるとまだ誰もいなかったので、とりあえずチラシの整理。
お、これは…! 大槻さんの白薔薇さまイラスト! マリみてオンリーのチラシに描かれたものですが、かなりいい感じ。 しばらくしてやってきたづまにあげました。
ゆめき嬢とづまがやってきて、設営の後に行った作業はコピー誌制作。 コミケの風物詩のひとつですね(笑)。 マリみてのコピー誌だったのですが、これがなんとたった1日で作ってしまったものだとか。 しかも気合いが入ってるせいか、出来もなかなかのもの。 サークルスペースはジャンル違いですが、最近男性オタが次々とマリみてにハマっている現状を鑑みるに、これはけっこう売れるのではないだろうかと予想。 本自体の出来とジャンル効果を考えて、値段設定は300円を提案。 協議の結果、開始価格は300円でいって、売れ行きが悪ければ値段を下げようということで決定。 これは楽しみ。

製本作業が一段落ついたところで、開幕は東から攻めることにした私は、西の大本命である某サークルに行ってもらえないかとダメもとでづまに頼んだところあっさりOK。 一 気 に 心 が 軽 く な り ま し た 。 これで心置きなく東の攻略とアレに集中できるよ! ありがとう、ありがとう。

開場。
少しでも優先順位を後にしている壁サークルは、やはりそれなりに待たされますね。 もちろんそれは致し方のないこと。 しかし、救いだったのは今日に限ってかなり暖かかったこと。 これだけで待ち時間中のモチベーションが昨日とはまるっきり正反対です。 さらには10時半過ぎにづまから「あっさり買えた」との電話が(早すぎ!)。 今日は朝から良いハプニングが続いています。 何もかも上手くいきそうな気がしてきました。 しかしちょっと気になったのが、づまの「買えたはいいけど、重い」というメッセージ。 重い? 頼んだのはCG集とCDだけなのに…?


11:20、東館攻略終了。 アレの開始時間から20分が過ぎています。 今から駆けつけて間に合うだろうか。 いや間に合うはずだ、間に合ってくれ!
はやる気持ちを抑えながら西館4階、すなわち企業ブースへ。 さあ、どうだ…?

やってました。 もう大詰めでしたが間に合いました。
モモーイこと桃井はるこ率いるUNDER17のライブに。

特に今年に入って萌えゲーの萌え歌歌手としてオタの間で認知され人気急上昇中のモモーイ。 さらには彼女自身が重度の2ちゃんねらーでもあることからカリスマ度も相当なもの。 しかしながら、同じくらい特筆しておきたいのが、近年稀に見るほどのファンの熱い暑いサポートっぷり )。 前々から見たかったのですが、ようやく念願が叶いました。

 天罰! 天罰! 天罰! 天罰! (fu−fu−!)
 [ここで片手を上にあげつつその場で1回転↑]
 天罰! 天罰! 天罰! 天罰! (fu−fu−!)
 [ここで以下同文→→→→→→→→→→→↑]

とか

 あーうあうあー([ジャンプして]ヒュヒュー!)
 あーうあうあー([ジャンプして]ヒュヒュー!)
 それが私の口ぐせ〜([片腕を上げて]fu−fu−fu−fu−!)

とかとか。 私がライブで聴けたのはおしまいの3曲ほどだったのですが、それでも彼女たちと彼らの力を知るには十分だったと言えます。 素晴らしかった(オタの祭りとして)。 楽しかったです(オタの野次馬の意見として)。 もちろんノリノリだった人たちは一部にすぎませんが、その一部の人たちの熱狂は、屋内のあちこちで音が鳴り響いている企業ブースの外にいた人にもはっきり伝わったといいます。 もう一回観てみたいと思わせるいいライブでした(笑)。


おひる〜。
スペースに帰還。 づまから戦利品を見せてもらってようやく先ほどの「重い」の意味を理解しました。
CG集・CDのジャケットの大きさがそれぞれ約25cm四方でおまけにCG集の厚さは2cmという、想像を絶した豪華な装丁。 それを一人で2〜3セットも買った(というかオレが買わせたんですけど…)んだから、男性の売り子さん(たぶんこの人(笑))にも「ホントに大丈夫ですか?」なんて心配もされようもの。 ああ、ホント申し訳ない、そしてありがとうづまよ。

