依田宣夫の一言コラム

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  特集コラム1 1000兆円の国の借金は、わたしたち、大人の責任です

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第200回

  貯蓄と負債

第199回

 年齢階層別暮らしの特徴

第198回

 消費税率引上げに伴う家計消費の動き

第197回

 財政再建に関する特命委員会報告(最終報告)のポイント

第196回

 消費者物価指数と消費支出総務省統計局2015年7月31日公表)

第195回

 家庭簿記 帳簿と仕訳(その9)翌年度の「はじめの財産対照表」を作る            

第194回

  家庭簿記 帳簿と仕訳(その8)家庭決算書を作る

第193回

 家庭簿記 帳簿と仕訳(その7)精算表を作る2

第192回

 家庭簿記 帳簿と仕訳(その7)精算表を作る1

第191回

 帳簿と仕訳(その6)決算整理

 

 

 

  第200回 貯蓄と負債

 

  貯蓄と負債

  総務省 家計簿からみたファミリーライフ 第5章 我が家の資産より)

    資産の状況は,消費の動向に大きく影響を与えます。ここでは,二人以上の

   世帯の貯蓄や負債の状況について見てみましょう。

     1、貯蓄   約3分の2の世帯は平均値を下回っています

     2、負債   負債現在高は,25年と比べると,10万円増加し,

             509万円となっています。     

1. 貯蓄の世帯分布

  貯蓄現在高の平均値を下回る世帯は全体の約3分の2

 二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は平均では1,798万円ですが,

 世帯を金額の低い世帯から高い世帯へと順に並べたときに,ちょうど中央に

 当たる世帯の貯蓄現在高は1,052万円と平均を下回っています。これは,

 貯蓄の多い世帯が,平均値を押し上げているためです。

 約3分の2の世帯は平均値を下回っています。

図 5-1 貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)(平成26年)

貯蓄現在高階級別世帯分布のグラフ

※貯蓄保有世帯の中央値とは,貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた世帯を貯蓄現在高の低い方から順番に並べたときに,ちょうど中央に位置する世帯の貯蓄現在高をいいます。


 

統計豆知識 〜平均値と中央値〜

 たくさんのデータを集めた統計を分かりやすく表すためによく使われるのが平均値です。

 左右に同じように広がる富士山のように分布しているときには,平均値が実感に合っています。

 ところが,上の貯蓄のように,左側から右肩下がりのグラフになるときには,平均は必ずしも

 実感と合いません。このような場合には,額の低い方から数えた真ん中の世帯の額(中央値)が

 実感により合った額を示してくれます。


 

2. 貯蓄の種類別の状況

 定期性預貯金が4割強を占める二人以上の世帯の貯蓄

  平成26年の二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は,25年と比べると,

  59万円増加し,1,798万円となっています。

  平成24年以降について構成比を見ると,3年連続して定期性預貯金は最も大きな割合を

  占めています。

  また,通貨性預貯金及び有価証券の割合は上昇傾向にあり,特に有価証券は,

  24年から26年にかけて2.4ポイント上昇しています。

図 5-2 貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比(二人以上の世帯)

貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比のグラフ

※金融機関外は社内預金など,金融機関以外へ預けた貯蓄


 

  二人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄現在高の内訳を世帯主の年齢階級別に見ると,

  40歳代以上では定期性預貯金が最も多く,40歳未満は通貨性預貯金が最も多くなっています。

  また,有価証券は,70歳以上で最も多くなっています。

図 5-3 世帯主の年齢階級,貯蓄の種類別貯蓄現在高(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級,貯蓄の種類別貯蓄現在高のグラフ


 

3. 負債の種類別の状況

 二人以上の世帯の負債現在高は509万円

  平成26年の二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高は,25年と比べると,10万円増加し,

  509万円となっています。そのうち,住宅・土地のための負債が458万円と最も多く,

  90.0%を占めています。

図 5-4 負債の種類別負債現在高及び構成比(二人以上の世帯)

負債の種類別負債現在高及び構成比のグラフ


 

