音楽編その2
 音楽業界用語  

 ここでは音楽業界でよく用いられる専門用語を紹介したいと思います。マスターして使ってみてはいかがでしょう??

 

   NO。1
 トラ  

 

とら【to-ra】(名)・・・エキストラの意味。本来コンサート、ライブ等、本番に出演予定だった演奏者が、事故や病気等でこれなくなった場合、変わりに出演すること、あるいは代役の演奏者そのものを指す。基本的には欠席する演奏者が自分で代役を見つけるのが鉄則。                                                                                      例)明日急にトラでのってくれってたのまれちゃってさ〜  

             

 

   NO.2
 ハコバン  

 

はこばん【hako-bann】(名)・・・クラブやキャバレー、飲食店などで、その店舗の専属で雇われるバンドのこと。キャバレー全盛の頃にはビックバンド編成のバンドが大所帯で演奏し、客を楽しませる光景が一般的であった。バブル崩壊後キャバレー衰退の一途をたどるのと同時にミュージシャンの仕事は激減する。ジャズを演奏するバンドが多いと言われるが、客にビートルズをリクエストされても絶対に断ってはならない。最低100曲のレパートリーがないと厳しいと思われる。                                           例)あのハコバンのときのちゃんねー? れいきーでわいかーだったよね〜 

             

 

   NO.3
 トリ  

 

とり【to-ri】(名、動)・・・録音そのもの、または録音する行為を指す。語源は「録音取り」から来ていると言われ、8トラ、テープ、デジタル録音など、媒体を問わず用いられる。スタジオミュージシャンの世界では、一般にトリにかかる時間は短く、ほぼ一発取り(*)に近い。本番が全てであるが故に、そのトリのレベルでその個人の評価が決まると言っても過言ではない。                          例)え!?あのトリのネタボツったの?あちゃ〜

             

 

    NO.4
 カマ(ドンカマ)  

 

かま【ka-ma】(名)・・・録音の際に、ガイドで流れるメトロノームのことを指す。カマ、ドンカマ、あるいはクリックとも言う。様々な都合で演奏者全て一斉に集めて演奏録音することはなかなか難しいことであり、時間をずらしてオーバーダブ(*)をするケースの時に便宜上使われる。録音の時は鳴っているがトラックダウン(*)する時には当然消される。                                     例)もう少しカマに合わせてもらえる〜? 

           

 

   NO.5
 デーマン  

 

でーまん【de-mann】(名)・・・音楽の世界では、ドレミファソラシドをドイツ語読みで、ツェーデーエーエフゲーアーハーと言う。それぞれに数字を当てはめ、1ならツェー、3ならエー、6ならアーとなる。特にギャラの受け渡し、計算当の場面で用いられるケースが多い。例)今日のギャラはデーマン(D万=2万円)だったよ。:今週はデージュウ(D十=20万円)すか!?

             

 

   NO.6
 ボーヤ  

 

ボーヤ【bo-ya】(名)・・・ミュージシャン専属のスタッフを指し、付き人の役割にかなり近い。そのミュージシャンの弟子がその仕事に当たることが多く、楽器搬入搬出だけでなくチューニングや車での運搬まで及ぶケースもある。現場でボーヤ同士が会うので裏の情報がここが発信源になっている場合もある。現在ではほとんど用いられないが、女性のボーヤを「ジョーヤ」と呼称した時代もあったと言う。                                                                                      例)今日はボーヤに来てもらってるんですね。タイコは大変そうですね〜。 

              

 

   NO.7
 どあたま  

 

どあたま【do-atama】(名)・・・曲のイントロを含めた本当の最初を言う。通しリハ(*)の時にこの言葉が聞かれることが多い。ちなみにサビから練習したい時は、「サビあたまから」と言えば通じる。                                                 例)どあたまからお願いしま〜す。           

    

 

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