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浜名湖パルパルパーク全体
訪問:2008年1月



静岡県浜松市に位置するここ「浜名湖パルパル」は、その位置関係から「るるぶ 遊園地&テーマパーク」の関東版にも関西版にも掲載されていないためご存知無い方も多いと思います。
しかし、アトラクションは質、量ともに充実していて、園内の整備や掃除も行き届いていて、スタッフもフレンドリーで礼儀正しく、非常に好印象を受けました。
残念ながらパークの客層による傾向でいわゆる絶叫マシンは少なく減りつつありますが「四次元」を筆頭に大小様々なアトラクションが待ち受けています。ここではその中でも特に良かったものを紹介しようと思います。
四次元は別でUPしました。





まずはこれ、「ワイルドストーム」トーゴ製の回転系マシンです。いわゆる「エンタープライズ」のインバーテッド版といえます。
しかし、エンタープライズと決定的に異なるのは「
マシンが不規則に左右にスイングする」ということ。
吊り下げられている2人乗りのライド1つ1つがそれぞれ自由にスイングし、角度が最大(70度)に達するときに一度スイングにロックがかかり3回転後ぐらいにロックが解除されます。そのときの中央に戻るための反動でバイキングのようなスイングが発生するのです。入り口入って右方向のライド(5番〜7番ぐらい)で、乗車した2人の体重が同じくらいだとスイングのときのまま横方向に一回転してしまうこともあります。
その際の忠告として太ももを座席のサイドのせりあがった部分に置かない事。一部分だけに急激なプラスGがかかりちょっと痛いです。
いずれにせよ超爽快、かつ不規則でスリリングなお勧めマシンです。
最近は那須ハイやエキスポなどに類似マシンができていますがあれらは泉陽や明昌が特許を買って作ったいわば別製品。いこまのがなくなった今はこことルスツリゾートにしかありません。ここを訪れた際には是非一度ご乗車いただきたいと思います。

ライドだけ見たらもうインバーテッドコースターですよ。座席は意外に深いのでずっぽり座る感じです。
もしトーゴが残っていたらトーゴ製インバーテッドコースターができていたかもしれません。








続いては三精輸送機製の「ミニコースター」。今は亡き御殿場ファミリーランドにあった「マッドクラッシック」が2000年の「ジャパンフローラ2000」に仮設された後、移設されたものではないかと思います。所詮は子供向けのコースターですが何箇所か面白いところがあったので取り上げます。

ライドはマッドクラッシック時代からそのままなので車型。乗ってみると2人乗るには非常に狭く安全バーもギア式ではなく指定の場所まで降りてこないとロックされないタイプなのでかなり下まで下げられます。一台2人乗りなので効率も良くないです。



まずは巻き上げ。国内ではジオパニックなどに使われているタイヤ式です。おそらくブレーキ版をはさんで押し出しているのだと思います。アンチロールバックは皆無のようなのでカタカタ音は一切ありません。



↓はコース後半にある不自然な急カーブ。乗り心地が悪いわけではないのですがここだけはガクンッという横揺れがあり軽く痛いです。



そしてラストにある小型のキャメルバック。見た目上はぽんぽん浮きそうで楽しそうですが実際はスピード不足でまったく浮きません。もう少しスピードがあれば浮きそうなのですが、、非常にもったいないコースです。



そういえば2014年ごろオレンジ色に塗り替えられました。




2008年3月現在国内ではここにしか存在しないと思われる超絶叫マシン「エビーノジャンプ」。
日本中に存在する「フロッグホッパー」と大きく異なるのは
「タワーが円形でライドが4面についているため効率がいい」ということもありますがなにより
一回一回の落差が大きく、スピードも速いため強烈な内臓浮遊感が味わえ

ということが最も大きな特徴です。

落下は3段階に分けて行われ、下まで降りると上昇してもう一回、、これがあと2回。合計3回の昇降をし、9回もの強烈でかなり強い内臓浮遊感を感じました。

お勧めの乗り方としては安全バーにしがみつきできるだけ体を丸めること。ハンズアップして爽快〜っていう感じではなく心の奥のほうが「くわぁー」と浮かび上がっていくそんな感じです。
一見ファミリー向けマシン。しかし乗ってみるとそんな外見での印象は完全に消え去り心の底から恐怖を実感しました。この規模なら建設費および土地もそんなにかさまないと思いますので今後各地に増殖していくことを望んでいます。







この「スーパーボール」は、いわゆる「フリッパー」を土台ごと回転させたような感じで急激なG変化を楽しむライドなのですが、こいつについて一番問題ありなのはなんといっても担当のスタッフ。何も知らずに乗り込んで安全バーをロックしてもらうときにスタッフが発した言葉は「ガストスカイラーク!」
・・・意味不明のままピロピロとブザーがなると同一人物のはずが先ほどとはまったく異なる音域はバスぐらいの図太い声で「運転中は安全バーにおつかまりください。危険ですので立ち上がったり・・・」とアナウンス。いったい何者なんだ?と思いつつ2分ぐらいのライドを楽しみ、車両が停車すると、今度はソプラノくらいのかん高い声で「安全バーロック解除します。お忘れ物にご注意・・・」とアナウンス。ロック解除の際もまた「バーミアン!」と叫んでいました。
状況が読めないまま終了したスーパーボール。ライドのインパクトよりもスタッフのキャラが孤立していた気がしました。でも、こういういかにも職に誇りをもって働いています。みたいなスタッフが増えてくれることは嬉しい限りです。こういう(たぶん)自主的に行うパフォーマンスがリピーターを増やすためにはもっともっと必要だと思います。

