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アフリカ関係お勧めの本

 アフリカに関する私のお勧めする本のリストです。(COOLマークは特にお勧めです)日本の本だけではアフリカについて十分な情報、知識が得られるとは思えないので洋書もリストに加えました。洋書はナイロビのプレステージ(Prestige)、アルーシャのマウントメルーホテル内(Mt.Meru Hotel)の本屋、ヨハネスブルグのサントンシティ(Sandton City)内の本屋などが充実しています。南アフリカでは本屋にWildlife cornerが設置されていることが多いのでチェックしてみて下さい。また、ロッジでも結構、沢山の本があります。なお、最近は日本でもインターネットの洋書コーナーでもポピュラーな本は購入可能になりました。定価よりも割り引いている場合も多いのでお勧めです。
 アフリカでは本屋によって価格が異なりますので注意して下さい。日本に持って帰るのはちょっと重いけど、よりアフリカを理解できるし、イメージがさらに膨らみます。ここに載っている本は全て所有していますので質問を受けますし、詳細な内容などもお知らせします。

|動物編|ガイドブック編|写真集編|単行本、その他編|

動物編

フィールドガイド・アフリカ野性動物
 小倉寛太郎著 ブルーバックス(講談社)('94)
 日本で初めての本格的な東アフリカのフィールドガイドです。哺乳類の解説、ナショナルパーク案内、サファリの手引きなどが充実しています。東アフリカにサファリに行く時は必携の本です。

動物大百科
 第1〜9、12巻 平凡社('86)
 日本の動物図鑑としては一番、充実していると思います。書名の通り世界中の動物が対象ですが、イギリスが原著なのでアフリカの動物が詳しく載っています。1〜6巻が哺乳類、7〜9巻が鳥類、12巻が爬虫類と両性類です。

AFRICAN WILDLIFE
 Peter C. Alden他著 Collins('96)
 アフリカ全域の国別保護区と代表的な哺乳類、鳥類、爬虫類を紹介しています。広範囲なのに総花的でなく、写真も多く解説も分かり易く気に入っています。これ1冊あればアフリカの何処でもサファリが出来るでしょう。

THE LARGER MAMMALS OF AFRICA
 Chris and Tilde Stuart著 Struik Publishers('97)
 アフリカ全域をカバーする私の大のお気に入りの大型哺乳類のフィールドガイドです。ネズミ、リス、コウモリ以外の哺乳類を全て掲載しています。英語ですが、400枚を超える写真と読みやすい整理された解説になっていますので、アフリカの動物をよく知りたい方は是非お勧めです。

The Kingdon Field Guide to African Mammals
 Jonathan Kingdon著 Academic Press('97)
 アフリカに生息する陸上の哺乳類全てを掲載しています。ネズミからアフリカゾウまでのイラストと読みやすい整理された解説はアフリカの哺乳類ガイドのスタンダード版といっても過言ではありません。

MAMMALS OF SOUTHERN AFRICA
 Chris and Tilde Stuart著 Struik Publishers('95)
 南部アフリカ(南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、モザンビーク南部)に生息する哺乳類全てを掲載しています。ネズミからクジラまで500枚を超える写真、イラストと読みやすい整理された解説は上記の本と同じです。

THE MAMMALS GUIDE OF SOUTHERN AFRICA
 Burger Cillie著 Briza Publications('97)
 上記同様、南部アフリカに生息する大型哺乳類を掲載しています。大きさ、足跡、糞、分布域をイラストや写真で表示したり、体重、食物、寿命、天敵を枠でかこったりして大変見やすくなっています。巻末に保護区別の動物リストがあるのも大変魅力的です。

LARGER MAMMALS OF AFRICA
 Jean Dorst、Pierre Dandelot著 Collins('87)
 サハラ砂漠以南に生息する大型哺乳類のイラストと解説があります。イラストに識別するポイントが明記されています。また、マダガスカルを含めた別冊の本も発売しています。発刊が古いので若干、分布域などの情報が古くなっているのが残念です。

MAMMALS OF BOTSWANA
 Peter Comley、Salome Meyer著 Hirt & Cartert('94)
 標題の通りボツワナに生息する動物のガイドブックです。内容も詳細であるとともに、分布域が詳細で何処に行けばどんな動物に出会えるかが分かり、ボツワナをサファリする時は必携の本です。