  二人以上の世帯の1世帯当たり負債現在高の内訳を世帯主の年齢階級別に見ると,

  住宅・土地のための負債は,40歳代が最も多く,975万円となっています。

  50歳代以降では,住宅・土地のための負債は減少しており,高齢になるにつれ

  住宅ローンの返済が進んでいくことがうかがわれます。

図 5-5 世帯主の年齢階級,負債の種類別負債現在高(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級,負債の種類別負債現在高のグラフ


 

    第199回 年齢階層別暮らしの特徴

 

  年齢階層別暮らしの特徴

        総務省 家計簿からみたファミリーライフ 第4章年齢階級別に見た暮らしの特徴より)

  家計支出の内容は世帯主の年齢によって違うことがあります。ここでは,世帯主の

 年齢階級別に暮らしの特徴を見てみましょう。

 二人以上の世帯

  1、住居費

 世帯主の年齢が低い世帯ほど, 借家に住む世帯が多いと考えられるため,

 家賃地代を含む,住居費の支出が多くなる傾向にあります。特に,30歳未満の世帯では

 家賃地代への支出が住居費の93.0%を占め,他の年代に比べ最も高くなっています。

 なお,設備修繕・維持については,世帯主の年齢が高い世帯ほど持家に住む世帯が多いと

 考えられるため,支出が多くなる傾向にあります。

図 4-1 世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の住居費(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の住居費のグラフ

 

 2、幼児関連費

  子供の誕生とともに,幼稚園や保育所の費用など,幼児関連費が多くなる傾向にあります。

  幼児のいる世帯が多いと考えられる,世帯主が30歳未満及び30歳代の世帯では幼児関連費が

  多くなり,特に,幼稚園・保育所費用への支出が多い30歳代の世帯で最も多くなっています。

 また,30歳未満の世帯では紙おむつ及び粉ミルクへの支出が他の年代に比べ多くなっています。

図 4-2 世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の幼児関連費(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の幼児関連費のグラフ

被服・履物 : 乳児服,子供用和服,子供用洋服,子供用シャツ・セーター類,子供用下着類,子供用靴下,子供靴

 

  3、教育関連費

  子供の成長とともに,授業料,学習参考書,仕送り金,塾の費用など,教育関係費が

  多くなる傾向にあり,特に,世帯主が40歳代及び50歳代の世帯で多くなっています。

  40歳代と50歳代の世帯を比べると,50歳代の世帯では,子供が親元を離れ大学に

  進学する世帯が多いと考えられるため,国内遊学仕送り金への支出が多くなり,

  40歳代の世帯と比べると,3.0倍になっています。

  一方,40歳代の世帯では,子供が中学校や高校に在学している世帯が多いと

  考えられるため,学習塾や家庭教師への月謝などが含まれる補習教育に加え,

  「その他の教育関係費」の支出が他の年代に比べ最も多くなっています。

図 4-3 世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の教育関係費(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の教育関係費のグラフ

その他の教育関係費 : 学校給食,男子用学校制服,女子用学校制服,鉄道通学定期代,バス通学定期代,通学用かばん,書斎・学習用机・いす,文房具


 

 4、旅行関係費

  旅行関係費について見ると,世帯主が60歳代の世帯で最も支出金額が多く,旅行関係費への

  支出が最も少ない30歳未満の世帯と比べると,2.8倍になっています。

  また,消費支出に占める 旅行関係費の割合も,60歳代の世帯が最も高くなっています。

図 4-4 世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の旅行関係費(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の旅行関係費のグラフ

旅行関係費 : 宿泊料,パック旅行費

 

  5、健康保持用摂取品

  サプリメントなどの健康保持用摂取品の支出金額を見てみると,最も多い70歳以上の

  世帯の支出は,最も少ない30歳未満の世帯と比べると,15.6倍になっています。

  また,消費支出に占める健康保持用摂取品の割合も70歳以上の世帯が最も高くなっています。

図 4-5 世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の健康保持用摂取品の支出金額(二人以上の世帯)(平成26年)

