がん細胞と闘う冬虫夏草の栄養成分

冬虫夏草のがん細胞増殖阻害効果について検討

弊社(BGS)に提供された肺胞基底上皮腺がん細胞の増殖阻害試験データと、肝がん細胞を使った増殖阻害試験データを基に、冬虫夏草(以下、BGSは割愛する)の食効と抗がん活性(がん細胞の活動を阻害する特性)を検討してみた。日本・韓国・中国の薬学・医学界でもこれらの試験を基本的に行って、抗がん作用に関する発表も増えている。しかしながら、自然界で収穫されるコルジセプス・シネンシス(自然界の冬虫夏草)はほぼ絶滅状態にあり、これから先に膨張するであろう市場への供給の目途が立たないために、弊社にとって、研究の方向性はコルジセプス・ミリタリス(弊社の冬虫夏草)に向かうことになった。決定的な効果と解明は未だに発表されていないものの、冬虫夏草の研究者の立場から含有成分の効果について検討を行ってみた。但し、この栄養成分の有るなしが、がんが治るとか治らないという論理にはならないのでご認識ください。

冬虫夏草が有する成分と抗がん活性

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マーク 冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス )が含有するコルジセピンに抗がん性がある 
マーク 冬虫夏草、並びに多くの冬虫夏草に含まれる多糖体βーグルカンに抗ガン活性がある
マーク 冬虫夏草の菌糸細胞壁を形成するタンパク多糖体が、腸内細菌(乳酸菌類)によって発酵され、その際に形成される二次代謝産生物に免疫細胞を強化する作用があるという 
マーク カイコに寄生する冬虫夏草(コルジセプス・ミリタリス)に、がん細胞をアポトーシス誘導する何らかの成分がある 
マーク 冬虫夏草には免疫細胞を活性化させるエンドルフィンを産生する遊離アミノ酸が豊富 
マーク ビタミンDと、ビタミンDの前駆体であるエルゴステロールに抗がん活性がある 
マーク 微量ミネラルの亜鉛やセレンがキレート状態で含有され、抗がん活性につながる 
   
がん細胞活性阻害試験 

冬虫夏草に含まれる上記7要素についての詳細 


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冬虫夏草が含有するコルジセピンに対する検討

  マウスにがん細胞を移植する動物実験では、冬虫夏草を投与することによって、がん細胞の増殖抑制と延命効果を示す結果が報告されている。冬虫夏草の抗がん性のメカニズムについては免疫増強作用、がん細胞増殖抑制作用、抗酸化作用、抗炎症作用、血管新生阻害作用などが過去に報告された。そのうちのがん細胞増殖抑制作用の主成分はコルジセピン(虫草素)だとする説がある。この成分はコルジセプス・ミリタリスの方に多く含有するが、しかしコルジセプス・シネンシスには微量しか含有がない。
コルジセピンは遺伝子DNAやRNAの増殖物質として、中国では医薬品として工場生産も可能となったが、製造当初より副作用があることが指摘され、死亡者も出たりして普及していない。
人工栽培の冬虫夏草に含有されるコルジセピンは天然成分なので、過去の研究報告ではがんに対して細胞増殖抑制効果が認められており、延命には有効的であると言われている。
弊社の開発した冬虫夏草について、擬黒多刺蟻の栄養環境から発芽したミリタリス(NK-2)と、または野生のカイコの栄養環境から発芽したNK-3(開発コード)を比較してみると、カイコ環境から発芽した方がコルジセピン含有に優れる。種々の研究報告から判断するとコルジセピンを含有してないシネンシスにもがん細胞増殖抑制効果が報告されており、従ってコルジセピン以外にも極めて有効ながん細胞増殖抑制効果をもつ成分が存在するものと想定することができる。
コルジセピンは自然界の抗生物質でもある。これは冬虫夏草の先端部分(胞子果)に含有され、胞子を外敵(雑菌)から守るために備わった天賦の成分であるが、もしも人間が摂取過剰になった場合、抗生物質として腸内細菌を阻害するので、下痢が激しくなって食餌や生薬の消化吸収を困難にするという副作用がある。よって、過剰投与や子供・妊娠婦への投与は控えるほうが良い。 
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冬虫夏草に含まれるβ-グルカンに対する検討

