自動車と地球環境問題


第一章 自動車における大気汚染

B 硫黄酸化物

燃料の中にある硫黄が燃焼して酸化することによって発生する。特に硫黄を多く含む軽油を使うディーゼル車の排出量は多い。これもまた、水に溶けると『酸性雨』になり、人体へも悪影響を与える。四日市ぜんそくなどの公害の原因物質として有名。

対策として、燃料から硫黄分を取り除く事前脱硫法と、燃焼後の排気ガスから硫黄酸化物を取り除く排煙脱硫法がある。硫黄酸化物の種類は、一酸化硫黄、三酸化二硫黄、二酸化硫黄、三酸化硫黄、七酸化二硫黄、四酸化硫黄など。