世帯主の年齢階級別1世帯当たり年間の健康保持用摂取品の支出金額のグラフ

   単身世帯

   1、食費

   単身世帯について,男女年齢階級別に食料への支出(食費)の内訳を見ると,

   35歳未満の男性は外食への支出が最も多くなっています。

 一方,60歳以上の女性は「素材となる食料」への支出が最も多くなっています。

図 4-6 男女,年齢階級別1か月間の食費(単身世帯)(平成26年)

男女,年齢階級別1か月間の食費のグラフ

外食     :外食,賄い費

調理済みの食料:菓子類,調理食品

素材となる食料:穀類,魚介類,肉類,乳卵類,野菜・海藻,果物,油脂・調味料

 

  2、ペット関連費

   単身世帯について,男女年齢階級別にペット関連費について見ると,

   35〜59歳の女性が最も多くなっています。

   また,男性は女性と比べると,すべての年齢階級で支出が少なくなっています。

図 4-7 男女,年齢階級別年間のペット関連費(単身世帯)(平成26年)

男女,年齢階級別年間のペット関連費のグラフ

ペット関連費:愛がん動物(ペット),ペットフード,動物病院代など

 

 

 

   第198回 消費税率引上げに伴う家計消費の動き

 

     総務省 家計簿からみたファミリーライフ

     第3章 家計から分かる暮らしの特徴より

  消費税率引上げに伴う家計消費の動き

  平成26(2014)年4月に,消費税率が5%から8%へ引き上げられました。

  これにより,消費支出は,引上げ前の3月には駆け込み需要による増加,

  引上げ後の4月以降はその反動による減少がみられました。

  ここでは,今回の消費税率の引上げが,家計消費の動向にどのような影響を

  与えたか,前回の消費税率引上げ時(平成9(1997)年4月:3%→5%)との

   比較などから具体的にみてみましょう。

 駆け込み需要と反動減が大きかった今回

   二人以上の世帯の消費支出について,前回の消費税率引上げ時と

   比較してみると,3月の駆け込み需要は,今回の方が前回よりも大きな増加と

   なっています。その反動もあって,4月以降は,今回の方が前回より大きな減少と

   なっていますが,9月以降は緩やかに増加しています。

図 3-1-1 消費支出(季節調整済実質指数)の推移(二人以上の世帯)

消費支出の推移のグラフ

※ 各年の前年平均(平成9〜10年は8年平均,26〜27年は25年平均)を100として指数化した。
※ 平成9〜10年は農林漁家世帯を除く結果,26〜27年は同世帯を含む結果である。
※ 季節調整は,平成9〜10年はセンサス局法X-11,26〜27年はセンサス局法X-12-ARIMAによる。

 

  統計豆知識 〜消費者物価指数(CPI)〜

 消費者物価指数は,全国の世帯が日常生活で購入する商品(財・サービス)の価格の

  動きを総合して見るために指標化したものです。物価の変化を客観的に表すひとつの

  指標として多方面で利用されています。

 家計調査の実質化には消費者物価指数を用いています。


 

   家電などの駆け込み需要や生活消耗品の買いだめの様子

   家庭用耐久財(エアコンなどの家電や家具が含まれる)や家事用消耗品

   (トイレットペーパー,台所用洗剤などが含まれる)の支出金額の実質増減率を

   四半期別にみると,平成26年1〜3月期は駆け込み需要により,前年同期に比べ

   大幅に増加しています。

   一方,平成26年4〜6月期はその反動により減少となっています。

図 3-1-2 四半期別支出金額の対前年同期実質増減率の推移(二人以上の世帯)

四半期別支出金額の対前年同期実質増減率の推移のグラフ


  さらに,家事用消耗品のうち,トイレットペーパーについて,日別の動きを詳しくみると,

  3月の月末にかけて支出金額が増加し,4月に入ると急激に減少しています。

図 3-1-3 トイレットペーパーの日別支出金額の推移(二人以上の世帯)

