依田宣夫の一言コラム

                                  第101回から第110回    

                                  

                                            

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第110回

      ビジネスと複式簿記

第109回

        期間損益と真実の報告書

第108回

            Web版 「家庭簿記」入門

第107回

第5回 伝票と帳簿に関する仕訳の問題

第106回

  第4回  精算表作成のための仕訳問題

第105回

   第3回   「試験問題を解く前に」  

第104回

   第2回 試算表作成のための仕訳問題

 第103回

   第1回 日商簿記3級100%合格目標講座の概要

第102回 

無理・無駄のない計画的「家庭経営」

 第101回

 冬のボーナス削減と来年の家庭経営

         第110回 ビジネスと複式簿記

 

 複式簿記は、会社で活用されているので、複式簿記の考え方を理

 解すると、これまで敬遠していたビジネスへの視野が広がることに

 なるし、ビジネスパースンの知的パワーを広げることにもなりま

 す。

 会社では、商品の仕入れや販売、製品の製造や販売などのすべて

の取引行為が、複式簿記と関係しています。たとえば、会社の車

を使って、ガソリン代1万円を現金で支払った場合には、損益計

算書に費用科目として車両関係費1万円を計上し、貸借対照表に

資産科目の現金1万円を計上(減少)します。

また、得意先から注文がとれ、商品50万円を掛けで売った場

合には、損益計算書に収益科目として売上50万円を計上し、

貸借対照表に資産科目として、売掛金50万円を計上します。

車両関係費と現金、売上と売掛金というように、科目を通じて

二つの報告書はそれぞれつながっています。ですから、会社の

経営状況を見極めるには、科目の処理方法を正しく認識する必

要があります。

この科目の処理方法を複式簿記では「仕訳」と言っています。

したがって、仕訳が分かれば決算書が読めると言えます。

   現在、伝票入力さえすれば、複式簿記の知識がなくても、パソ

  コンの助けを借りればすべて計算してくれ、帳簿から決算書ま

  でプリントアウトしてくれます。また、より詳しい経営に関す

  る分析資料も出力することができます。しかし、伝票入力をす

  るときの科目の処理方法(仕訳)を知らないと、せっかく揃っ

  た決算書や経営の分析資料を十分に使いこなすことはできませ

  ん。

   今、そういう人が増えているのは事実です。複式簿記の科目の

  処理方法(仕訳)の知識がなければ、これらの資料も宝の持ち

  腐れになってしまいます。

  「仕訳」が分からなければ、決算書を読むことはできません。

 「仕訳」とは、取引を記録する方法のことで、通常、会社の複

 式簿記では、左側を「借方」、右側を「貸方」と言う簿記用語

 を使って仕訳をしています。

例えば、ガソリン代1万円を現金で支払った場合には、下記の

ように仕訳されます。

    借 方(左 側)

    貸  方(右 側)

車両関係費 10,000円 

 現 金  10,000円

 

 

 また、営業マンが、自社の商品を販売するために、会社を一歩出

たとします。会社から得意先まで会社の車を使用したとすると、

ガソリン代は車両関係費、車の減耗は減価償却費となります。

商品の注文が取れたときは、注文請書を書きますが、その用紙は

消耗品費になります。さらに、商品を納品して納品書を発行し、

売上伝票で売上を計上する場合でも、売上代金の回収方法が、

現金の場合は現金売上、月末締めの翌月末払いの場合には

売掛金売上になります。

このように、複式簿記は会社のすべての取引を、原因と結果とい

う二つの側面から把握していきます。ガソリン代を現金で支払っ

た場合にはガソリン代という費用科目が発生しますが、一方で同

じ額だけ現金が減少します。この原因と結果という二つの側面を

記録し、集計し、決算のときに貸借対照表と損益計算書に分けて

作成するシステムが、複式簿記のシステムです。

このように見てくると、ビジネスパーソンとして行動しているこ

とのすべてが、複式簿記と関係しています。複式簿記の基本的な

考え方が分かっていないと、なぜこのような処理をするのか、ま

た、正しい処理はどうすればよいのか、判断することはできませ

ん。複式簿記の知識は、会社に関係している人の「基本」であり

、「常識」であると言えます。

社会人になると、「会社では、せめて複式簿記3級程度の知識が

必要だよ」と言われます。現在、複式簿記の検定試験には、学生

を含めて毎年数十万人の人が受験していると言われます。

もし、複式簿記を勉強したことがないとか、良く理解できていな

いというなら、ぜひ、複式簿記の考え方を身につけて、ビジネス

に役立てて欲しいと思います。

 

 

 

 

         第109回 期間損益と真実の報告書

 