↓夜の写真ですが回転時です。ライド、ステージ、土台の3重回転なので意外に複雑な動きをします。



と、全体になかなか魅力的なマシンでしたが、気づけば営業終了となっていました。現在同機種を捜索中です。



こちらも珍しいマシンですね。TDSの「ジャンピンジェリーフィッシュ」のインバーテッド版とでもいいましょうか。高さは10数mながらもライドが、特に安全装置が非常に質素で腰に中央部とつなぐゆるゆるのベルトが2本あるだけです。動き自体は単調なのにどうしても高所恐怖症な自分は苦手ですね。





パーク側としてはメインアトラクションのつもりみたいですが、いまいち目立っていない大型急流すべり「ドン・ブラーコ」。ネーミングについてはあまり触れないことにして、とりあえずライドがよろしくない。冬場とはいえ水しぶき防止用の半透明ボードが先頭についていて前なんか見えたもんじゃありません。コースとしても落下は2回あり1回目は屋内で2回目は音と噴水による演出がありますが、いまいちテーマ性や作り込みがなくぱっとしません。
かなりパーク側もこいつの宣伝に力を入れていましたがそこまで優れていたわけでもなく、実際の利用客数にもそれが表れているようでした。ちなみに、製作は泉陽です。





こちらはザンペルラ製の「ミニQレーシング」。一見単なるキッズライドです。
泉陽のシールが張られていたため以泉陽製と表記していましたが、ザンペルラ製のを日本で泉陽経由で運営しているありがちなパターンのようです。
しかし、感動したのは2つのターンテーブルを車両が交互に回転し8の字を描くように回転すること。
言葉では説明しにくいのですがようするに左のターンテーブルを1回転したら右のターンテーブルに起動が変わりまた一回転。また左に・・・といった具合です。
実際に乗るまではよくある「コンボイ」系かと思っていましたが百見は一乗にしかず。とりあえず乗ってみることです。





これ「パレオフライヤー」はいわば那須ハイの「バットフライヤー」のライド改造版。最近リニューアルしたようですが、通常こうもりがいるところがここのオリジナルキャラ「パレオ」になっています。
お子さんに大人気でしたが2人乗りが3台運転で、乗車時間は20秒くらい。効率は最悪で散々待ってすぐ終わるという最悪パターン。個人的にはあまり好きになれません。
しかし、日本に2台しかないシングルレール、垂直エレベーター巻き上げ、不安定なライド。希少価値という意味で一度乗っておくのはいいかもしれません。





もうそろそろ定番になりつつある泉陽製スーパーシューティングライド。特にここだけ。っていうことは無く普通のタイプでしたが気になったのは入り口にあった看板「95ヶ月」って95÷12=7、9166667、、、約7年連続ってことですよね。そんな前からこういうイベントやってたか?現在みたいなオフィシャルサイトでの投票始まったの2006年くらいだった気がします、、、しかも四次元が一位だったときもあった気が、、まぁとても人気だったのは事実です。



現在はリニューアルされ「ドラゴンファイター」という名前になっています。




丘の上にそびえる「大観覧車」どこの遊園地でもシンボル的存在である観覧車はここでも丘の上という立地から非常に目立つ。しかしこいつには今では珍しくなった秘密がある。それは「
駆動装置がギア式である」ということです。
国内ではもう数えられるほどしか残っていないギア式観覧車の一つであるこいつだが、やはり老朽化は進み、2008年の5月頃をめどにこの観覧車は営業を終了するそうです。
新しい観覧車は現在の真横。撤去より先に建設して一瞬も観覧車が無い状態を作らないという心意気は評価できるがやはり貴重な機種の撤去は痛い。ちなみに旧機は明昌。新機は泉陽製です。



現在は機材運び込みの関係で一時的にサイクルモノレールの営業も休止されていて、レールも切断されています。

って思ってたらサイクルモノレールも営業終了してる!?なんで?




あとは上から「マスケラーナのトリックツアー」「パーラのミュージカルライド(営業終了)」「トマトーナのグルメトレイン」とキャラ系ライドが目立ちました。完成度はさほど高くありませんが上記のエビーノ〜やパレオ〜と並びキャラをテーマにすることによってある程度の支持率を保っているように思えました。
ちなみに、マスケ〜は「ロトシェイク」、パーラ〜は「お化け屋敷」、エビ〜は「レガッタ」の跡地で、トマト〜は「ウエストデンパー鉄道」のリニューアルです。



↓アンティコ姫というキャラ支柱にされているwwwメインキャラの1人であるにもかかわらず園内のあちこちで彼女が支柱に使われているのを見かける。パーク側はどういう意図でキャラを支柱にしようと思ったんだろう?



↑のアトラクションは現在営業終了し、パルパルスタジアムという別のものになっています。




こうやってあらためて見てみると各小物アトラクションも個性的で楽しめ、良い遊園地であるといえます。
絶叫コースターは四次元だけですがしっかり乗ってまわれば一日遊べる遊園地です。是非一度ご訪問をお勧めします。

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