トイレットペーパーの日別支出金額の推移のグラフ

(注)網掛け部分は土日祝日を示す。消費支出は土日祝日に増加する傾向がある。

  ※家庭用耐久財及び家事用消耗品の増減率の実質化には,消費者物価指数(家庭用耐久財),

   消費者物価指数(家事用消耗品)をそれぞれ用いています。

 

 

 

  第197回 財政再建に関する特命委員会報告(最終報告)のポイント

 

  財政再建に関する特命委員会報告(最終報告)のポイント

  (自由民主党 平成27年6月16日)


    本報告は、今後、政府・与党が一体となって進むべき道筋を示すもの。「骨太の方針」に

    具体的かつ明確に盛り込まれるべき。

   機シ从兀得犬販称した財政再建に向けて

    1.財政再建の必要性と理念

?     財政赤字という形で現在・未来の若者たち(次世代)に借金の付回しを行っている状況。

?     次世代への責任の視点に立って改革を進める


?     3本の矢により経済の好循環が生まれ始めている中で、財政再建に正面から取り組む。

    2.財政再建の基本的な考え方

?     経済再生と財政再建の好循環を実現する。

?     まずはPB黒字化目標を堅持。長期的には財政赤字そのものの縮減を目指して、

     債務残高対GDP比の安定的な引下げ。


?    財政再建には、デフレ脱却・経済再生、歳出改革、歳入改革を進めていく必要。

    成長戦略・歳入面の取組を前提として、歳出改革を中心とした議論が重要。

?   中長期試算の歳出の高い伸びを抑制(高い伸び率を修正)しても、歳出自体は増加。

 供ズ仆于革の具体策


   1.社会保障


?    世界に冠たる国民皆保険・皆年金を維持し、次世代に引き渡すため、次世代に

     負担を先送りしている現状を転換する。


?    2020年度までの社会保障関係費の伸びを、予防・効率化や制度改革に取り組む

     こと等により、経済再生の効果等とあわせ、人口構造の変化に伴い必要となる

     費用の増加(高齢化分の増加)と消費税率引き上げとあわせ行う機能強化に

     相当する水準におさめることを目指す。

?    安倍政権下の3年間の社会保障関係費の増加は、消費税率引上げとあわせ

     行う機能強化分を除き、年平均

     0.5兆円程度に抑制(概ね高齢化分の増加相当に留まる)。これまでの経済再生と

    歳出改革の努力を今後も継続・強化。

  ? その際、以下の基本理念(改革5原則)に基づき改革に取り組む(検討課題を幅広く

    記載:具体的な内容・規模・時期等は今後検討)。

     自助を基本に共助・公助を適切に組み合わせた持続可能な国民皆保険
    

     経済成長と両立する社会保障制度
    

     人口減少社会に合った公平で効率的な医療等の提供
   

     健康で生きがいのある社会
   

     公平な負担で支えあう制度

  2.社会保障以外の歳出

  ? 安倍政権下の3年間の予算では、ほぼ横ばいに留まる。これまでの経済再生と

   歳出改革の努力を今後も継続・強化。
?

   人口減少の影響等を考慮しつつ、増加ありきではなく、最大限抑制。財政出動する

   場合において、ワイズスペンディングを行う。
 

 ? 社会資本整備、ODA、教育等の各歳出分野の改革に取り組む。

 3.地方財政

 ? 地方切り捨てではあってはならず、国の取組と歩調をあわせて人口減少等を

   踏まえた歳出改革を行う必要。地方財政を一括りにした歳出規律を検討。

 
?  近年の地方一般財源総額など歳出面の現実の推移なども踏まえ、国同様、

   安倍政権下における歳出改革努力を継続・強化。

  
?  地方財政計画の計上と自治体レベルの実際の歳出を改革。

 
  掘イわりに


?   PB黒字化に向け、安倍政権3年間の歳出改革を継続・強化することを

   明確に示し、これまでの実質的な増額ペースを拡大させない水準で、大括りの

   歳出目標を設定(2018年度に、PB赤字対GDP比に加え、歳出額の目標設定)。

   ただし、毎年度、個別の歳出項目毎に歳出抑制額を割り当てるといった機械的な

   目標であってはならない。2016年度から手を緩めることなく集中的に歳出改革を行う。

 
?  この提言が「骨太の方針」に具体的かつ明確に盛り込まれるべきものと考える。

   今後、改革の進捗状況等について、フォローアップしていく。

 

