「大自然に抱かれる」

私の父は、山を心から愛しています。
私が小さかった頃、
家族で旅行といえば、それはすなわちキャンプのことでした。
最後に訪れたのは、小学校五年生の富士山だったかな。
それ以来、私自身は登山と無縁の生活をしていましたが、
ここ数年、両親が二人で仲良く山に出かけるようになりました。
そして今年、私も連れて行ってもらうことに。
今回は初心者にも安心な木曽駒ケ岳。
本格的な登山靴も用意して、
ジムではせっせと走りこみ、
その日に備えてきました。
ところが・・・
雨。霧。風。
5m先も見えぬほどの悪天候で、
結局山を目前に、登れずじまいだったのです。
おかげで、ホテルでひたすらお昼寝でした。
そして、夕食前のわずか30分だけ、
霧が嘘のように晴れ、
目の前に雄大の山の姿が。
遠く、南アルプスの向こうに富士山まで見えました。
最後に、思い出の写真を紹介します。
家族三人で、大自然に抱かれて。
みんな昼寝しすぎで、浮腫んだひどい顔ですが、
数年後、この夏を思い出して眺める、
大事な大事な写真になることでしょう。

今回履かずじまいの登山靴は、
来年以降のお楽しみにしましょう。
今度来るときは、だんなさんも一緒かなー。
そう思うと、楽しみはさらに倍増です。
