依田宣夫の

 

             「家庭決算書」のソフト活用法 

 

        

      「家庭決算書のスタート

      「家庭決算書の入力処理」

       「家庭決算書の読み方」

         家庭決算書Q&A 

        「家庭簿記入門」

 

                                                                                    家計会計協会

 

   Home 会社概要  ソフト「家庭決算書  コ ラ ム   トピックス    本の紹介 ソフト活用法 商簿記3級

 

 

2011年(平成23年)版  

ソフト 「家庭決算書」がベクターに公開されました

  2011年XP版「家庭決算書

    1ヶ月間無料でご使用できます。

 

  

 

 

                             「家庭決算書の入力処理」

 

       

  家庭決算書の入力処理マニュアル                

 

1−2−1 現金

 

  現金の入出金があった場合は、ここに記入します。

 

  入力時

 

    日付:日付のプルダウンメニューをクリックするとカレンダーが表示されます。

 

        カレンダー から 入 出金のあった日を選択すると、日付が入力されます。

 

    内容:購入品の内容を記録する摘要欄です。商品名、店名などを直接記入しま

               す。

        この摘要欄は空白のままでも構いません。

 

    科目 :科目のプルダウンメニューをクリックすると科目一覧が表示されます。

 

         該当科目を クリックすると科目が入力されます。

 

         科目の入力を間違えたときは、正し い科 目を選び直してクリックすると、

         正しい科目が入ります。

    

    入出金:その金額が現金に入ってきたもの(現金を増加させた)か、出ていった

                  もの(現金を減少させた) かによって、入金/出金のいずれかを選択します。

               

     金額:消費税込みの金額を直接入力します。

 

    ※消費税と本体価格を分けて管理することができます。

 

      消費税と本体価格を分けて管理する時は、本体価格を当該科目に、消費税

            額を「税金等−その他税金」に入力します。

 

     登録:「内容」以外の項目の入力が済むと、『登録』ボタンがクリックできる

                  状態になり ます。

 

         『登録』ボタンをクリックすると、下の一覧表に追加されます。

 

   訂正・複写・削除

        一覧表から、「訂正・複写・削除」したいデータがある場合には、その行の

        「訂正・複写・ 削除」ボタンをクリックすると、その行に記入されたデータの

        「訂正・複写・削除」ができます。

  

 

 

  1−2−2 .普通預金

 

普通預金の入出金に関するものは、全てここに記入します。

 

普通預金の入力画面では、「初めの財産対照表」で登録した銀行口座ごとに人出金額を入力します。

 

ロ座を変更する場合は、左上の口座選択のプルダウンメニューからロ座を選択し、クリックしてください。画面が切り替わります。

 

入力・削除などの操作方法は「現金」に準じます。

 

普通預金の一覧表の入金額、出金額は以下の例外を除き、預貯金通帳と一致します。

預貯金通帳は定期的に記帳するように心がけましょう。

 

例外(1) ・・・(参照) 給    料 

 

天引き‥・給与振込などの収入が振り込まれる時は、所得税、住民税、

           社会保険料などがあらかじめ天引き(控除)されているのが一般

           的です。

 

           家庭決算書では、給与が口座振込みの場合は「普通預金」の

           入力画面で、「控除前(額面どおり)の給与額が普通預金(給与振込

           口座)にいったん入金され、各天引き科目は同口座から出金した」

           という入出金処理を行います(給与が現金で支給される場合は、

           「現金」の入力画面で同様の入出金処理を行いま)。

 

           この処理によって、消費損益計算書の各科目に天引きされた金額           が反映されます。

 

           定期性貯金の解約時や有価証券の売却時も税金が控除され

           て入金されるケースが一般的ですので、同様の処理を行います。

 

例外(2)・・・(参照) 住宅ローンの返済

 

ローン返済‥・住宅ローンのなど借入金(負債)の返済は、元金返済分と支払

              利息の合計額が一括して引き落とされるのが一般的です。

 

              家庭決算書では、元金返済と支払利息を分けて出金処理

              を行います。

 

              この処理によって、仝偽睚嶌(イ主宅ローンならば、科目は

              「負債」の「イ主宅ローン」を選択)分は財産対照表の「負債

              (イ主宅ローン)」を減少させ、∋拱利息(科目は「特別消費」

              の「イ主宅ローン支払利息」を選択)分は消費損益計算書の

              「特別消費(イ主宅ローン支払利息)」を増加させます。

 

 

 1−2−3. カード購入・・・参照)カード未払金(1) ・カード未払い金(2)