荷物整理後、づまと共にお兄ちゃんのところへ陣中見舞い(笑)。 かねてから用意していたお兄ちゃんへのプレゼント(といっても全部コミケの収獲だけど)を贈りました。 気に入ってくれるといいな☆(笑)
その後、うしとらさんとお話したり(見せてもらった島本和彦のカレンダーはすごかった…)知り合いのサークルへ挨拶に行ったりした後に、再び企業ブースへ。

企業ブースライブ2回目〜。 俺ながらだいぶ終わってる気がしないでもないですが気にしないことにします
今度は3時から行われたTriumphal桃組のライブ。 づまに買いに行かせたサークルのメンバーです(笑)。 どうでもいいことかもしれませんが、このライブの提供は共信印刷とのこと。 (私信:新年会のときの疑問の答えは、つまりそういうことなのでしょう>ゆめき嬢&づま)
21日の盛り上がりよ再び!と期待して聴きましたが、どうも選曲というか曲のレパートリーに難あり。 問答無用で場を盛り上げるような明るくアップテンポなナンバーが極めて少なかったのが残念。 歌は及第点に達していると思うので、ステージ構成次第でもっといいライブになったはず。 あと、やはり一番、というか桁外れに(笑)盛り上がったのはアンコールで歌われた任意ラヂオの曲な罠。 この曲を超えるものが生まれるかどうかが今後のライブにおける鍵になるかと思います。
出演者の衣装は、全員それぞれ異なるタイプのメイド服。 誰が(任意ラヂオやドラマCDで)誰の声をあてているのかが最後までほとんど判らなかったのが悔しかったです。 ねここ役の人だけ、アンコールで「ありがとうなのですよ〜」といってくれたので辛うじてわかりましたが(笑)。 しかし、後日こちらのコメントアウト部分を見て激しくショック(理由: オレの目当てが半分以上ぱんださんの人(さくらの人でも可)だったから)。


閉会の拍手を企業ブースでやったのは初めてでした。 サークルに戻ってみると、なんと今日のコピー本は自分たちの取り置き分まで売り切っての完売。 おめでと〜。 帰りはづまの後輩の方にレストランでの食事を兼ねて家の近くまで送ってもらいました(ありがとうございます、大助かりでした〜)。


結局、終わってみれば目標(本を買うのはもちろん、会いたい人に会うという目標もありました)のほとんどを達成できたのでオールOK。 お世話になった方々にはホントにいくら感謝してもしたりないくらいです。
次のコミケではどんな本に出会えるのか、またどんな出来事が待っているのか。 今から待ち遠しいです。

3日目の収獲
スカポン堂「Ha-To」(ハリポタ、ハー、18禁)
お気に入り度:★★★ショップ委託:有?
正直、ハリポタ18禁もので個人的に「当たり」だと思ったような本に、私はまだ出会ったことがありません。 この本も、絵こそ一級品なんですけど個人的にはいまひとつ。 本編に出てきたネタをうまく使ってはいるのですが、「そういう展開」になるための動機が弱い。 ハリポタ1巻〜3巻のようなエロ要素皆無の作品でエロパロを作る際には、読者に与える「説得力」に相当な力強さと繊細さが必要だと思っています。 もちろん「エロエロならそれでOK」という場合も往々にしてありますが、この本のお話に関しては、自分にはそれが当てはまらなかったんです。 まあ、絵に関しては前述の通り相変わらずのレベルの高さなので、とにかく絵の上手いHな本が欲しいという方にはおすすめかも。

同上「Dear wonderful world」(オリジナル、猫耳、18禁)
お気に入り度:★★★ショップ委託:?
厳密に言うとハトコミが初売りだったのですが、そのときは速攻で完売したために買えず。 冬コミでようやく入手したものです。 ネコ耳少女というかネコ少女とその彼氏とのおはなし。

じゃらや「花冠の姫君」(マリ見て、祥子・祐巳メイン)
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:無
祐巳を語るうえで外せない要素のひとつ、それが「百面相」。 いい意味でコミカルな祐巳の挙動が、この本では余すところなく再現されています。 エピソードの素材もかわいらしくて◎。