 

     第196回 消費者物価指数と消費支出

     (総務省統計局2015年7月31日公表)

 

  総務省が31日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI、2010年(平成22年)=100)は、

 価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103.4となり、前年同月比0.1%上昇した。

 5月も0.1%上昇だった。 また、家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は

  26万8652円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.0%減少した。
  5月は4.8%増だった。 

平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成27年(2015年)6月分 (2015年7月31日公表)

 

年平均(前年比 %)

月次(前年同月比 %)

2012

2013

2014

20153

4

5

6

総合

0.0

0.4

2.7

2.3

0.6

0.5

0.4

生鮮食品を除く総合

▲0.1

0.4

2.6

2.2

0.3

0.1

0.1

食料及びエネルギーを除く総合*

▲0.6

▲0.2

1.8

2.1

0.4

0.4

0.6

* 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合

≪ポイント≫

 (1)  総合指数2010年(平成22年)を100として103.8
    前月比は0.2%の下落  前年同月比は0.4%の上昇
 (2) 
 生鮮食品を除く総合指数103.4
    前月と同水準  前年同月比は0.1%の上昇
 (3) 
 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数101.1
    前月と同水準  前年同月比は0.6%の上昇

 

  消費支出

  家計調査(二人以上の世帯)平成27年(2015年)6月分速報 (平成27年7月31日公表)

 

年平均(前年比 %)

月次(前年同月比,

  】内は前月比(季節調整値)  %)

2012

2013

2014

20153

4

5

6

【二人以上の世帯】消費支出(実質)

1.1

1.0

▲2.9

▲10.62.4

▲1.3▲5.5

4.82.4

▲2.0▲3.0

      消費支出(除く住居等)(実質)

0.8

1.0

▲2.5

▲9.62.8

1.4▲3.5

3.72.1

▲1.4▲2.6

【勤労者世帯】
実収入(名目,< >内は実質)

1.6
<1.6>

1.0
<0.5>

▲0.7
<▲3.9>

2.5
<▲0.3>

2.8
<2.0>

2.2
<1.5>

3.3
<2.8>

※ 「住居」のほか,「自動車等購入」,「贈与金」,「仕送り金」を除いている。
    また,実質化には消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)を用いた。

  以下同じ。

ポイント

 二人以上の世帯
    ・消費支出は,1世帯当たり  268,652円
     前年同月比  実質2.0%の減少 前月比(季節調整値)  実質3.0%の減少  

          名目1.5%の減少
                                   
    ・消費支出(除く住居等※)は,1世帯当たり  234,377円
           前年同月比  実質1.4%の減少 前月比(季節調整値)  実質2.6%の減少   

             名目0.9%の減少                         
    ・勤労者世帯の実収入は,1世帯当たり  733,589円
              前年同月比  実質2.8%の増加

                        名目3.3%の増加      

 

 

 

    第195回 家庭簿記 帳簿と仕訳(その9)

        翌年度の「はじめの財産対照表」を作る

 

  翌年度の「はじめの財産対照表」を作る 

 翌年度の「はじめの財産対照表」は、決算で作成された

 

 財産対照表になります。

 

           翌年度の「はじめの財産対照表」

左 方

金 額

右 方

金 額

(資産)

現 金

普通預金

マンション

有価証券

車両

 

   50

  350

 1,500

  300

  130

(負債)

住宅ローン

カード未払金

(正味財産)

家族財産

留保財産

当期消費損益

 

 

,000

   10

 

  100

  220

   0

合 計

,330

合 計

,330

      ) 翌年度の「はじめの財産対照表」の留保財産の金額は203+17=220

 

      当期消費損益の金額は0になります。

 

 家庭決算書は、自分たちだけの会計情報で、作った本人たちだけが知ることの

 

 できる内部情報です。私たちが、大事な場面で意思決定をするときに必要なのは、

 