  多糖体に一種であるβ-グルカンの抗がん活性については、ブラジル原産のキノコであるアガリクス・ブラゼイの普及の過程で盛んに報じられた。しかしながらこの成分は、冬虫夏草をはじめシイタケにもエノキやシメジにも豊富に含まれていることから、要因ではあっても、抗がん活性の成分としての決め手とはならない。 
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冬虫夏草に含まれるタンパク多糖体に対する検討

  免疫を高めるためには、ビタミンA・C・D・Eをはじめ、亜鉛・鉄分・セレン・銅・クロムなどのミネラル成分の摂取を必要とする。これら成分はアミノ酸と結合して酵素になって免疫細胞の代謝を高める。加えて、がん細胞増殖抑制効果を高めるには、形成されるがん細胞を異物と判断できる免疫システムや、これを食べる貪食細胞を活性化させる必要がある。これを生物的反応力または自然治癒力というが、がん罹患者は抗がん剤などによって、免疫力が極めて低下している状態にある。
免疫力を向上させるには、体内にBRM(生物反応修飾物質)を増やすことが必要になってくる。BRMを増強するにはキノコ、ヨーグルト、酵素食品という菌類酵素の他に、オクラやモロヘイヤや山芋などのネバネバを多く含む食品を多く摂取する必要がある。このネバネバは多糖体(ムコ多糖体)というが、冬虫夏草の菌糸を形成する細胞壁には多糖体に昆虫のペプチドが結合した成分が豊富に存在する。摂取すると腸内細菌が活性化して二次代謝産生物としてBRMが生成され、結果的に、がん細胞を異物とみなして除去する能力が高まる。 
食品添加物に起因する化学物質や、残留農薬に含有する重金属は消化することがなく、異物となって腸絨毛に絡んでいる。これを排除するには、有効な腸内細菌を増やして、その働きを利用する。腸内細菌(善玉菌)とはビフィズス菌・ラクトバチルス菌・フェカリス菌・コッカス菌と呼ばれる乳酸菌が大部分を占めていて、これらは、食餌から乳酸を生成して腸内環境を弱酸性に変える働きをする。この環境が長ければ長いほど異物は酸化細分化され、絨毛上皮細胞から分泌される腸液によって押し流されてしまう。
酸化環境を作り出す腸内細菌を増やす第一の手段は、極めて強力な善玉菌を腸に取り込むことである。そうすると腸内細菌の大部分を占める日和見菌が善玉菌に変わるので、腸内フローラは急速に改善し、弱酸性環境に変わる。
冬虫夏草には、昆虫の驚異的な筋肉を構成するアミノ酸と、生薬が含有する糖質や多糖体を菌糸に栄養吸収しているので、菌糸細胞内で結合してリポポリサッカロイド(LPS:タンパク多糖体)となり、細胞壁を形成することになる。この冬虫夏草菌糸細胞を食べることによって、急速に腸内善玉菌が活性化する。
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アポトーシスを誘導する冬虫夏草の昆虫成分に対する検討 

