依田宣夫の一言コラム

 

 

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 第510回 改訂版「家庭簿記」入門19

 

4家庭簿記の帳簿

 

家庭簿記の帳簿には、主要簿と補助簿があります。

家庭簿記では、仕訳帳と総勘定元帳を主要簿といい、現金出納帳、預金出納帳と

振替帳を補助簿といいます。

補助簿は、家庭の主な取引が現金と預金なので、これらの取引の内訳明細を

発生順に記録、計算するための帳簿として現金出納帳と預金出納帳を作成し、

また、現金と預金以外の取引を記入する帳簿として振替帳を作成します。

 

(1)主要簿

仕訳帳

総勘定元帳

 

(2)補助簿

現金出納帳・・現金の入金、出金を記入する帳簿

預金出納帳・・預金の入金、出金を記入する帳簿

振替帳    ・・現金、預金以外の取引を記入する帳簿

 

 

 

(1)主要簿

「仕訳帳」と「総勘定元帳」を、主要簿といいます。

すべての取引を左方(ひだりかた)と右方(みぎかた)に分け、勘定科目と

金額を決定し、仕訳をし、この仕訳を発生順に記録するための帳簿が 「仕訳帳」です。

仕訳帳で仕訳したものを、勘定科目別に整理、集計する帳簿を、「総勘定元帳」と

いいます。

 

 

(2)補助簿

取引の特定の勘定科目の内訳明細を発生順に記録、計算するための帳簿を

補助簿といいます。

補助簿には、現金と預金の内訳明細を記録する現金出納帳と預金出納帳、現金

と預金以外の取引を記録する振替帳があります。

 

 

 

 

 

 

 

 第509回 改訂版「家庭簿記」入門18

 

 

3 試算表を作る

 

総勘定元帳に転記したからといって、その転記が正しく行われたという

保証は何もありません。そのために、試算表という表を作ります。

試算表とは、仕訳を勘定科目ごとに正確に転記したことをチェックする

ための表を言います。また、試算表は、総勘定元帳の各勘定口座の合計額や

残高を集めて作成される集計表で、期末の決算手続きを円滑にするために

作成されます。

試算表は、決算の予備手続きとして決算のときには必ず作成しますが、

毎月末、毎週末など、必要に応じて作成されます。

試算表には、々膩彁長盪郢刺宗↓合計試算表、残高試算表の3種類が

あります。

ここでは、合計残高試算表について見ていきます。

合計残高試算表は、総勘定元帳に記入されているすべての勘定科目の合計金額と

残高(合計金額の差額)を集計したものです。

このとき、左方(ひだりかた)、右方(みぎかた)のどちらに残高(合計金額の

差額)が出るかは、各勘定科目が属するグループによって決まっています。

資産グループと消費グループは、必ず左方(ひだりかた)に残高(合計金額の差額)が

出ます。

負債グループ、正味財産グループ、収入グループは、必ず右方(みぎかた)に

残高(合計金額の差額)が出ます。

例えば、現金は資産グループなので、残高は、必ず左方(ひだりかた)に出ます。

カード未払金は負債グループなので、残高は必ず右方(みぎかた)に出ます。

 

「左右(貸借)平均の原理」

試算表を作成すると、仕訳を総勘定元帳へ転記したときの記帳ミスがなければ、

試算表の左方(ひだりかた)と右方(みぎかた)の合計残高は、必ず、一致し

ます。

試算表のこのような関係を「左右(貸借)平均の原理」といいます。

 

 

前記の総勘定元帳から合計残高試算表を作ると、次のようになります。

 

             合計残高試算表

    

 左方(ひだりかた)

 

  右方(みぎかた)

残 高

合 計

勘定科目

合 計

残 高

,700

 400

 

 

 300

,000

 800

,000

,200

 

 

 300

,000

 800

現 金

普通預金

カード未払金

家族収入

食料費

外食費

水道光熱費

受取利息

300

800

,000

,000

 

 

 

,200

 