 外部から得た情報と自分たちが作った内部情報という2種類の情報です。

 

  私たちは、この2種類の情報を分析することで、「何をどうすればいいか」を

  

  正しく判断することができます。評論家やコメンテーターは世の中の動きを

 

  分析できますが、私たちの家庭状況について個別に分析することはできません。

 

  あの人に当てはまる情報が、私にも当てはまるとは限りません。複雑な社会を

 

  生き抜くためには、やはり自分たちだけの会計情報を作成する必要があります。

 

  そのために必要なツールが、家庭簿記です。

 

 

   第194回 家庭簿記 帳簿と仕訳(その8)家庭決算書を作る

 

    家庭決算書を作る   

  次に、精算表から家庭決算書(決算報告書)、財産対照表と消費損益計算書を作成します。

 

                 財産対照表

 

左  方

金 額

右  方

金 額

(資産)

現 金

普通預金

マンション

有価証券

車両

 

   50

  350

 1,500

  300

  130

(負債)

住宅ローン

カード未払金

(正味財産)

家族財産

留保財産

当期消費損益

 

 

,000

   10

 

  100

  203

   17 

合 計

,330

合 計

,330

 

      

  消費損益計算書

 

左  方

金 額

右  方

金 額

「消費」

(税金等)

所得税等

(日常生活費)

 食料費

 通信費

水道光熱費

(特別消費)

 支払利息

資産評価損

当期消費損益  

 

   

   70

 

  140

   50

   16

 

    7

   50

   17

「収入」

 給 料

 賞 与

 

 

  300

   50

 

  

合 計

  350

合 計

  350

 

    家庭決算書の報告形式には、勘定式と、報告式があります。

 

    上記の形式を勘定式と言います。

 

     

   また、報告式による消費損益計算書は、次のようになります。

 

   (報告式の消費損益計算書)

 

     消費損益計算書

 

   「収 入」

   給 料    300

   賞 与     50

「消 費」

 (税金等)

   所得税等    70

 (日常生活費)

   食料費    140

   通信費     50

  水道光熱費    16

           

 通常消費損益    74

 (特別消費)

  支払利息      7

  資産評価損    50

  当期消費損益    17

 

 

 

 

     第193回 家庭簿記 帳簿と仕訳(その7)精算表を作る2

 

 精算表を作る2(事例)

     残高試算表の各勘定科目の金額が、次表の残高試算表のとおりとします。

                   残高試算表      

 

 

勘定科目

左 方

右 方

 

現金

50

 

 

普通預金

350

 

 

マンション

1,500

 

 

有価証券

350

 

 

車両

130

 

 

住宅ローン

 

2,000

 

カード未払金

 

10

 

家族財産

 

100

 

留保財産

 

203

 

給料

 

300

 

賞与

 

50

 

所得税等

70

 

 

食料費

140

 

 

通信費

50

 

 

水道光熱費

16

 

 

支払利息

7

 

 

合計

2,663

2,663

 

  〇長盪郢刺修僚勘定の金額を記入

     残高試算表の各勘定科目の残高金額は、左方(ひだりかた)には、資産と消費、

     右方(みぎかた)には、負債、正味財産、収入が記入されます。このとき、

     左方(ひだりか た)の合計金額と右方(みぎかた)の合計金額は、必ず一致します。

  決算整理による修正仕訳の金額を記入

  (例)

    決算にあたり有価証券の評価をしたところ、A社の株式の帳簿価額が350、

    期末の時価(市場価格)が300の場合の差額50は、評価損となりました。

    この場合の決算整理仕訳は、次のようになります。

 

     有価証券(資産)が50減少した → 右方(みぎかた)

有価証券評価損(特別消費)が50増加した→左方(ひだりかた) 

(仕 訳)

       (左  方)            (右  方)

      有価証券評価損 50   /    有価証券 50

 

       左  方(ひだりかた)

     右  方(みぎかた)

科 目

  金  額

科  目

  金  額

有価証券評価損

    50

  有価証券

50

 

