
Hint
※ 画像はオリジナル版のものを掲載。
Part.1
〈1〉 広場
一体、この風景は……? 降矢木は知らぬ間に、何者かの心象世界に送り込まれてしまった。
〈2〉 公園
噴水が涼しげに、しぶきを上げている。木立ちの向こうには駅舎が見える。
〈3〉 駅
構内に列車はなく、汽笛だけが虚ろに響き渡っている。街の様子を尋ねる降矢木の意識に、駅員はホテルのイメージを描き込んだ。
〈4〉 木賃宿
今にも朽ち果ててしまいそうな建物だ。
〈5〉 駅
降矢木は今度こそ、本当のホテルの場所を教えてもらった。
〈6〉 ホテル>フロント
豪奢なホテルだ。ボーイに客室まで案内してもらおう。
〈7〉 公園>噴水
降矢木が噴水へ近寄ると、やにわに人影が出現。が、それは一瞬で消えてしまった。
〈8〉 ホテル>客室
現在までに得られた情報をまとめてみよう。ここは、やはり彰太郎の心なのだろうか? まずは先刻、公園で見た影の正体を突き止めなければ。
〈9〉 公園>噴水
もう、あの人影の痕跡は見当たらない。単なる心のかけらだったのだろうか?
〈10〉 木賃宿
木賃宿の親父によると、ホテルに降矢木のような「よそ者」が宿泊しているらしい。この世界に降矢木以外にもサイコアナリストがいる?
〈11〉 ホテル>フロント
やはり、ここには「異国」の客がいるようだ。
〈12〉 ホテル>ロビー
業界の鼻つまみ者、羽生陽一だ。彼は、ここが誰の心か知っているらしい。情報の対価として、ある少女を探し出し、ここに連れてくるよう命じると、降矢木に地図を押し付けた。Part.2
〈1〉 ホテル
ケイオスティックな心象世界の中で、このホテルのイメージは比較的安定している。ここを拠点に調査を展開すれば、降矢木の意識が迷子になることはない。
〈2〉 カフェ
ウェイトレスの話では、降矢木の探している少女は、窓際の席に人待ち顔で座っていた。そして、その少女を探して、むさ苦しい身なりの男がやって来たという。何者だろう?
〈3〉 港
「むさ苦しい身なりの男」、正木重吉だ。彼もサイコアナリストで、降矢木と同様、彰太郎にハメられたという。そして、降矢木の探している少女が、椎名香織というアナリストらしいことが判明。
〈4〉 大通り
正木から新聞社の存在を教えてもらったのだが、正確な場所が分からない。
〈5〉 カフェ
ウェイトレスが大通りで正木を見かけたという。
〈6〉 大通り
正木の意識を発見。彼は降矢木の間抜けっぷりを罵倒しながら、新聞社の方を指差した。
〈7〉 新聞社
香織は、ここを訪れていた。そして、彼女を探して「異国の女」が現れたという。香織の他にも女性アナリストが……?
〈8〉 ホテル>フロント
降矢木が不在の間に、若い女が彼を訪ねて来ていた。新聞社に現れた女性アナリストと同一人物か?
〈9〉 ホテル>二階ロビー
正木が香織の居場所をつかんだらしい。二人は急いで、その心域へと移動した。Part.3
〈1〉 劇場
正木は、このあたりで香織の目撃情報が得られたという。正木は場内を、降矢木は隣接するレストランを調査することに。
〈2〉 レストラン
鷲津恭介というアナリストの意識と遭遇。彼もたった今、やはり彰太郎の詭計によって、ここへ送り込まれたようだ。
〈3〉 レストラン
女性支配人に話を聞く。新聞社やホテルに現れた若い女は、ここでも目撃されていた。
〈4〉 ホテル>フロント
男が降矢木を探していたという。正木か? それとも鷲津?
〈5〉 ホテル>客室
降矢木がベッドに腰を下ろした途端、ドアをノックする音が。鷲津だ。しばしの休息の時間を奪われ、彼の泣き言を聞かされるハメに。
〈6〉 劇場
女性アナリスト、橘沙耶と接触。が、降矢木を探していたのは彼女ではなかった。彼女は香織の居場所を知っているという。
〈7〉 アパルトメント
沙耶の案内で、やっと羽生が探していた少女と接触することができた。香織にせがまれ、一行はホテルへ。そろそろ羽生は戻っているだろうか?
〈8〉 ホテル>フロント
羽生は、すでにホテルを発っていたが、彼はフロントマンに新しい地図を預けていた。Part.4
〈1〉 銀行
降矢木と二人きりになると、香織が突然、彩のことを話し出した。なぜ香織が「あの事故」のことを……? どうやら羽生から余計なことを吹き込まれたらしい。
〈2〉 図書館
通路に立ちはだかる警官に向かって、正木が怒声を張り上げている。この奥に姿を消した羽生が、降矢木たちを足留めするため、心の断片を擬人化させたようだ。やっぱり奴は食わせ者だ。
〈3〉 教会
沙耶は何をするでもなく、一人、教会の前で悪態をついている。
〈4〉 倶楽部
例の若い女は、この心域にも現れたようだ。
〈5〉 銀行
香織の意識は、この心域から完全に消失してしまった。一体、あの娘は何を考えているんだ?
〈6〉 倶楽部
心象世界の至るところに出没していた謎の女と、ようやく出会うことができた。女の名は蘭香芳。やはりサイコアナリストだった。彼女に連れられ、降矢木は寂寞とした墓地へ。そこで彼を待っていた真実とは……。