熊野古道・中辺路(滝尻王子〜高原熊野神社)
会員の坂田です。

昨日26日の日曜日に、「カランクルン公開ハイク」(仮称――吉田 良蔵長老の命名)と銘打って会員の森本 栄子さんによって主催された「熊野古道・中辺路」御幸に参加し、歴史と説話のロマンに浸りながら皆さんと楽しい一日を過ごしてきました。

熊野古道は、今年、世界遺産に登録されたこともあり、是非一度歩かなければならない場所のひとつになっていたのですが、折りよくこの企画が飛び込み、早速飛びついた次第です。参加者は、会員、会友、一般あわせて16名(うち、お嬢ちゃん1名)、多からず、少なからずの人数でした。

大阪駅西口をマイクロバスで7:30に出発。以前から熊野古道の魅力のとりこになっていたという森本さんは、地図やパンフレットをどこからかかき集め用意するという手際よさ。車中、初っ端からその思いの丈を惜しげもなく全開放、弁舌の滑らかさは朝から快調でした。そして、全行程を通じて、そのテキパキとした「仕切り」ぶりは、まるで水を得た魚のようで、まったく間然するところのないものでした。後日のために敢えて一言加えれば、今回は初対面の人も多く、自己紹介の機会があったならば、相互により親密に交流ができたでしょう。当日唯一の森本さんの”手抜き”でした。

今日のコースは、中辺路の滝尻王子から高原熊野神社までの僅か6kmの短い道のりです。御幸・森本版は、中辺路を5回に分けて濃密に歩くというもので、それこそ道中の一木一草に古への思いを致そうというわけです。所要時間2時間余りのところを4時間もかけてゆっくりゆっくり辿りました。雨の多い地区とはいえ、かなり蒸し暑く、風もないので、汗がぽたぽたとしたたり落ちる有様です。2時過ぎに、今日の終点の高原熊野神社に到着しました。
神社の境内から、向こうの更に高い山の南斜面に、イーデス・ハンソン女史の住いが見えています。彼女がこんな露深い山奥に住んでいるとは、知りませんでした。熊野への思いは、はんぱじゃないですね。日本人として、ちょっとはずかしい気がしました。来年のカランクルンの総会は、彼女の家を借りきってやったらと提案してみましたが、森本さんに一蹴されました。

バスで、第3回目のコースにある「上小野温泉・ひすいの湯」に寄り、汗を流します。パンフレットの写真にはちょっと誇大表示気味に出ていた温泉ですが、森本さんは、この湯を浴びたら美人になるという惹句にこだわったようです。
それなりに鄙びた雰囲気ではありました。私は、左肘をギブスで固定していて左手が使えないので、入浴は遠慮しようとしたのですが、皆さんが(もちろん男性ですぞ)背中を流してやるからとおっしゃってくれたので、お言葉に甘えて、入浴しました。ちょっとぬる目でしたが泉質はよく、皆さんのお陰で洗髪もでき、さっぱりすることができました。背中を流しながら、「これが若い女性だったらねぇ」なんて”不規則発言”もあったような気がするんですが、小生の空耳だったのかも知れません。

帰路もビールでいっぱい気分の森本さんの舌の高速回転は、もう止まる気配はありません。上沼 恵美子の後継が立派に勤まること請け合いです。森本さんの、知られざる隠れた才能に、皆さん、目を見張るばかりでした。それにしても、カランクルンは、多士済々ですね。

次回は、10月17日だそうです。定員の27名に達したら、情け容赦なく締め切ると啖呵を切っていましたから、彼女だったら本当にやりかねません。森本さん、余席があったら、坂田の分もリストに入れておいてくださいね。

ご参加の皆さん、いろいろお世話になり、ほんとうにありがとうございました。
次回以降も、ぜひご一緒しましょう。

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