  消費損益計算書の勘定と財産対照表の勘定に2分

    

    残高試算表の金額に決算整理による修正仕訳の金額を増減して、収入に属する

    勘定は消費損益計算書の右方(みぎかた)欄に、消費に属する勘定は

    左方(ひだりかた)欄に記入します。

 

「消費損益計算書」     

          

収入・消費が発生・消滅するもの

                        

 収入(右方)・消費(左方)

                  

消費損益計算書の作成

 

     同様に、残高試算表の金額に決算整理による修正仕訳の金額を増減して、

     資産に属する勘定は財産対照表の左方(ひだりかた)欄に、負債および

     正味財産に属する勘定は右方(みぎかた)欄に記入します。

 

「財産対照表」

                     

財産が増減するもの

                  

資産(左方)・負債・正味財産(右方)

                  

   財産対照表の作成

 

 づ期消費損益を求める

     消費損益計算書の収入合計と消費合計を計算し、収入合計から消費合計を

     差し引いて当期消費損益を計算します。

     財産対照表の左方(ひだりかた)欄の資産合計と右方(みぎかた)欄の負債

     および正味財産合計を計算し、資産合計金額から負債および正味財産の

     合計金額を差し引いて、当期消費損益を計算します。また、この消費損益計算書と

     財産対照表の当期消費損益は、必ず、一致します。

 

   この場合の、精算表は次のとおりです。

 

               精  算  表

 

 

勘定科目

 

残高試算表

整理記入

消費損益計算書

財産対照表

左方

右方

左方

右方

左方

右方

左方

右方

 

現金

50

 

 

 

 

 

50

 

 

普通預金

350

 

 

 

 

 

350

 

 

マンション

1,500

 

 

 

 

 

1,500

 

 

有価証券

350

 

 

50

 

 

300

 

 

車両

130

 

 

 

 

 

130

 

 

住宅ローン

 

2,000

 

 

 

 

 

2,000

 

カード未払金

 

10

 

 

 

 

 

10

 

家族財産

 

100

 

 

 

 

 

100

 

留保財産

 

203

 

 

 

 

 

203

 

給料

 

300

 

 

 

300

 

 

 

賞与

 

50

 

 

 

50

 

 

 

所得税等

70

 

 

 

70

 

 

 

 

食料費

140

 

 

 

140

 

 

 

 

通信費

50

 

 

 

50

 

 

 

 

水道光熱費

16

 

 

 

16

 

 

 

 

支払利息

7

 

 

 

7

 

 

 

 

 

2,663

2,663

 

 

 

 

 

 

 

資産評価損

 

 

50

 

50

 

 

 

 

当期消費損益

 

 

 

 

17

 

 

17

 

合計

 

 

 

 

350

350

2,330

2,330

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                

 

 

     第192回 家庭簿記 帳簿と仕訳(その7)精算表を作る1

 

 精算表を作る1

 

精算表は、決算整理前の残高試算表から、財産対照表と

 

消費損益計算書を作成する過程を1つの表にまとめたものです。

 

決算によって、財産対照表と消費損益計算書を作成する

 

わけですが、決算に誤りがないように、あらかじめ表の上で

 

財産対照表と消費損益計算書を作成してみるのです。

 

精算表を作成することにより、これから行う決算手続きの概要を

 

把握し、手続きを正確に進めることができます。

 

精算表は、金額を記入する欄の数により、8桁精算表、10桁精算表など

 

があります。

 

ここでは、8桁精算表について説明します。

 

8桁精算表は、〇長盪郢刺粛鵝↓∪依記入欄、消費損益計算書欄、

 

ず盪座仂班粛鵑ら構成されています。

 

また、作成手順は、〇長盪郢刺修僚勘定の金額を記入し、

 

決算整理による修正仕訳の金額を記入し、財産対照表の勘定と

 

消費損益計算書の勘定に2分し、づ期消費損益を求める仕組みになっています。

 

 

第191回 帳簿と仕訳(その6)決算整理 

 

 決算整理

決算とは、1年に1回、精算表を利用し、残高試算表の諸勘定に

 