  新聞や雑誌などのマスコミで期間損益という言葉を見たり聞い

  たりしたことがあると思います。

 期間損益とは、1年という会計期間を決めて、1年間の事業活動の

 結果、利益が出たのか損失になったのか、という損益のことを言

 います。

また、期間損益は、複式簿記によって、 1年間(一定期間)経過

した後において、その期間に発生した取引の結果を集計し、資産

や負債の残高を確認して把握することができます。

今年も多くの会社が、まもなく3月31日の決算を迎えると、新聞などのマスコミで、利益が出たかどうかということが、取り上げられます。会社の1年という会計期間は、会社が自由に決めることができ、例えば、11日から1231日までとか41日から331日までというように、1年間の会計期間を決めています。

家庭決算書では、この会計期間を、11日から1231日までと決めています。これは暦年基準と言い、給与所得者の所得計算の期間が11日から1231日までとなっているのに合わせたものです。

家庭決算書の報告書の一つ、財産対照表は、家庭の財産の状態を表すもので、資産、負債と正味財産という内容で構成され、資産は負債と正味財産の合計に一致します。財産対照表は1年のある時点、例えば年の初め(1月1日)とか、年の終わり(12月31日)などにおける家庭の財産の状態を明らかにしてくれます。

また、もう一つの報告書、消費損益計算書は、家庭の収入から消費を差し引いて消費損益を計算します。

そして、通常一年間と言う期間を区切って(1月1日から12月31日まで)消費損益の計算を行います。

この家庭決算書は、真実の報告書でなければなりません。真実の報告書とは、事実に基づいて作られた報告書のことを言います。

たとえば、平成211231日のカード未払金の財産対照表残高が150,000円だったとします。この残高を見ると平成22年11日以降に普通預金口座から引き落とされる金額が、150,000円あるということが分かります。

平成22年度は、カード未払金のこの金額を、「初めの財産対照表」に入力して、スタートすることになります。

また、このカード未払金の残高のうち100,000円が、平成22年1月5日の期日に普通預金口座から引き落とされる予定であったとします。

もし、この処理をすでに分かっているからといって、21年度分として211231日付で仕訳処理をしてしまうと、平成211231日の財産対照表のカード未払金の残高と、普通預金の残高は、正しい金額ではなくなってしまいます。

平成22年1月5日の期日に100,000円が普通預金口座から引き落とされた事実に基づいて、仕訳処理をしなければなりません。

1月5日の仕訳は

      左  方                    右  方

 カード未払金 100000円 / 普通預金 100000

 となります。

正しい期間損益を計算するためには、1年という会計期間を決めて、その会計期間における会計取引を、事実に基づいて計上することが、必要になります。したがって、平成22年度に発生した事実を平成21年度に処理してしまうと、平成22年度および平成21年度の家庭決算書は真実の結果を表さないものとなってしまいます。

複式簿記による家庭決算書は、ゴーイングコンサーン(継続)していきます。ゴーイングコンサーン(継続)して自分たちの家庭の経営状況をチェックできると言う点では、家庭決算書は、非常に利用価値が高い家庭の会計情報と言えます。

一年間の家庭生活の結果が自分たちにとって、どういうプラスやマイナスをもたらしたかを判断して、それを翌年へ結びつけていくことが大切なのです。

 

 

 

   

第102回 無理・無駄のない計画的「家庭経営」

 

 環境の変化に対応する

一般的に、結婚をして独立しても、家事の多くは生まれ育った家庭での記憶が元になっているといわれています。たとえば、洗濯物の干し方、掃除道具の収納場所など、親のやり方をそのまま継承していることが通常です。

しかし、経済状況や環境生活が変わることによって、過去の価値観にとらわれず、発想の転換が必要になってきます。

例えば、18世紀の初めにイギリスのダニエル・デフォーが書いた「ロビンソン・クルーソー漂流記]の物語で、乗組員ロビンソン・クルーソーは、南米ブラジルからアフリカのギニア海岸に向けて航海中、船が難破して、カリブ海の無人島にたった一人流れ着きました。

乗組員ロビンソン・クルーソーは、難破する前は、貿易商人や農場経営者として、それなりの成功を収めていました。しかし、船が難破したために、たった一人流れ着いた無人島で、全く変わってしまった生活環境のもとで、生活をしなければなりませんでした。

彼は、失望するのではなく、難破船から食料品、大工道具、弾薬、武器、資材などを探し出し、それらをいかだに乗せて島に運び込み、小高い丘の中腹に岩に面した平地に住居を定め、周りにはくいを打ち、柵をめぐらせ、外敵が容易に侵入できないように要塞を作り、島内を探検しながら、野生のヤギや野鳥を見つけては銃で撃ち、食料に加えたりして、新しい発想をして、全く変わってしまった生活環境のもとで、生活を続けました。

ボーナスのカットや減額など、経済環境が厳しい現在、乗組員ロビンソン・クルーソー同様、経営の発想を使って、家庭を経営していくことが必要だと思います。

無理・無駄のない計画的「家庭経営」

ロビンソン・クルーソーの行動は、衝動的ではなく勤めて計画的でした。彼は帳簿そのものはつけていないものの(紙やインクは貴重品だった)、毎年、収穫した穀物や家畜の数量を正確に記録した彼の日記が、帳簿の役割を果たしていました。