東アフリカの鳥
 小倉寛太郎著 文一総合出版('98)
 東アフリカ(ケニア、タンザニア、ウガンダ、エチオピアの一部)に生息する代表的な鳥202種を掲載しています。日本語での鳥のガイドブックとして唯一の物で、写真と分かりやすい解説はお勧めです。保護区別の出会い見込みリスト、撮影のテクニックも掲載されGoodです。

Birds OF SOUTHERN AFRICA
 Ian Sinclair著 Struik Publishers('93)
 南部アフリカ(南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、モザンビーク南部)に生息する鳥を掲載しています。複数のイラストで雌雄、幼鳥、飛翔の姿を掲載するとともに、整理された解説はお勧めです。

Birds OF SOUTHERN AFRICA
 Ian Sinclair著 Struik Publishers('94)
 上記の本の写真版で、題名と解説が同じです。鳥好きの方なら両方あると便利ですよ。

BIRDS OF East Africa
 Terry Stevenson、John Fanshawe著 T&AD POYSER('02)
 東アフリカ(ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ)に生息する鳥のフィールドガイドで丁重なイラストと詳細な解説が記載されています。東アフリカのフィールドガイドとしては一番優秀だと思いますが、持ち歩くには少々重過ぎる感じがします。

Birds of Kenya & Northern Tanzania
 Dale A. Zimmerman、Donald A. Turner、David J. Pearson著 Christopher Helm('99)
 ケニアと北部タンザニアに生息するに生息する鳥を掲載しています。複数のイラストで雌雄、幼鳥、飛翔から亜種の特徴を掲載するとともに詳細な解説と分布域が載っているので識別する際に便利です。カバーするエリアはやや狭いですが東アフリカのサファリをするにはまず充分でしょう。

BIRDS OF SOUTHERN AFRICA COLLINS ILLUSTRATED CHECKLIST
 Ber Van Perlo著 Collins('99)
 南部アフリカ(アンゴラ、ザンビア、モザンビーク、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ等)に生息する鳥のチェックリストです。イラストと簡単な解説、分布域を掲載しており、アンゴラ、ザンビア、モザンビークが含まれているのは貴重です。残念ながら、イラストの質が他の南部アフリカのガイドに比べ劣っています。

BIRDS OF EASTERN AFRICA COLLINS ILLUSTRATED CHECKLIST
 Ber Van Perlo著 Collins('95)
 東アフリカ(エチオピア、ソマリア、ケニア、タンザニア、ウガンダ等)に生息する鳥のチェックリストでイラストと簡単な解説、分布域を掲載しています。エチオピアなどのアフリカの角と呼ばれる地域が含まれているのは貴重です。

BIRDS OF WESTERN & CENTRAL AFRICA COLLINS ILLUSTRATED CHECKLIST
 Ber Van Perlo著 Collins('95)
 西から中央アフリカ(サハラ以南の地域)に生息する鳥のチェックリストでイラストと簡単な解説、分布域を掲載しています。この地域の資料は一部を除くと大変少ないので貴重です。

BIRDS OF PREY of Africa its Islands
 Alan & Meg Kemp著 Struik Publishers('98)
 アフリカ大陸とマダガスカルなどの島嶼部に生息する猛禽類(ワシタカ、フクロウ)を掲載しています。複数の写真やイラストで雌雄、幼鳥、飛翔の姿を掲載するとともに、整理された解説はお勧めです。

THE LIVING DESERTS OF SOUTHERN AFRICA
 Barry Lovegrove著 Fernwood Press('93)
 南部アフリカのナミブ砂漠、カラハリ砂漠、カルー台地の気候や生態系について解説するとともに、そこに生きる生物の生活戦略を豊富な写真や図で解説しています。かなり詳しく記載されいて、砂漠の魅力が満載です。


ガイドブック編

地球の歩き方・東アフリカ
 ダイヤモンド社(基本は毎年発行)
 説明する必要はないと思いますが、通常の旅行ガイドの他に保護区の紹介、動植物が特集されています。

地球の歩き方・南アフリカ
 ダイヤモンド社(基本は毎年発行)
 ついに発刊された南アフリカの地球の歩き方です。東アフリカはサファリ中心ですが、こちらは観光情報がメインになっています。保護区の紹介部分は南アフリカ政府観光局の日本語訳を転記しているのですが、動物名の誤りが多く残念です。写真もクルーガーのところにカラハリゲムズボックの写真を載せてたりしているのでご注意下さい。