  自然治癒力の中には、細胞のアポトーシスを誘導する能力があげられる。生体を維持してゆくには細胞が常に新しく生まれかわる細胞代謝が不可欠であり、この際には古くなった細胞はアポトーシスによって痛みも出血もなく消滅する。
がん細胞とは、活性酸素や放射線などの影響で遺伝子DNAやRNAが損傷してアポトーシス能力を失った細胞だから、西洋医学的にみれば、切除や細胞破壊させるネクローシスしか手段がない。ところが動物の生体には本来、アポトーシス能力を持ち合わせているものだから、がん罹患者がこの能力を取り戻すことが出来るなら、痛みも出血も副作用も見ることなく、がん細胞を消滅できるはずである。
アポトーシス能力を取り戻すには、第一に、バランス良いアミノ酸の摂取が必要である。そのためには、良質な海のタンパクと山のタンパクを摂取、もっと厳密にいえば動物性タンパク、魚貝タンパク、植物タンパク、キノコのタンパクと4種類のタンパク質を毎日一定量を摂取することである。これら食材の含有アミノ酸を適量摂取(リービッヒ論)することで、腸内環境の改善とアミノ酸吸収率が高まる。アミノ酸とミネラルの一部は酵素となって免疫細胞の代謝を高めるほか、血液や臓器の合成に必要なタンパク質の補給、アポトーシスを担う酵素そのものの代謝にも不可欠である。
冬虫夏草の大きな特徴は、アミノ酸の多くが遊離した状態で含有されていることにある。BGS冬虫夏草は16種類の遊離アミノ酸(次項に添付)と、加えて多くのミネラルを含有しているから、腸内善玉菌による消化吸収を経る以前に消化酵素をはじめとする様々な酵素を素早く形成することができる。その結果、アミノ酸吸収率を高め代謝が活発になるのだから、消化能力が乏しい中高齢者にとっては、がんを駆逐する重要な手段となる。
加えて、アミノ酸の質も大きなポイントである。近年、アスリートたちが「肉を食べるのなら鶏の胸肉」と言って人気が高まっている。これは、遠くまで飛べる能力を産み出すアミノ酸の論理で、イミダゾール・ジペプチドというアミノ結合をもった肉のことである。
自重の300倍の食餌を運ぶという薬用蟻のイミダゾール・ジペプチドは、人間の知恵では計り知れない壮絶な結合性を持っているのだろう。これを冬虫夏草が吸収して菌糸細胞壁に取り込むのだから、人体にとって脅威的な効果を発揮することになる。
また、カイコから発芽する冬虫夏草にアポトーシス誘導効果があるという報告が数例あがっている。上述したようにコルジセピンを含有していないコルジセプス・シネンシスにもがん細胞増殖抑制作用がみられるのは、カイコにこの働きがあるからだと思われる。
弊社の研究では、カイコのサナギエキスから冬虫夏草を発生させた場合、溶液(0.1%)を投与して48時間後に85%におよぶがん細胞が消滅する試験結果を得ている。これは.サナギの中でイモムシから成虫になるためのアポトーシスが行われているタイミングに合わせて冬虫夏草菌糸を接種するという方法で、サナギに存在するアポトーシスに関わる幾多の酵素が、冬虫夏草に吸収されていると考える。これらアポトーシス誘導物質は冬虫夏草の菌糸細胞壁の一部を形成し、やがて生体に運ばれて、がん患者のアポトーシス誘導能を高める要因となっていると推察できる。
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冬虫夏草とエンドルフィンに対する検討 