 

,000

,000

 

 

 

,200

11,200

12,300

合計・残高

12,300

11,200

 

 

 

 

 

 

 

 

 第508回 改訂版「家庭簿記」入門17

 

 

(3)総勘定元帳

 

総勘定元帳は、勘定科目ごとの合計や残高を一表にした試算表を作るため、

計算間違いなどのミスを防ぎ、計算の正確性を確保し、勘定科目別に整理、

集計し、合計と残高を計算する帳簿です。

また、仕訳したものを、この総勘定元帳に、勘定科目別に整理することを

「転記」と言います。

 

(4)総勘定元帳を作る

上記の仕訳を、仕訳帳から総勘定元帳に転記すると次のようになります。

仕訳を総勘定元帳に転記する場合、各勘定科目の増加欄、減少欄にそれぞれ

相手科目と金額を記入します。

 

例えば、現金の場合は、次のようになります。

       (左 方)     (右 方)

   現金 5,000円 / 家族収入 5,000円

 

       (左 方)      (右 方)

     食料費  300円 / ぁ仝酋癲 。械娃葦

 

           現  金

  左 方(現金増加)

  右 方(現金減少)

相手科目

金 額

相手科目

金 額

家族収入

,000円

食料費 

300円

 

 

 

 

 

 

 

上記の仕訳帳から総勘定元帳への転記は、次のようになります。

現  金

左  方

右  方

家族収入

,000円

食料費

300円

普通預金

左  方

右  方

受取利息

,200円

水道光熱費

800円

カード未払金

左  方

右  方

 

 

外食費

,000円

家族収入

左  方

右  方

 

 

  現金

,000円

受取利息

左  方

右  方

 

 

普通預金

,200円

食料費

左  方

右  方

現金

300円

 

 

外食費

左  方

右  方

カード未払金

,000円

 

 

 水道光熱費

左  方

右  方

普通預金

800円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第507回 改訂版「家庭簿記」入門16

 

 

2「仕訳帳」と「総勘定元帳」で仕訳をまとめる

 

1)仕訳帳

仕訳帳は、総勘定元帳へ転記の準備をするため、すべての取引を左方(ひだりかた)と

右方(みぎかた)に分けて、勘定科目と金額を発生順に仕訳して、記録する帳簿です。

 

(2)仕訳帳を作る

仕訳帳は、全ての取引を発生日順に仕訳記入する帳簿です。

 

(例)

1/15 家族収入が現金で,000円あった

     (左 方)        (右 方)

  現金 5,000円 / 家族収入 5,000円

 

1/16   食料費に現金300円を支払った

      (左 方)      (右 方)

 食料費  300円 / ぁ仝酋癲。械娃葦漾

 

1/26  レストランで食事をして、代金,000円をカードで支払った

      (左 方)       (右 方)

コ或費5,000円 /Εード未払金5,000円

 

1/27  普通預金に受取利息,200円の入金があった

      (左 方)        (右 方)

普通預金1,200円 / ┝取利息1,200円

 

1/30  ガス代800円が普通預金から引き落とされた

      (左 方)        (右 方)

水道光熱費 800円 / 普通預金 800円

 

 

仕訳帳へ記入

 

            仕訳帳

     単位:円

  付 

    摘   要

左 方

右 方

 1/15

仝酋

    家族収入

,000

 

 ,000  

 1/16

食料費

     現金

 300

 

  300

 1/26

外食費

   カード未払金

,000

 

,000

1/27 

普通預金

    受取利息

,200 

 

,200

 1/30

水道光熱費

    普通預金

 800

 

  800

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第506回 改訂版「家庭簿記」入門15

 

 

第5章 仕訳をまとめる

 

1仕訳の分類・集計

 

仕訳した取引を勘定科目ごとに分類・集計してまとめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第505回 2018年5月1日の財産対照表と4月分の消費損益計算書を作りましょう!

 

(1)2018年5月1日現在の財産対照表を作りましょう!

