| 大久保 博元 (西武−巨人) 1995年引退 |
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| 水戸商業高校 | 84年 ドラフト1位 | ||||||
| 所属 | 年度 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
| 西武 | 85〜91 (7年間) |
103 | 122 | 23 | 0 | 21 | .188 |
| 巨人 | 92〜95 (4年間) |
200 | 513 | 135 | 35 | 79 | .263 |
| 記録 | なし | ||||||
| 92年オフに中尾とのトレードで西武から巨人に移籍。 大久保は当時の西武森監督とのそりが合わなかったらしい。西武時代の有名な話だが、試合中、大久保が代打に備えてベンチ裏で素振りをしているとそこに現れた森監督がそれを見て「無駄な事をするなよ。」と言われバットを折ったらしい。大久保の性格からして管理野球よりも長島カンピューター野球の方が合っていたのは本当だった。森監督の緻密な野球の中では、完全に戦力外であった。 巨人に移籍後、捕手としてよりも思い切りのいいバッティングでチームをひっぱった。大久保の豪快なホームランで何度も敗戦の危機を救っている。当時、長島監督が「大久保のバッティングはうちで3本の指に入る」とまで誉めていた。そして「大久保効果、デーブ効果」と騒がれたものだ。七月には月間MVPをも取っている。チーム内でもひょうきん者で長島監督にもかわいがられてたはず。 大久保のホームランで記憶に残っているのが2本ある。その一つが94年9月17日の阪神戦 優勝争いの真っ只中2位と1.5差の中、9回に石毛(現近鉄)が打たれ同点にされた裏に大久保の代打サヨナラホームラン。あの時の一塁コーチ中畑と抱き合って泣いてたのを今でも覚えてます。ヒーローインタビューでも「本当に幸せだと思った。今まで10年間、運がないと思ったけど今日は感激です」と泣きながら話していた。私も泣きそうになった。 そして二つ目はその94年の古巣西武との日本シリーズでのホームラン。1戦〜3戦まで8打数ノーヒット。そして第4戦一点を追いかける巨人は九回ツーアウト。絶体絶命のピンチに追い込まれ「代打大久保」。ここで一発のある大久保に森監督は左腕杉山(現阪神)を続投。これは完全になめられていた。そしてまさかの同点ホームラン。これは森監督に対する意地の一発であった。私は彼の意外性にはいつも驚かされた。いつも一発を狙っている打撃がとても見ていて爽快であった。94年オフには渡辺オーナーから優勝特別賞をいただいている。 引退後は読売OBと明るい性格で、仕事には苦労せずラジオ解説者からバラエティ番組まで幅広く活躍している。これからもパンチ佐藤(元オリックス)のようにならないよう、スポーツタレントとしてがんばってほしい。 |
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