決算整理による修正を加え、財産対照表の勘定と消費損益計算書の

 

勘定に2分して、当期消費損益を求め、家庭の財産状態と消費損益を

 

正しく報告するため家庭決算書を作ることをいいます。

 

家庭決算書(決算報告書)は、1年間という期間(会計期間)を区切り、

 

すべての帳簿を締めて作るので、そのための準備が必要です。

 

この準備のことを決算整理といいます。決算整理とは、決算にあたり

 

総勘定元帳の勘定記録に一定の修正を加え、正しい残高にするための

 

手続きのことです。

 

 その理由は、総勘定元帳の各勘定残高が、決算日における正しい残高に

 

 なっているとは限らないからです。この決算整理は、家庭においては、

 

 不動産、自動車、有価証券の時価評価や各種会員権、書画、骨董などの

 

 売却可能な高額品について、資産の評価替えをすること、および受取利息や

 

 支払利息、電気代やガス代などの水道光熱費や通信費などの収入、消費の

 

 見越し計上、繰り越し計上があります。

                                                                                  

 また、決算整理に当たっても、仕訳のルールに従って取引を2つの側面から

 

 とらえて、仕訳をします。

 

(例1)有価証券の評価替え

 

   有価証券の時価は絶えず変動しています。決算にあたり有価証券の帳簿価額を

 

期    期末の時価(市場価格)に修正することを有価証券の評価替えと言います。

 

  帳簿価額より期末の時価(市場価格)が低い場合の差額は、有価証券評価損といい、 

  

  帳簿価額より期末の時価(市場価格)が高い場合の差額は、有価証券評価益と言います。

 

  〕価証券評価損

 

  決算にあたりA社の株式の帳簿価額が200,000円、期末の時価(市場価格)が

 

  150,000円の場合の差額50,000円は、評価損となります。

 

     有価証券(資産)が50,000円減少した→右方(みぎかた)

 

     有価証券評価損(特別消費)が50,000円増加した→左方(ひだりかた) 

  

    (仕 訳)

      (左  方)        (右  方)

有価証券評価損50,000円 / 有価証券 50,000円

  

       左  方(ひだりかた)

     右  方(みぎかた)

科 目

  金  額

科  目

  金  額

有価証券評価損

 50,000円

  有価証券

50,000円

 

⇒価証券評価益

 

   決算にあたりA社の株式の帳簿価額が200,000円、期末の時価(市場価格)が

 

   300,000円の場合の差額100,000円は、評価益となります。

 

  有価証券(資産)が100,000円増加した→左 方(ひだりかた)

 

  有価証券評価益(特別収入)が100,000円増加した→右方(みぎかた)

 

    (仕 訳)

 

     (左 方)          (右 方)

有価証券100,000円 / 有価証券評価益100,000円

 

       左  方(ひだりかた)

     右  方(みぎかた)

科 目

  金  額

科  目

  金  額

有価証券

100,000円

 有価証券評価益

100,000円

 

 

(例2) 不動産などの時価評価

 

  年度末(12月31日現在)に、財産対照表の資産の再評価を行います。各資産の

 

  年度末(12月31日現在)の時価を調べて、資産の残高を時価に置き換えますが、

  

  建物、マンションなど時価が分からない場合、減価償却をして評価を下げる方法も

 

  あります。

   

    資 産 名

     耐用年数

    マンション

     47年

    建物(木造)

     22年

    建物(木造モルタル)

     20年

    自家用車

      6年

    オートバイ

      3年

    自転車

      2年

 

  減価償却費=取得価額÷耐用年数 

 

 

     .泪鵐轡腑鵑亮萋晴然曚47,000,000円の場合

     減価償却費

      47,000,000円÷47年=1,000,000円

 

 

   (仕 訳)

      (左  方)        (右  方)

資産評価損,000,000円/ マンション,000,000円

 

       左  方(ひだりかた)

     右  方(みぎかた)

科 目

  金  額

科  目

  金  額

資産評価損

,000,000円

  マンション

,000,000円

 

 

 

 

 

 

    

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