熊野古道・中辺路(高原熊野神社〜牛馬童子)
会員の坂田 晃司です。

快晴のもと、峰々を吹き渡る爽やかな秋風を受けながら、昨日、第2回目の森本”姫”(「なにを隠そう、平安時代に御幸の途中行き倒れた、いとやんごとなきおひーさまの現身」と自称)による熊野御幸が執り行われました。第2回目の行程は、中辺路の高原熊野神社から牛馬童子までの10キロあまりです。「カランコロン・ハイキング・クラブ」という幟を押し立てた籠ならぬマイクロバスに乗って随行するのは、19名の絢爛豪華な顔ぶれ。初参加の人も多かったのですが、今回は自己紹介の手順に抜かりもなく、最初から打ち解けた雰囲気が醸し出されました。総計20名の都びと(うち男性は4名のみ)は、11時過ぎに高原熊野神社から賑々しくスタートしました。

今回のコースは、途中、大門王子、十丈王子、大坂本王子などがポイントです。結構高く登り、かつ、下るのですが、比較的ゆるやかな斜度ですから、息が乱れることもありません。
十丈王子で、昼食をとりました。森本さんお得意の”思い切った”話題で会話が弾みます。秋晴れの日曜日の割には、歩く人も少なかったのですが、大坂本王子付近に到るころになると行列ができ、”蟻の熊野詣”といわれたいにしえの賑わいが偲ばれました。
熊野古道は、王子を始め、随所が説話の舞台となっており、説明板やパンフレットに説明が出ていますが、今や熊野古道の語り部となった森本さんが、手短に講釈を加えてくれます。最後、第3回目の目玉ポイントである牛馬童子(夕日に照らされた小さな石像はとても印象的でした)をおまけとして訪ね、4時過ぎに大坂本王子のバス停留所に戻って今日の歩行行程を終わりました。あとは、お楽しみの温泉入浴です。今回森本さんが選んだ湯は、大塔村の露深い山里にある「乙女の湯」でした。美人になるだけでは物足りず、若返りも狙った魂胆が窺えます。森本さんの飽くなき”向上心”とサービス精神には、またまた、感服のほかありません。その効あってか、湯上りの女御たちの自信に満ちた、晴れやかな表情は眩いばかりで、思わず息を呑み、圧倒されました。

今回も、森本さん始め、ご参加の皆さんにたいへんお世話になり、楽しい一日を過ごすことができました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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