 

クレジットカードで買い物をするなど、カード支払いを行った場合には、このカード購入の入力画面で入力します。

    

カード購入の入力画面では、「初めの財産対照表」で登録したカード会社ごとに購入金額を入力します。

 

かード会社を変更する場合は、左上のカード会社選択のプルダウンメニューからカード会社を選択し、クリックしてください。画面が切り替わります。

 

この「カード購入」入力画面では、カード支払いを行った場合に、その相手科目と金額を入力するだけです。

 

『カード未払金』は固定されているので、入力した金額が自動的に増加の欄に

入力されます。

 

また、この 「カード購入」画面では、カード代金の決済処理は行いません。

 

カード代金の決済処理は、カード代金の決済日に「普通預金」から代金が引き落とされたときに、普通預金の入力画面で普通預金の出金の処理を行います。

 

普通預金の入力画面で普通預金の出金の処理をすると、カード購入の入力画面の

内訳表の減少欄に、この金額が記入されます。

 

また、入力・削除などの操作方法は「現金」に準じます。

 

  つぎに、具体的な利用例を挙げて、この画面の利用方法を説明しましょう。

 

1.一般的な財・サービスを購入した場合

 

購入時

 

)2008年7月3日に友人とレストランで食事して、代金18、000円をクレジットカードで支払ったとします。

 

日付、内容、を選択・入力し、相手科目で「消費−その他生活費一交際費」を選択し、金額を入力。

 

『登録』ボタンをクリックすると内訳表の増加欄にデータが表示されます。

この操作で、7月の消費損益計算書の「消費−その他生活費一交際費」の項目に18、000円が計上されるとともに、同じ<7月の財産対照表の「負慎一カード未払金」に18、000円が計上されます。

 

決済時

 

)クレジットカードの決済(口座引き落とし)が2008年8月10日に行われたとします。

 

カード決済が行われたときは、「カード購入」の入力画面の操作は行いません。

 

この場合には、「普通預金」の入力画面を立ち上げて、カード決済用の銀行口座を選択し、日付(2008/8/10)、内容(クレジットカード引き落とし)、相手科目(負債・・カード未払金)、入出金(出金)、金額(18000)円を入力します。

 

この操作で、8月の財産対照表の「負債・・カード未払金」の残高が18、000円減少します。

 

2. クレジットカードでキャッシング(現金引出し)を行った場合

 

キャッシング時

 

)10月15日にクレジットカードで3万円をキャッシングしたとします。

 

この行為は現金残高の増減を伴いますので、「現金」の入力画面で操作を行います。

 

日付(2008/10/15)、内容(キャッシング)、相手科目(負債・・カード未払金)、入出金(入金)、

金額(30,000)を選択・入力します。

 

『登録』ボタンをクリックすると一覧表にデータが表示されます。

 

この操作で、10月の財産対照表の「資産・・現金」と「負債・・カード未払金」の両方に30、000円が増加計上されます。

 

なお、キャッシングで引き出した現金による財・サービスの購入の記帳も、通常どおり「現金」の入力画面で行います。

 

決済時

 

)キャッシングの返済(普通預金口座引き落とし)が2008年11月11日に行われたとします。利用手数料(利息)が450円だったとします。

 

返済が行われたときも、「カード購入」の入力画面の操作は行いません。

 

まず、利用金額(30,000円)の返済処理を行います。「普通預金」の入力画面を立ち上げて、カード決済用の普通預金ロ座を選択し、日付(2008/11/11)、内容(キャッシング返済)、相手科目(負債・・カード未払金)、入出金(出)、金額(30、000)円を入力します。

 

この操作で、11月の財産対照表の「負債−カード未払金」の残高が30、000円減少します。

 

次に、利用手数料(利息)の支払処理を行います。

 

同じ<「普通預金」の入力画面から、カード決済用のロ座を選択し、日付(2008/11/11)、内容(キャッシング支払利息)、相手科目(特別消費−その他支払利息)、入出金(出)、金額(450)円を入力します。

 

この操作で、11月の消費損益計算書の「特別消費−その他支払利息」に450円が計上されます。

  

 

1−2−4 .現金・普通預金以外

 

「現金・普通預金以外」の入力画面は、「現金」「普通預金」の残高の増減が関連しない取引で、かつクレジットカードを利用しなかった場合に使用します。

 

入力・削除などの操作方法は「現金」に準じます。

 

科目1と科目2の選択方法には運用ルールがあります。

 

「現金・普通預金以外」の科目入力に関する運用ルール

 