彼は、労働の結果(例えば、大麦の種子をまいた量と収穫した量)をきちんと記録し、しかも一年ごとに、財産の状況と損益の状況を整理していました。

毎年一年間を区切って、大麦などの成長の事実を日記につけ(事実を記録する)て、どれだけ大麦が増えたのか(財産の把握)という報告書と、大麦の収穫した量と蒔いた量との差額(損益の把握)の報告書を作っていました。

このロビンソン・クルーソーの行為は、まさに、複式簿記そのものなのです。

すなわち、複式簿記とは、1会計期間(1年間)の取引(会計事実)を記録(仕訳)し、分類・集計し、報告書(決算書)を作成することなのです。

同じように、「家庭簿記」も、1会計期間(1年間)の取引(会計事実)を記録(仕訳)し、分類・集計し、報告書(家庭決算書)を作成するシステムのことを言います。

家庭簿記(家庭用複式簿記)を利用した家庭決算書の作成手順は、次のようになります。

. 事 実 の 発 生

 

 

 .取 引 を 仕 訳 す る

 

 

.仕訳を総勘定元帳にまとめる

 

 

. 試 算 表 を 作 る

 

 

. 決 算 整 理

 

 

 . 精 算 表 を 作 る

 

 

 .家 庭 決 算 書 を 作る

  (財産対照表・消費損益計算書)

  

このように、複式簿記によって作られる財産の状況と損益についての決算書を、毎年継続して作成していくことによって、その後の行動は計画的になり、ロビンソン・クルーソーは、自分の生活を、安定した前向きのものにすることができたのです。

彼と同様に、家庭決算書を毎年継続的に作っていくことで、無理・無駄のない計画的な「おカネの使い方」が分かり、「わが家の資産」が増え、幸せな家庭をつくる「家庭経営」の考え方を身に付けていくことを、是非お勧めします。

  

 

  第101回 冬のボーナス削減と来年の家庭経営

 

「今年の冬のボーナスの支給額は、前年冬と比べて大幅に少なくなる」というニュースをよく耳にするようになりました。日本経済新聞社が1114日にまとめた2009年冬のボーナスに関する調査(中間集計)によると、前年冬のボーナスの実績と比べて、今回のボーナスは、「全産業(調査対象141社)の1人当たりの支給額は、14.04%マイナス」になるそうです。マイナス幅が10%を超えるというのは、1978年以降、同新聞社が調査を開始してから初めてということです。
ボーナスが大幅に下がったために、住宅ローンの返済に困る人などが増加したり、さらに、ボーナスだけでなく毎月の給与や残業代なども削減されたりして、毎月のやりくりに頭を悩ましている方も増加しているようです。

そこで、来年を迎える前に、一度、今年一年間の家庭全体のお金の流れを見直して、家庭の財産の状況と消費損益を検討してみましょう。

まず、1年間に家庭全体で入ってきたお金はいくらか、また、わが家全体では、どんなことにいくら消費しているのかを洗い出してみましょう。

特に、昨年と比べて収入が下がったという場合は、去年までと同じ消費をしていては、消費損益はマイナスになってしまいます。来年以降の家庭の財産状態を安定させるためにも、今のうちに消費の見直しをすることが必要です。

そのためには家庭でも「事業仕分け」が必要になります。
先日、政府が実施した「行政刷新会議」いわゆる「事業仕分け」が、ニュースなどでも話題になりました。その内容は、国や自治体が行なっている事業(行政サービス、政策立案事務などすべてを含む)を、予算項目ごと(事務事業レベル)に「そもそも」必要かどうか、必要ならばどこがやるか(官か民か、国か地方か)について、外部の視点で、公開の場において担当職員と議論して最終的に「不要」「民間」「国」「都道府県」「市町村」などに仕分けていく作業だといわれています。
本当に必要なものにはお金をかけるが、そうでないものに対しては「廃止」「予算計上見送り」「地方・民間へ移管」「予算縮小」などに分けていく、というものです。

政府と同様に、今までなんとなく消費していたけれども、本当にこれからも必要なのかどうか、家庭においても、家庭決算書を見て、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
例えば、以前は必要だと思って作ったけれども、最近あまり使っていないで、年会費だけ引き落とされているクレジットカードやデパート・量販店などの会員カードを廃止するとか解約する。衣料費等セールなどで毎年季節ごとに購入していたものについて、本当に必要な物かどうかについて再検討する。また、外食費や旅行費などは回数や一回あたりの金額を減らすなど、家族で話し合いをしてみると良いでしょう。

夫婦で分担しているという方は、1年間に家庭全体で入ってきたお金はいくらか、消費はどんなことにいくら支払っているのか合計をして、家庭の財産状況や消費損益について話し合いをすることが必要です。

そして、政府と同じように、2010年を迎えて家庭においても「廃止するもの」、「予算計上を見送るもの」、「「予算を縮小するもの」を考えてみてはどうでしょうか。

 

  

  

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