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6.LaVie NX CPUパワーアップ


LaVie NX CPUコア電圧の変更方法
LaVie NX CPUコア電圧の変更方法

LaVie NX CPU交換手順
LaVie NX CPU交換手順




 換装するCPUにはパッケージタイプがMicro-PGA2のMobilePentiumIIIまたはMobileCeleronが使えます。
 初めて換装しようとしたときは、すでに新品のPentiumIIIがショップに存在しない状態(あってもバカ高)だ
ったので、オークションで入手しました。
 PentiumIIIの場合、600MHz以上のものはSpeedStep機能を搭載していますが、LW450JはBIOS等が対
応していないために常にバッテリーモードでの動作になってしまいます。バッテリーモードではフルスピード
に比べて100MHz(PentiumIII600MHzの場合)あるいは150MHz(PentiumIII650〜)だけ低いクロックの動作に
なります。また、900MHz以上のPentiumIIIでも700MHzが上限となります。
 つまり、
  ◇PentiumIII500MHzまで・・・SpeedStep機能なし
  ◇PentiumIII600MHz・・・500MHz動作
  ◇PentiumIII650MHz・・・500MHz動作
  ◇PentiumIII700MHz・・・550MHz動作
  ◇PentiumIII750MHz・・・600MHz動作
  ◇PentiumIII800MHz・・・650MHz動作
  ◇PentiumIII850MHz以上・・・700MHz動作   となります。


コア電圧を下げても動作するのか?(発熱対策)
 高クロックのCPUに換装することで発熱の増加が懸念されますので、コア電圧を標準の1.60V→1.25V(設定可能な最低電圧)へ下げてみました。
 ノーマルCPU(450MHz)では安定して動作し、発熱は激減しました。
 その後色々なCPUを試してみましたが、どれも1.25Vで動作してしまいました
【コア電圧の規定値】
  ●PentiumIII(非SpeedStep)・・・1.60V
  ●PentiumIII(SpeedStepバッテリーモード時)・・・1.35V
  ●Celeron(SpeedStep機能なし)・・・1.60V


最速のCPUはどれか?
 PentiumIIIではバッテリーモードでしか動作しないので700MHzが最高クロックですが、Celeronでは850MHzが最高です(900MHzも存在するが入手困難)。
 一方、二次キャッシュ(L2)メモリはPen.が256KBなのに対しCel.は半分の128KBです。
 クロックで勝るCeleronが早いのか、L2メモリの多いPentiumIIIが早いのか?
 有名なHDBENCHでテストしたところ、クロックなりの結果でCeleronのほうが高スコアです。しかし、このベンチではL2容量の影響が少ないという話なので、簡単な処理をさせて比較してみました。



72.5MB圧縮処理 ファイル圧縮処理 MPEG-2切り出し
Celeron850MHz
55.2 sec.
114.7 sec.
435.6 sec.
PentiumIII650MHz動作
53.7 sec.



2.7%高速


PentiumIII700MHz動作
108.2 sec.



約6%高速
341.1 sec.



約22%高速




 このように一例ではありますが、主メモリへのアクセスが多くなる処理ではL2容量の大きいPentiumIIIがクロック周波数の高いCeleronよりも高いパフォーマンスを見せたのでした。
 よって、ベンチマークではなく実際の処理を想定すると、この機種での最速CPUはPentiumIII 700MHz動作と言うことができるでしょう。


【HDBENCHによるテスト結果】


★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★


Processor   Celeron 847.06MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Processor   Pentium III 697.58MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step A]
Cache L1_D:[16K] L1_I:[16K] L2:[128K]
Cache L1_D:[16K] L1_I:[16K] L2:[256K]
VideoCard ATI Technologies Inc. RAGE P/M Mobility PCI  
Resolution 1024x768 (16Bit color)  
Memory 261,616 KByte  
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4  
Intel(r) 82440MX Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
IC25N040ATCS05-0
MATSHITA UJDA730 DVD/CDRW


ALL
Integer
Float
MemoryR
MemoryW
MemoryRW
DirectDraw


15984
38589
38451
12791
9822
19225
19


14873
31803
31683
12277
9829
18634
19


Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
Read
Write
RRead
RWrite
Drive
10102
12341
5513
36
24515
19397
10132
10152
C:\100MB
10157
12142
5193
36
22816
19775
9784
10265
C:\100MB


  ◇ これまでに装着したCPU ◇  
@初めに付いていたPen.III 450MHz (○)
APen.III 700MHz(BatteryMode 550MHz) (×)
BPen.III 850MHz(BatteryMode 700MHz) (×)
CPen.III 500MHz(SpeedStepではない) (○)
DPen.III 800MHz(BatteryMode 650MHz) (×)
ECeleron 850MHz (×)
F↑Pen.III 1GHz(BatteryMode 700MHz) (×)
GPen.III 800MHz(BatteryMode 650MHz)(○)
 バッテリーモード最高クロックの700MHz動作を実
現するべく、再び850MHzのCPUを入手しました。
 LaVieはもはやメインマシンではないので、何かを
我慢したりしないでもいいわけですね。(H17.5.16)
H↑Pen.III 850MHz(BatteryMode 700MHz)


 (現在使用中) 



(○)は現在所有しているもの、(×)はすでに手放したものを表します。


 似たようなCPUをとっかえひっかえ交換・・・我ながら苦笑しちゃいます。


 DはES(エンジニアリングサンプル)品のため刻印が他と違っています。


 それにしてもCeleron 850MHzまでが1.25Vで動作したのにはちょっと驚きでした。



 番外編! 
省電力パソコンへの道!?




 まず、CPUを標準の450MHzに戻すものと仮定する。
 標準搭載のバッテリーはニッケル水素電池(Ni-MH)だが、別売でリチウムイオン電池(Li-Ion)が売られている。これだとバッテリー持続時間が1.4倍程度に延びるらしい。
 カタログではNi-MH電池で使用時間は2時間。これにCPUコア電圧を1.25Vに下げることにより約2割増しと仮定すると約2.5時間。Li-Ion電池を使うとさらに1.4倍として3時間20分くらいは持つことになる(ただしカタログ値ベース)。
 う〜ん、いまどき3時間ちょいバッテリーが持っても長くはないかなぁ。考えてみれば、今まで持ち歩いて使いたいと思ったことなんか無かったような・・・。電源のない場所でDVDソフトを1本観るようなことはできるかも知れない。




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