素人によるキャブレターオーバーホール
YAMAHA FZR250R (3LN5編)


今回の目的

長いこと乗りっぱなしできていると思われるので、主要なシール・Oリングの交換。
分解して現状の把握

分解時に各シリンダのなじみもあるので、1番から外した部品は1番に組み付けるように!
故に、予め整理用の空箱などを準備しましょう。
キャブレターの形式 MIKUNI製 BDST28
メインジェット 1・4番シリンダ #100
2・3番シリンダ #97.5
ジェットニードル 1・4番シリンダ 5CT7
2・3番シリンダ 5CT9
クリップ段数 3/5
3LN5以前はジェットニードルが4気筒とも共通で
クリップ段数の設定が1・4番と2・3番で
異なっていたが、
3LN3のマニュアルでは、ジェットニードルが
1・4番と2・3番で異なる設定になり、
クリップ段数はすべて3段目
交換部品リスト

部品の選定については、
以下のHPを参考にしております。
(無断LINKです。)

SUZUKI Bandit maintenance
自宅で出来る初期型Bandit250のmaintenance

パーツカタログ
YAMAHA部品情報検索
交換予定部品は→図のものと
パイロットスクリュー(図中32、以下PS)のOリング
但し、このOリングはYAMAHAの場合
単品での発注が不可(PS Assyの為)
互換性がありそうなSUZUKIの部品を手配中

その一

キャブレターの取り外し タンクを取り外す。
 燃料コックがOFFになっていることを確認
エアクリーナを取り外す。
キャブに残っているガソリンを抜く
 キャブの底にあるドレンボルトを緩めて
 フロートチャンバ内の残留ガソリンを抜く
 (結構な量が排出されるのでペットボトルなんかで受ける)

燃料ポンプ内のガソリンを抜く
 キャブに供給しているホースを抜く
 ペットボトルにホース端を受けて、
 数秒間キーをONにするとポンプが作動して
 残留ガソリンが抜ける。

抜いたガソリンを注視して、ゴミ・錆びが無ければ
タンクに戻す。(Ecoです。)
アクセルワイヤを外す。
 アクセルグリップ側を先に外した方が
 やりやすい?
 引き側のワイヤは見えるのでキャブ側で緩める。
 戻し側のワイヤはキャブが外れないと
 工具が入らない。
チョークレバーを外す。
 めんどくさいので、レバーごと外す。
アイドル調整ネジを外す。
 クランクケースに共締めされている、
 ホルダーごと外す。
エンジン〜キャブレタ間のインシュレータのバンドを
 十分に緩めてキャブ本体を
 引っ張れば外れる。
インシュレータも結構傷んでます。(悲)
現状の確認 外観1

バイクに跨った状態で左から1番と呼ぶことにしよう。

4番色が変(汗)
外観2
フロートの取り外し
赤丸のボルト2本で固定してあります。
ホントは+ネジなんですが、1本舐めてました。
こんくらいなら、電動インパクトで緩むかと思いましたが、
インパクトでさらに状況が悪化(汗)
仕方が無いので、ボルトの真中を狙って
細めのドリルで穴を開けて、順に太いドリルで穴を拡大して
適当なところで頭を飛ばす。
残った、ボルトの残骸はバイスグリップで
つかんで抜き取る。
なるべくボルトの中心に穴を空けないと
ネジ山が無くなるので注意

あとは、M5のタップでネジ山を修正

今後のために、+ネジは廃止して
M5のキャップスクリューに変更
しょうもないことで、時間をロスしながら
フロートと対面!
フロートは赤丸の部分で差込んで
あるだけなので真っ直ぐ引っ張れば
抜けます。

Oリングが入っているので
固いかも
フロートチャンバ内の状態 1番

結構きれい、錆びも無い
フロートチャンバ内の状態 4番

期待はずれに、きれい…
スタータプランジャの
取り外し
スタータプランジャ=チョークですな。

赤丸の部品のロックを解除して横にずらす。
青丸のボルトとチョークワイヤを外すと
プランジャの連結ロッドが外せます。
個々のスタータプランジャの取り外し

先に外してますが、赤矢印の爪で、
引っ掛けてあるだけなので
ラジオペンチなりマイナスドライバなりで、
爪をこじると抜けます。

中学校の技術では、チョークは”吸入空気量を減らす”と
ならったが、現代はスタータージェットから燃料を
増量するようだ。

参考 スタータージェット #42.5
抜くときに、入っていた向きを覚えておくように。

つづく