 

                財産対照表

 

  (2018年5月1日現在)

                           (単位:円)

左方(ひだりかた)

   金 額

右方(みぎかた)

   金 額

資産の部

 

負債  負債の部

 

現 金

 

住宅ローン

 

普通預金

 

その他借入金

 

定期性預金

 

カード未払金

 

その他預金

 

未払金

 

土 地

 

後払い電子マネー

 

建 物

 

その他負債

 

マンション

 

負債合計

 

有価証券

正味財産の部

保険積立金

 

 家族財産

 

車 両

 

 留保財産

 

売却可能な高額品

 

当期消費損益

      

電子マネー

 

正味財産合計

 

その他資産

 

 

現金過不足

 

 

 

資 産 合 計

 

負債・正味財産合計

 

(1)  正味財産の計算

正味財産=資産合計―負債合計

 

(2)留保財産(あなたが今まで働いて自力で築き上げた財産の金額)の計算

 留保財産=正味財産―家族財産

 

 (2) 2018年4月度(4月1日から4月30日)の消費損益計算書を作りましょう!

 

   当月度(4月1日から4月30日)の収入科目と消費科目の合計金額を

   科目ごとに記帳します。決算整理を追加します。

   累計は4月までの合計金額になります。累計の当期消費損益は、

   5月1日の財産対照表の当期消費損益に一致します。

 

                      2018年度消費損益計算書

                     (4月1日から4月30日)

                               (単位 円)

 

  科 目

 当 月

 累 計

  科 目

 当 月

  累 計

 収入の部 

金 額

金 額

特別収入の部

 金 額

  金 額

給 料

 

 

受取利息

 

 

賞 与

 

 

受取配当金

 

 

家族収入

 

 

受贈給付金

 

 

年金・その他

 

 

資産評価益

 

 

収入合計

 

 

有価証券売却益

 

 

消費の部

 

 

その他  

 

 

税金等

 

 

特別収入合計

 

 

(所得税)

 

 

特別消費の部

 

 

(住民税)

 

 

住宅ローン支払利息

 

 

(社会保険料)

   

 

その他支払利息

 

 

(その他税金)

 

 

資産評価損

 

 

日常生活費

 

 

有価証券売却損

 

 

(食料費)

 

 

  その

 

 

(通信費)

 

 

特別消費合計

 

 

(交通費)

 

 

当期消費損益

 

 

(水道光熱費)

 

 

 

 

 

(新聞図書費)

 

 

 

 

 

(消耗品費)

 

 

 

 

 

その他生活費

 

 

 

 

 

(外食費)

 

 

 

 

 

(交際費)

 

 

 

 

 

(医療費)

 

 

 

 

 

(旅行費)

 

 

 

 

 

(教育費)

 

 

 

 

 

(衣料費)

 

 

 

 

 

消費合計

 

 

 

 

 

通常消費損益

 

 

 

 

 

 

        通常消費損益=収入合計−消費合計

     当期消費損益=収入合計−消費合計+特別収入合計−特別消費合計

   (注) 開始月の場合は、当月金額と累計金額が同じ金額になっています。

 

 

 (参考)

 

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  ソフトマニュアル 

    ソフト「家庭決算書」TOP

 
 
(参考) 記帳式「家庭決算書」

 

                   2018年版「家庭決算書」記帳式

 

 

(参考)

 

   家計調査(二人以上の世帯)

 

  2018年1月累計 

   収入合計 442,129円(一か月平均 442,129円)

   消費合計 371,470円(一か月平均 371,470円)

   当期消費損益70,659円

     ( 1月に正味財産が 70,659円だけ増加しました)

   

 

    平成29年(2017年)1月〜12 月分合計

 

 

    (参考 総務省家計調査速報で作る家庭決算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第504回 改訂版「家庭簿記」入門14

 

4「収入勘定」の個別の会計取引を「仕訳」する

 