  肉・魚・豆・タマゴのタンパク質は、胃酸でペプチドに寸断され、十二指腸に送られてトリペプチド(3個結合のアミノ酸)になり、続いてジペプチド(2個結合のアミノ酸)に分解され、最後に小腸で1個単体の遊離アミノ酸になる。
これらは、亜鉛やタンニン酸と結合して腸粘液を生成したり、微絨毛の表面で亜鉛が介在した終末消化酵素となって有用な栄養成分を捕まえ、微絨毛内部へと取り込む活動をする。この消化酵素の働きで水分や栄養成分が身体に吸収されるが、問題は、肉や魚から遊離アミノ酸になるまでに長時間かかるので、酵素になるのはごくわずかである。
エンドルフィンという注目の物質も、これらの酵素が介在して小腸で生成され、脳下垂体に貯蔵される。苦痛やストレスを感知すると分泌される神経伝達物質となり、その働きから「脳内麻薬」と呼ばれ、モルヒネ(鎮痛物質)の6~7倍の鎮痛作用がある。
その1つ、β-エンドルフィンは特に鎮痛・鎮静・免疫効果の高さで知られ、免疫細胞の防御反応を強化する作用もある。アミノ酸成分のアスパラギン酸やグルタミン酸を原料として31個のアミノ酸成分を繋げて生成され、脳が痛みなどのストレスを感じると、細胞に付随するオピオイド受容体(モルヒネが結合すると鎮痛作用を発揮する)
に接触することによって、痛みやストレスから解放されるという仕組みである。
エンドルフィンはがん細胞を消滅させる免疫システムにも大きく関与する。体内に侵入する異物や体内に発生するがん細胞を攻撃するキラー細胞や貪食細胞(がん細胞を食べる)には、エンドルフィンを繋ぎとめる受容体(電気のコンセントのようなもの)を持っているため、エンドルフィンが分泌されることによって、これら免疫細胞が一気に活性化して集合し、がん細胞を消滅させてしまう。
エンドルフィンの生成については前述の通りだが、がん罹患者の場合は医師からタンパク質摂取の制限を受けたり、投薬の影響で腸内細菌が減少したりで、終末消化酵素(腸内フローラで栄養成分を分別して吸収する)が機能していないため、アミノ酸の消化吸収が悪化している。したがって、31個のアミノ酸連結が不十分になってエンドルフィン生成が困難になってしまう。これが原因で、がん罹患者は免疫機能が低下する。
冬虫夏草は、16種類の遊離アミノ酸を豊富に含有する。なかでも主原料となるグルタミン酸とアスパラギン酸の含有はきわめて豊富(下表)である。遊離とは連結していない単体のアミノ酸成分だから、これを即座に補給することで31個の連結が容易になる。
脳内には、エンドルフィンの生成を助長するドーパミンやセロトニンという快適ホルモンの存在がある。ドーパミンは交感神経節や副腎髄質に含まれるホルモンで、アミノ酸のフェニルアラニンやチロシンが、体内酵素の働きによって合成される。セロトニンはアミノ酸のトリプトファンを原料として、体内酵素の働きによって形成される。これらのアミノ酸成分は冬虫夏草に豊富に含まれている。
ドーパミンやセロトニンが脳内に増えてくると、睡眠や体温調節などの生体リズムを改善し、うつ病や神経失調症、薬物依存症を克服することができる。ほかにも、パーキンソン病やメニエール病を好転させ、拒食症や過食症などの異常食欲を制御したり、ホルモンの分泌を制御して精神を安定させる(ホルモンバランスの改善)という働きもある。こうして精神的に安定することによってエンドルフィンの分泌か活性になるので、免疫システムが正常に機能することになる。
 

冬虫夏草が含有する遊離アミノ酸 

 遊離アルギニン   258  遊離アラニン  123
 遊離リジン   102  遊離グリシン   17
 遊離ヒスチジン    51  遊離プロリン   46
 遊離フェニルアラニン    12  遊離グルタミン酸  457
 遊離チロシン   136  遊離セリン   61
 遊離ロイシン    15  遊離スレオニン   63
 遊離イソロイシン    11  遊離アスパラギン酸  136
 遊離バリン     45  遊離トリプトファン    9
 (単位:mg/100g/日本食品分析センター)
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冬虫夏草に含まれるビタミンDとエルゴステロールの検討

  骨形成やカルシウム代謝に関係しない組織や臓器の細胞からビタミンD受容体(ビタミンDと接続するためのコンセントのようなもの)が見つかったことから、ビタミンDが、様々な細胞の増殖や分裂、アポトーシス制御や免疫調節など生体内機能に関与していることが明らかになっている。さらに、がん細胞にもビタミンD受容体の存在が明らかになり、がん細胞の増殖抑制やアポトーシスを誘導する効果があることが研究で証明された。特に膵臓の膵臓星状細胞には、ビタミンD受容体が他の細胞よりも密にあることが発見され、これによってビタミンDが、膵臓がんの特効成分としてクローズアップされ始めた。
エルゴステロールは、酵母菌やバッカク菌(冬虫夏草も属する)が含有する薬効成分で、紫外線をあてることでビタミンDに変化する。したがってビタミンDの前駆成分という見方もある。冬虫夏草では菌糸細胞膜に含まれる成分で、腫瘍組織の血管新生阻害作用などの抗がん作用があることが、動物実験などで明らかになってきた。
愛媛大学医学部がおこなったエルゴステロールをマウスに経口投与する試験では、移植した肉腫の増殖速度が急激に低下することから、エルゴステロールにはがん細胞を殺す作用はないものの、腫瘍の血管新生を阻害する作用が有ることが分かった。
冬虫夏草はビタミンD、エルゴステロールともに豊富に含有していることから、抗がん活性を有すると考える。
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冬虫夏草に含まれるミネラル(亜鉛とセレン)の検討

