このあと 予想もしない 大ハプニングが  待ち構えていた

アントワープ・ベルヘム駅を 出発してから 2〜30分後のこと

停車するはずもない ローカル駅で なぜか 一時停車…

フランス語らしき 車内放送に 乗客は 一斉に わらわらと 降り出してゆく

なに? なに? なに? 乗り換えなんて ないはずだけど?

仕方がなしに あとに つづいて ホームに 降りると

大きな スーツケースを 引きずった 日本人の女性が 話しかけてきた

だが こちらも 事情が わからず 駅員に 尋ねると ホーム3aに 行けとのこと

彼女を 手招きながら 3aの列車に 乗り込んだのものの また 車内放送が…

慌てて 席を立つ 乗客… せわしげに 指示する 駅員…

再び 駅員に 尋ねると 「4b! 走れ!」と せかされ

先ほどの女性にも 「4bだよ! 急いで!」と 叫んで 猛ダッシュ!

やっとの思いで ギリギリ 4bの列車に 飛び乗ったのだが

彼女の姿は…  無事に 乗れたのだろうか… (汗)

列車が 重く 走り出し ようやく 座席を 確保すると

向かいは ドイツ系の こじゃれた マダムだった

このマダム 自分との相席が お気に召さないのか 単に 機嫌が 悪いのか?

いかにも 苛立った様子で タバコを 吹かしては

やたらと 大声で 携帯電話の相手を まくし立てている

ずっと この調子なのかなぁ… こ、こわい… ひぃ〜〜〜!


それにしても いったい 何事だったのだろうか…

確認する 術もなしに 列車が ドルトレヒト駅に 着くと またしても 車内放送…

乗客が 一斉に ざわめきながら ホームへ なだれでた

こ、こんどは なに? なに? なんなのさ? 慌てて ホームに 降りると

先ほどの 怖いマダムが なにやら こちらに 向かって 叫んでいた

ん? ボム? ボス?? ブス??? 英語らしいのだが 発音が… ???

どうやら このマダム なにか トラブルが あったことを 教えてくれているらしい

この人 実は いい人なんじゃん… とにかく サンキュウと 叫び返したが

事態は のみ込めないまま… すると いかにも 気のよさそうな マダムが

「理解出来たのかい? 爆弾… 列車がない… バス… 」と 教えてくれた

流れに つづいて ホームを 出ると 外には 大勢の乗客が 集まっていた

とにかく インフォメーションだ! と 向かったが 当然 ここも 大混乱…

途方にくれ 後ずさりすると 係りのマダムが わざわざ 呼びとめ 教えてくれた

なんでも この先のレールが 爆弾で破壊され 列車が 通れないので

○○駅まで バスで行き そこから 列車に 乗れとのことだった

えっ! ウソ? マジ?? もしや テロ? (大汗)


急いで 出口に 戻り 不安に 駆られながら バスを 待った

ようやく 一台目のバスが 到着し 歓声と 共に 群がる人々の中で

もみくちゃにされながら 負けじと 突進するが 乗れそうにもない…

二台目も やはり ダメ…  溜息を こぼしながら ふと ホームを 見ると

あれれ 人影が… もしや 復旧したん?

駅員に 訊くと 「Yes!」 との お答えが… おいおい それを 早く 言えちゅーの!

ホームへ 駆け戻ると 丁度 列車が… アムステルダムに 行くかと 尋ねると

「たぶん… Yes!」 ええ〜ぃ ままよと 飛び乗ると 列車は すぐに 発車した

車内の電光掲示板に ゆっくりと 流れてゆく 「アムステルダム・セントラル」の文字

どうやら 予定のルートより 大回りで しかも 各駅停車らしい…

それでも いいさ 無事に 戻れるのならば…


数時間後 列車は 無事に オランダ アムステルダム・中央駅に 到着した

これも すべては あんな状況にも かかわらず 二度と 逢うこともないであろう

通りすがりの旅人に 親切にしてくれた マダムたちのおかげです

あなた方の 親切は 忘れないよ ありがとう マダムたち メルシ− マダムたち

えんど 大きな スーツケースを 引きずった 女性… ごめんなさい… (汗)


それにしても マジで よく 走ったなぁ…

教訓 旅は 道ずれ 世は 情け? リュク 1個 身軽が いちばん! (笑)

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