「右方(みぎかた)」グループの収入勘定は、勘定科目の金額が

増加した場合には「右方(みぎかた)」、減少した場合には「左方(ひだりかた)」

に仕訳されます。

 

                「収入勘定」

  増  加

  減  少

右方(みぎかた)

左方(ひだりかた)

 

(1)給料収入

(例1) 今月分の給料の手取り金額283,000円が普通預金に振り込まれ

ました。その内訳は、給料の総額は350,000円、社会保険料19,000円、

住民税15,000円、所得税33,000円だとします。

 

この場合の仕訳は、給料の総額が普通預金に振り込まれ、同時に社会保険料、

住民税、所得税が普通預金で支払われたとして仕訳をします。

 

(仕訳1)

普通預金(資産)が350,000円増加した→ 左方(ひだりかた)

給料(収入)が350,000円増加した  → 右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)         (右 方)

普通預金 350,000円 / 給料 350,000円

 

(仕訳2)

社会保険料(消費)が19,000円増加した→ 左方(ひだりかた)

普通預金(資産)が19,000円減少した → 右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)         (右 方)

社会保険料19,000円  / 普通預金19,000円

 

(仕訳3)

住民税(消費)が15,000円増加した → 左方(ひだりかた)

普通預金(資産)が15,000円減少した→ 右方(みぎかた)

(仕訳)

      (左 方)        (右 方)

住民税 15,000円 / 普通預金 15,000円

 

(仕訳4)

 所得税(消費)が33,000円増加した  → 左方(ひだりかた)

普通預金(資産)が33,000円減少した →  右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)        (右 方)

   所得税 33,000円 / 普通預金 33,000円

 

(2)受取利息

 

(例1)普通預金の利息1,200円が入金された場合

 

普通預金(資産)が1,200円増加した  → 左方(ひだりかた)

受取利息(特別収入)が1,200円増加した→ 右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)        (右 方)

 普通預金 1,200円  /  受取利息 1,200円

 

5「消費勘定」の個別の会計取引を「仕訳」する

 

  「左方(ひだりかた)」グループの消費勘定は、勘定科目の金額が

増加した場合には「左方(ひだりかた)」、減少した場合には「右方(みぎかた)」に

仕訳されます。

 

             「消費勘定」

  増  加

  減  少

左方(ひだりかた)

右方(みぎかた)

  

(1)旅費交通費

 

(例1)電車賃500円を現金で支払った場合

 

旅費交通費(消費)が500円増加した→ 左方(ひだりかた)

現金(資産)が500円減少した   → 右方(みぎかた) 

(仕訳)

     (左 方)       (右 方)

    旅費交通費 500円 / 現金 500円

 

(2)水道光熱費

 

(例1)電気料金5,800円が普通預金から引き落とされた場合

 

水道光熱費(消費)が5,800円増加した→ 左方(ひだりかた)

普通預金(資産)が5,800円減少した → 右方(みぎかた)

(仕訳)

    (左 方)        (右 方)

水道光熱費 5,800円 / 普通預金 5,800円

 

 

 

 

 

 

 

 第503回 改訂版「家庭簿記」入門13

 

2個別の会計取引

 

1「資産勘定」の個別の会計取引を「仕訳」する

 

  「左方(ひだりかた)」グループの資産勘定は、勘定科目の金額が増加した

場合には「左方(ひだりかた)」、減少した場合には「右方(みぎかた)」に

仕訳されます。

 

                資産勘定

  増  加

  減  少

左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 

(1)現金の場合

(例1)アルバイトをして、現金5,000円を受け取った場合

 

現金(資産)が5,000円増加した      → 左方(ひだりかた)

家族収入(収入)が5,000円増加した → 右方(みぎかた)

 

        (仕訳)

   (左 方)         (右 方)

 現金  5,000円 /  家族収入  5,000円

 

(例2)スーパーで野菜を購入し、現金300円を支払った場合

 

現金(資産)が300円減少した → 右 方(みぎかた)

食料費(消費)が300円増加した → 左 方(ひだりかた)