麦畑「Sincerely yours,」(マリみて、祐巳・祥子)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:有
「キス」という行為をめぐってのひと騒動。 渦中の人となるのはもちろん祐巳と祥子。 「恋愛未満」から一歩踏み越えた、でも「最後の一線」の内側には十分踏みとどまっている作品、といえばいいでしょうか。
マリみてブーム最大の特徴は、同人誌の作り手も読み手も、他ジャンルに例を見ないほど性的描写に対して極度に慎重な姿勢を取っている点。 あとがきによると、この本の作者もその点でかなり悩んだそうです。 原作が少女小説であるため、ある程度こういう動きになるのは自然な流れだと思いますし、自分も基本的にその立場に立っています(この傾向があまりいきすぎない限りにおいてですが)。 しかし一方で、そういう流れに逆らいつつも多くの人たちを納得させるような同人作品が登場することにもほんの少し期待していたりします。 もっとも、その可能性は限りなくゼロに近いでしょうけれど。
余談ですが、じゃらやの本でもこちらの本でも、祐巳が恍惚とした表情をみせているシーンがひとコマだけあったという点が妙に印象に残りました(笑)。

行脚堂「.kapraservice Inc.」(ラグナロク、カプラさんメイン)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:有
ラグナロクオンラインにおいて冒険者を様々な形でサポートするカプラ・コーポレーション。 そこで働くカプラ嬢たちの陰日向の活躍が、ある一人の新人を中心に綴られています。

同上「Transition」(よろず、CG集、CD-ROM)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:?
しけー氏が今までに描いてきたCGを1枚のCD-ROMにまとめたもの。 ゲームネタありオリジナルキャラありと、バラエティに富んでいます。

Digital Lover「D.L. action 16」(ラグナロク、18禁)
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:有

「おにいちゃんのばかッ!!!」

え…、ええ〜〜〜ッ!? そんな引きだなんてッッ!!


これでオレは、「レイニーブルー(マリみて)」のラストにショックを受けた人たちのことを笑えなくなりました…^^;。
続きものなので、前作と前々作(D.L. action13,15)を持ってない人は、虎の穴などで購入して先に読んでおくことをおすすめします。
あーそれと、いくら廃な人が付き添っているからって低レベル1次職の人がピラ2に行くのはメチャクチャ無謀だと思いますっていうかフツー瞬殺されます〜(←あくまで心のツッコミなので、批判として受け取らないようにお願いします〜)。

PINSIZE Inc.「βchips!」(ラグナロク)
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:無
今までに出したラグナロク本(コピー本も含む)の総集編。 β1時代のネタもあるので、古参(?)プレイヤーは懐かしく感じるかも。
お気に入りのエピソードは「いもばななや」。 虚構の世界で行われるプレイヤー同士のリアルなコミュニケーション(のフィクション)というラグナロク同人誌黄金パターンのひとつの中で、この話は間違いなく傑作の部類に入るでしょう。
どうでもいいんですが(そしてほんの内容と全く関係ないのですが)、「カタシムリの皮」という表記が未だに直らないのは、この表記がかえってプレイヤーに愛着を持たれたが故なのでしょうか(笑)。

○急電鉄「電車でD9」(電車、頭文字D、パロディ)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:有
今さら語るまでもない、電Dシリーズ最新作。 ファンは迷わず買え。 知らない人は1巻だけでもいいから買っとけ。

Triumphal桃組「sinato Comparsa」(ラグナロク、CG集)
お気に入り度:☆☆☆☆☆ ショップ委託:有
出ました。
1年に1度出るか出ないかの超大作、そして超傑作。
こういう傑作に出会ったのは、個人的にはCut a Dash!!の「Brilliant Color」以来。
ケースの中にあるのは、ハードカバーの画集、中綴じの絵本、ポスター、ハードカバーのジャケットに入ったCD-ROM。 これだけでもかなりビビリはいったものです。 さらには2ページ分の大きさのイラストはすべて折り込みのページに載せるというこだわりよう
画集は、森井しづき氏が描いてきた、ラグナロクのさまざまな冒険者(ほとんどは女の子)をフィーチャーしたイラスト群とROSS(次項参照)関連のイラストによって構成されているのですが、その完成度の高さにはただただ驚嘆するしかありませんでした。 この作品は、ラグナロクの世界に対する私たちの想像を無限に喚起させんばかりの力を持っています。 イラスト自体からも本の作りからも、この世界に数え切れないほど存在する冒険者たちへの愛が溢れんばかりに伝わってくるのです(それが最も分かりやすい形で現れているのが丁寧に、そして扇情的に描かれた女の子の肢体だという点も正直な感想として付け加えさせていただきます(笑))。
この作品に掲載されたイラストは、ポスターの絵を除いたすべてが同梱のCD-ROMに収録されています(しかもひとつのイラストにつき数種類の大きさの画像が収められています。 超特大サイズの画像は圧巻)ので、PCで見るもよし、画集を開いて眺めるもよし。
虎の穴で通販が開始されたら(1月29日0時現在では既に通販が行われているようです)、ラグナロクにちょっとでも興味を持っている同人者は迷わず買うべし。 そしてとくと御覧あれ、瞳に光を灯した名もなき端役たちが、時には独りで、時には手に手を取って、ミドガルドの地において己が生を声高らかに謳歌する様を。