ルール(1)

 

資産科目および消費科目は、科目1を選択すると金額が増え、科目2を選択すると金額が

減る

 

ルール(2)

 

負債科目・正味財産科目および収入科目は、科目1を選択すると金額が減り、科目2を選択すると金額が増える

 

具体的なケースをもとに、使い方を解説しましょう。

 

一般的な家庭では、以下のような取引が発生した場合に利用します。

 

”藝(クレジットカードを除<、住宅ローン、その他借入金、未払金、その他負債などの借入金)で資産を購入した場合

 

負債(クレジットカードを除<、住宅ローン、その他借入金、未払金、その他負債などの借入金)で消費を行った場

 

クレジットカードの決済時に割引(割戻し)が発生した場合

 

せ饂困良床善廚簀枦益が発生した場合

 

セ饂困良床疎擦発生した場合

 

資産の売却損が発生した場合

 

定期性預金、その他預金に受取利息が発生した場合

 

┛篁困簑M燭「現金」「普通預金」以外で受け取った場合

 

※以下の解説では日付、内容、金額の記入方法については一部省略します。

 

 ”藝(クレジットカードを除<、住宅ローン、その他借入金、未払金、その他負債などの借入金)で資産を購入した場

 

) オートローンで自家用車を購入した

 

科目1「資産一車両」 / 科目2「負債−その他借入金」

 

※ただし、頭金を「現金」「普通預金」で支払った場合は、頭金分は「現金」「普通預金」で出金処理する。・・・(車両 / 現金または普通預金)

 

※税金・手数料分もローンで支払った場合の処理方法は以下のとおりです。

 

税金

科目1「消費−その他税金」 / 科目2「負債−その他借入金」

 

手数料

科目1「消費一手数料(計上科目は各人の設定による)」 / 科目2「負債−その他借入金」

 

負債(クレジットカードを除<、住宅ローン、その他借入金、未払金、その他負債などの借入金)で消費を行った場合

 

)教育ローンで入学金を支払った

 

科目1「消費一教育費(計上科目は各人の設定による)」 / 科目2「負債−その他借入金」

 

クレジットカードの決済時に割引(割戻し)が発生した場合

 

)利用額は21、000円だったが、決済額は5%割引の19,950円だったときの差額1、050円の処理方法

 

科目1「負慎一カード未払金」 / 科目2「特別収入一受贈給付金」

 

※決済額19,950円は通常どおり「普通預金」で「出金」処理を行う。

      (カード未払金 / 普通預金)

 

 

せ饂困良床善廚発生した場合

 

)マンションの時価評価額(資産価値)が上がった場合

 

科目1「資産−マンション」 / 科目2「特別収入一資産評価益」

 

※年末(期末)に行う資産の時価評価は「年の終わりに」のメニューで行います

 

セ饂困良床疎擦発生した場合

 

)マンションの時価評価額(資産価値)が下がった場合

 

科目1「特別消費一資産評価損」 / 科目2「資産−マンション」

 

   ※年末(期末)に行う資産の時価評価は「年の終わりに」のメニューで行います

 

  資産の売却損が発生した場合

 

)500、000円で購入した有価証券を450、000で売却したときの差額50、000円の処理方法

 

科目1「特別消費一有価証券売却損」 / 科目2「資進一有価証券」

 

※売却額450、000円は通常どおり「普通預金」で「入金」処理を行う。

      ([普通預金] / 「資進一有価証券」)

 

※税金・手数料が発生した場合の処理方法は以下のとおり。

 

・税金・手数料も有価証券売却損に含めて一括処理を行う方法(=追加処理を行わない)

 

・税金・手数料を有価証券売却損と別に処理する方法

 

税金

   科目1「消費−その他税金」 / 科目2「資進一有価証券」

 

手数料

     科目1「特別消費一有価証券売却損/その他」 / 科目2「資進一有価証券」

 

 定期性預金、その他預金に受取利息が発生した場合

 

)定期預金に利息がついた

 

科目1「資産一定期性預金」 / 科目2「特別収入一受取利息」

 

※普通預金に利息がついた場合は「普通預金」で「入金」処理する。

   (「普通預金」 / 「特別収入一受取利息」)

 

:*「普通預金」を「定期預金」に振り替えた場合は、普通預金で「出金」処理をする。

    (「定期預金」 / 「普通預金」)

 

  ┛篁困簑M燭「現金」「普通預金」以外で受け取った場合

 

)遺産相続で株式を受け取った

科目1「資産一有価証券」 / 科目2「正味財進一家族財産」