 

(仕訳)

    (左 方)        (右 方)

   食料費  300円 /  現金  300円

 

(2)普通預金の場合

 

(例1)普通預金に現金10,000円を預け入れた場合

 

  現金(資産)が10,000円減少した   → 右 方(みぎかた)

普通預金(資産)が10,000円増加した → 左方(ひだりかた)

 

(仕訳)

    (左 方)         (右 方)

   普通預金 10,000円 /  現金 10,000円

 

(例2)水道代3,500円が普通預金から引き落とされた場合

 

普通預金(資産)が3,500円減少した → 右方(みぎかた)

水道代(消費)が3,500円増加した  → 左方(ひだりかた)

 

(仕訳)

     (左 方)         (右 方)

   水道光熱費 3,500円 / 普通預金 3,500円

 

 

(3)有価証券」の場合 

 

(例1)A社株式1000株を500,000円で買い入れ、買入手数料

,000円とともに、代金を普通預金から振り込んだ場合

 

普通預金(資産)が505,000円減少した→右方(みぎかた)

有価証券(資産)が505,000円増加した→左方(ひだりかた)

 

(仕訳)

  (左 方)         (右 方)

有価証券505,000円 / 普通預金505,000円

2「負債勘定」の個別の会計取引を「仕訳」する

 

  「右方(みぎかた)」グループの負債勘定は、勘定科目の金額が増加した場合には

  「右方(みぎかた)」、減少した場合には「左方(ひだりかた)」に仕訳されます。

 

             「負債勘定」

  増  加

  減  少

右 方(みぎかた)

左方(ひだりかた)

 

 

(1)住宅ローンの場合

 

 (例1)住宅購入資金として銀行から1,000万円借り入れをした場合

   

    普通預金(資産)が1,000万円増加した → 左方(ひだりかた)

住宅ローン(負債)が1,000万円増加した→ 右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)        (右 方)

   普通預金1,000万円 / 住宅ローン1,000万円

 

(2)カード未払金の場合

 

(例1)レストランで食事をして、その代金5,000円をカードで

支払った場合

 

外食費(消費)が5,000円増加した   → 左方(ひだりかた)

カード未払金(負債)が5,000円増加した→ 右方(みぎかた)

(仕訳)

     (左 方)        (右 方)

 外食費 5,000円  / カード未払金 5,000円

3「正味財産勘定」の個別の会計取引を「仕訳」する

 

「右方(みぎかた)」グループの正味財産勘定は、勘定科目の金額が増加した場合には

「右方(みぎかた)」、減少した場合には「左方(ひだりかた)」に仕訳されます。

 

            「正味財産勘定」

  増  加

  減  少

右 方(みぎかた)

左方(ひだりかた)

 

 

(1)家族財産

 

(例1)住宅購入資金として、親から300万円の現金を贈与された場合

 

現金(資産)が300万円増加した    → 左方(ひだりかた)

家族財産(正味財産)が300万円増加した→ 右方(みぎかた)

 

(仕訳)

     (左 方)      (右 方)

    現金 300万円 / 家族財産 300万円

 

 

 

 

 

 

 

 第502回 改訂版「家庭簿記」入門12

 

 第4章 家庭の個別の会計取引を「仕訳」する

 

 

1取引と仕訳

 

「仕訳」とは、家庭の会計取引を記録する方法のことです。その仕訳の特徴は

次の通りです。

・1つの会計取引から1つの記録をする 

・会計取引を勘定科目に分類する

・勘定科目は、増加、減少によって「左方(ひだりかた)」、「右方(みぎかた)」に

 分かれる

・「左方(ひだりかた)」、「右方(みぎかた)」の金額は、一致している

 

「仕訳」の基本形

    左  方(ひだりかた)    右  方(みぎかた)

    勘定科目  金額()  /  勘定科目  金額()

 

また、仕訳は1つの取引で1つの仕訳だけでなく、1つの取引で複数の

仕訳をする場合があります。 

 