いささか暴走しまくったきらいのあるレビューですが(笑)、実際にこの作品を手に取れば、私がこの作品をベタ誉めしたくなる気持ちが皆さんにも分かっていただけると信じています。

同上「RAGNAROK ONLINE SOUND STORIES Vol.1」(ラグナロク、ドラマ+音楽CD)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:有
サウンドドラマ3話分が収録されたCD-1と、ドラマのテーマソングやゲーム曲のアレンジ版を収録したCD-2、そしてトラックリスト・イラスト・スタッフロールがかかれたブックレットによって構成。 ドラマも音楽も、まあ普通の出来。 気になったのは、第2話の剣士役の声が他の3人の女の子役に比べて妙に素人くさかった点と、剣士・騎士のスキル発動時に呪文めいた言葉が唱えられていた点(一発気合いを入れてからスキル名だけ叫ぶ、といった程度でよかったと思う)。 まあそれらにしても特に目くじらを立ててこだわるほどのものでもないので、総合的に見れば及第点な出来だと思います。
あとこれだけは言っておきたいのですが、リンフェイ(商人)役の方の演技がかなり印象的でした。 話しているのはエセ関西弁であるにもかかわらず、言葉の響きのほとんどは関西弁そのもの。 例えるなら、東京に来てちょっと標準語に染まってしまった関西人というイメージでしょうか。 この人は生粋の関西育ちか、聞き取り能力がとても優れた人かのどちらかです。 イントネーションだけではなく、台詞への感情の込めかたもちゃんと関西弁らしくしてあるのです。 早い話、かなりいけてます。 チェキです。

そうそうそれから! アコたんがしくしく泣いている場面で思わず義憤に駆られたのってオレだけじゃないよね!?

同上「裏ROSS」(ラグナロク、ドラマCD、18禁)
お気に入り度:★★★★ ショップ委託:有
以下のシチュエーションが好きな人は迷わず買え
・いわゆる百合 ・多人数プレイ(笑) ・キスの「音」
じらしていじめるシチュエーション ・関西弁の女の子のエロボイス
始めの2トラックは学園パロ(健全)ですが、3〜5トラックは18禁全開。 3・4トラックを初めて聴いたときなんかもうね、ガクガクブルブル震えてました。 特にリンフェイの演技が気合い入りすぎ。 世にある声つきエロゲの声のクオリティがすべてこの人なみのレベルだったら、たぶんオレ燃え尽きて枯れ果てたあげくに死にます。 それぐらいすごい。 やっぱりこの方は要チェキです。 でもエロボイスはほどほどにお願いします、そのうちホントに萌え死する人が出かねませんので(訳:いいぞ、もっとやれ!)

同上「先輩と僕…」(オリジナル、ドラマCD、801、18禁)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:?
いま風に言うと「ボーイズラブ」ってんでしょうか〜。 要は優男どものホモドラマなわけですが。
でもただのホモドラマではありません。 なんと途中でコース選択があります(爆)! 選んだトラックによって攻め受けが逆転したり、ソフト路線もハード路線も思いのまま。 でもやっぱりオレはフツーの男なんで、男同士の喘ぎ声(演じているのはおそらく女性でしょうが^^;)よりもズーレーの方がいいっす。 ホモ好きの方々は、買っても十分に元が取れるのではないかと思います。

Blood Elemental「はるかづくし!」(君望、遙・孝之、18禁)
お気に入り度:★★★ ショップ委託:?
一言で内容を言い表すなら「遙のための本」。 表紙の出来がとても素晴らしく、遠目でも結構目を引くほど。 本編は遙ED後の遙と孝之のマンガで、遙がとても可愛らしいってああもう泣くんじゃねえ孝之ー!! …すみません少々取り乱してしまいました。 まあそれでこそ孝之なんですけどね(笑)。

ほかにもいくつか順次追加予定です。


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