  小腸には腸絨毛と呼ばれる栄養成分を吸収する器官が有り、その表面にも同じような微絨毛が密集していて、腸内細菌によって分解された成分を漉しとっている。ところが、食品添加物に使用される化学物質や残留農薬に含まれる重金属は、絨毛の谷間に入り込んで蓄積してしまう。それはまるで高級なペルシャ絨毯に砂を撒いたように、年を重ねる度にギッシリと溜まってしまう。この状態を「腸の老化」というが、これら異物がビッシリと詰まった小腸は、消化活動が減少するので栄養吸収が悪化する。さらに、絨毛の谷間に絡みついた異物を外敵とみて攻撃するキラーT細胞が増加し、異物のみならず、周辺細胞にまで活性酸素による攻撃を加えてしまう。
異物が接した上皮細胞にダメージ(慢性拒絶)を与えるこの自己防衛システム(免疫)は、上皮細胞(粘膜)内の遺伝子に損傷をおわせ、結果的に代謝によって消滅すべき古い細胞がアポトーシス(自然破壊)しない異常事態となり、この細胞群が次々と出現して悪性腫瘍となる。腫瘍は免疫細胞が集積している小腸では成長せず、脱落した一部は腸内に取り込まれて血液によって体内に広がりがん化してしまう。これが、がん発症のメカニズムなのだが、ここで重要になるのが亜鉛とセレンの存在である。 

異物を押し出すもう一つの要因「腸液の正常分泌」については、亜鉛が不可欠である。腸液は小腸絨毛の上皮細胞より分泌される消化液で、食餌に応じてペプチダーゼ、インベルターゼ、マルターゼ、ラクターゼ、エレプシンなどの多様な消化酵素を含んで分泌される。これらの酵素は「食餌を細分化する」・「栄養成分として仕分ける」・「栄養成分ごとに腸壁内に取り込む」・「残渣を廃出する」という作業を担っていて、亜鉛が欠乏すると生成が困難になる。
腸液の分泌量は正常なら1日におよそ2リットルであるが、食べる量や回数、栄養成分の有無によっては半分になることもある。また、酵素の数多くが亜鉛によって構成されるか、或いは亜鉛が関与して形成されているため、亜鉛の摂取不足または欠乏によっても腸液の分泌が不足する。腸液が正常に分泌していると、絨毛の間に落ち込んだ異物を押し出すことが出来るので、がんの要因となる異物を順調に大腸へと送ることが出来る。
微量元素セレンと遊離アミノ酸(単体になったアミノ酸)で構成されるグルタチオン酵素(またはセレン酵素)は、腸絨毛に絡まった異物を攻撃するキラー細胞の活性酸素による慢性拒絶を防ぎ、これ以上のがん細胞の生成を抑制するという重要な働きをする。また、セレンには、がん細胞を破壊する作用はないものの、がん細胞のシグナル伝達に反応して、がん細胞増殖を抑制しアポトーシス(自然なる細胞死)誘導をする効果があることが分かってきた。特に、セレンが貯蔵される前立腺(セレン受容体を持つ細胞が多い)においては、セレンが不足することによって発がんのリスクが高まることも分かってきました。
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がん細胞を駆逐する冬虫夏草の栄養成分

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