  1つの取引で1つの仕訳の場合 

例1 食料1,000円を購入し、現金で支払った。

(機妨酋發箸い資産が、減少した

(供某料費という消費が、増加した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎現金

 減少

 右

 食料費

 

 

 

仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 食料費

 ,000円

 現金

 ,000円

 

例2 レストランで食事をし、代金19,000円はクレジットで支払った。

(機乏或費という消費が、増加した

(供縫ード未払金という負債が、増加した

 

   ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎外食費

 増加

 左

 カード未払金

 

 

 

仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 外食費

 19,000円

カード未払金

 19,000円

 

  1つの取引で2つの仕訳がある場合 

(例)住宅ローンの元金100,000円とそれに伴う利息2,000円を

      普通預金から支払った

(1) 住宅ローンの元金返済

(機防當麺其發箸い資産が、減少した

(供暴斬陬蹇璽鵑箸いι藝弔、減少した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 減少

 右

 住宅ローン

 

 

 

 仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 住宅ローン

 100,000円

 普通預金

 100,000円

 

 

 

(2)住宅ローンの利息の支払い

(機防當麺其發箸い資産が、減少した

(供忙拱利息という費用が、増加した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 減少

 右

 支払利息

 

 

 

 仕訳 

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 支払利息

 ,000円

 普通預金

 ,000円

 

  仕訳まとめ

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

金額(円)

 住宅ローン

 支払利息

 100,000円

   ,000円

 普通預金

 102,000円

 

 

 

1つの取引で3つ以上の仕訳がある場合

 (例)今月分の給料の手取り金額290,000円が普通預金に振り込まれ

   ました。

その内訳は、給料の総額は355,000円、社会保険料15,000円、

住民税20,000円、所得税30,000円でした。

この場合の仕訳は、給料の総額が普通預金に振り込まれ、同時に社会保険料、

住民税、所得税が普通預金で支払われたとして仕訳をします。

(1)

(機防當麺其發箸い資産が、増加した

(供傍詢舛箸い収入が、増加した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 増加

 左

 給料

 

 

 

  仕訳1

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 普通預金

 355,000円

 給料

 355,000円

 

2)

(機防當麺其發箸い資産が、減少した

(供社会保険料という消費が、増加した 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 減少

 右

 社会保険料

 

 

 

 

  仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 社会保険料

 15,000円

 普通預金

 15,000円

 

()

(機防當麺其發箸い資産が、減少した

(供暴嗣雲任箸い消費が、増加した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 減少

 右

 住民税

 

 

 

  仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 住民税

 20,000円

 普通預金

 20,000円

 

()

(機防當麺其發箸い資産が、減少した

(供暴蠧誓任箸い消費が、増加した

 

  ホップ

  ステップ

  ジャンプ

 科目付け

 増減付け

 左右付け

 ◎普通預金

 減少

 右

 所得税

 

 

 

 

  仕訳

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

 金額(円)

 所得税

 30,000円

 普通預金

 30,000円

 

 

 仕訳まとめ

 左方(ひだりかた)

 右方(みぎかた)

 勘定科目

 金額(円)

 勘定科目

金額(円)

 普通預金

社会保険料

 住民税

所得税

  355,000円

15,000円

    20,000円

30,000円

 給料

普通預金

普通預金

普通預金

 355,000円

 15,000円

 20,000円

 30,000円

 

 

 

 

 

 

 

 第501回 改訂版「家庭簿記」入門11

 

4仕訳の組み合わせ

 

どんな取引も、必ず、左方(ひだりかた)要素右方(みぎかた)要素の

いずれかとの組み合わせによって仕訳されます。

主な組み合わせを線で結ぶと次のようになります。

 

 

 

 

 

 

これらの取引の組み合わせは、必ず、左方(ひだりかた)要素と右方(みぎかた)要素と

の間で結ばれます。決して、左方(ひだりかた)要素だけとか右方(みぎかた)要素だけ

の組み合わせは存在しません。