痴呆症・アルツハイマーはもう怖くない!
「脳を守る漢方薬」 No.
94

 

岡山大学 医学博士 大山博行 著

第4章 漢方薬の驚異のボケ防止作用

脳を守る漢方薬#4 = 脳内神経伝達物質の合成を促す作用

合成新薬にはない、漢方薬の安全性(2)

 そこで現在、アルツハイマー病の治療方法としては、著しく減少した神経伝達物質、アセチルコリンの量を増やして、衰えた脳細胞の機能を正常レベルまで回復させるということが考えられています。そこで登場したのがTHA(tetra hydroamino acridine)という薬です。
 この薬はコリンエステラーゼ阻害薬と呼ばれ、脳のシナプス内に放出されたアセチルコリンのなかで、神経伝達物質の役目を果たさずに、余ったアセチルコリンをすみやかに分解する酵素、コリンエステラーゼの働きを抑制する作用を持っています。すなわち、アルツハイマー病の患者さんは脳内のアセチルコリン合成酵素(キャット)の働きが弱いために、アセチルコリンが少量しか合成されません。そこで、アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)の働きも弱くすれば、余ったアセチルコリンの分解が抑制され、他の脳細胞で再利用され、バランスが取れるというわけです。
 ところが、実際にアルツハイマー病の患者さんの脳で起こっているのは、前述したようにアセチルコリン合成酵素(キャット)の活性が落ちていることで、コリンエステラーゼの活性が高まっているわけではないのです。ですから、キャットの活性をあげることができる薬があれば、その薬のほうがさらにレベルが上になるはずです。
 じつは、「漢方薬#9」には、このキャットの活性を高める作用があったのです。ご存知のように植物を原料としているので、長期にわたって飲みつづけてもまったく安全で、その効力においても、その安全性においても、現代科学の結晶ともいえる合成新薬よりはるかに上のレベルをいく、まさに最高の薬といえるのです(引用文献D)。



以上、岡山大学 医学博士 大山博行著 「脳を守る漢方薬」より引用
詳しくは、光文社カッパブックス「脳を守る漢方薬」を御一読ください。

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