旅行人ノート・アフリカ
 旅行人('99)
 旅行人ノートのアフリカ編が改訂されました。カバーしている国も37ヶ国と豊富です。観光ガイドブックという部分もありますが、バックパッカーや現地出張に役立つ内容となっています。また、旅行目的でなくてもアフリカの国々の現状を知る本としても大変貴重です。

Watching Wildlife Southern Africa
 Lonely Planet('02)
 南部アフリカの南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、マラウイ、ザンビアの代表的な保護区と代表的な動物や鳥を紹介しています。大変見易い構成で豊富な写真とともに、詳しい解説、地図が掲載され重宝します。アフリカでのサファリを徹底的に楽しむには必携のガイドです。

Watching Wildlife East Africa
 Lonely Planet('01)
 上記と東アフリカ版でケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国東部の代表的な保護区と代表的な動物や鳥を紹介しています。大変見易い構成で豊富な写真とともに、詳しい解説、地図が掲載され重宝します。アフリカでのサファリを徹底的に楽しむには必携のガイドです。

AFRICA'S Great Wild Places
 Chris and Tilde Stuart著 Southern Book Publishers('98)
 南部、中部、東部アフリカの代表的な保護区を紹介しています。豊富な写真とともに、詳しい解説、地図と見られる動物リスト等を紹介しています。アフリカの主な動物保護区を網羅していますので、色々な観点から比較しながら楽しめます。

GUIDE TO SOUTHERN AFRICAN GAME&NATURE RESERVES
 Chris and Tilde Stuart著 Struik Publishers('93)
 南部アフリカ(南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、ザンビア、マラウィ)の保護区を紹介しています。地図と見られる動物、宿泊施設、開放時間等を紹介しています。日本のガイドには載っていない小さな保護区も網羅していますので、出張で行った時などでも役に立つと思います。

GUIDE TO SOUTHERN AFRICAN SAFARI LODGES
 Chris and Tilde Stuart著 Struik Publishers('93)
 南部アフリカ(南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、ザンビア、スワジランド)の主な保護区のロッジを紹介しています。日本のガイドブックにはほとんど載っていないサファリロッジが写真付きで解説されているので、大変役に立つと思います。これで旅行代理店の言いなりでロッジを決めなくてすみます。

NATIONAL PARKS OF EAST AFRICA
 J.G.Williams、N.Arlott、R.Fennessy著 Collins('81)
 東アフリカ(ケニア、タンザニア、ウガンダ)の保護区を紹介しています。地図と見られる動物を紹介しています。簡単な哺乳類と鳥類の図鑑もついています。

THIS IS BOTSWANA
 Daryl and Sharna Balfour、Peter Joyce著 New Holland('93)
 この「THIS IS シリーズ」は世界中の国々の観光ガイド写真集として発行されています。中でもこのボツワナ編はオカバンゴデルタ、チョベ国立公園、カラハリ砂漠などの動物や風景の優れた写真とわかりやすい解説で読みやすくなっています。

THIS IS ZIMBABWE
 Gerald Cubitt、Peter Joyce著 New Holland('96)
 ジンバブエ編はワンゲ国立公園、ビクトリアフォールズ、カリバ湖、グレートジンバブエなどの動物や風景の写真と解説が載っています。残念なことにタイトルが無く次の地域に移ってしまうのでわかりづらい部分があります。

THIS IS NAMIBIA
 Gerald Cubitt、Peter Joyce著 New Holland('92)
 ナミビア編はナミブ砂漠、エトシャ国立公園、スケルトンコーストなどの風景や動物の写真と解説が載っています。これもジンバブエ編同様、タイトルが無く次の地域に移ってしまうのでわかりづらい部分があります。


写真集編

おきて
 岩合光昭著 小学館('86)
 日本の動物写真の第一人者である岩合光昭氏がタンザニアのセレンゲティを中心に1年半滞在して撮影した写真集です。海外でも「SERENGETI」の名前で発売されています。

サバンナからの手紙
 岩合光昭著 朝日新聞社('85)
 セレンゲティでの撮影活動を週間朝日に連載していた写真とエッセーをまとめたで、現地での生活や撮影の苦労がわかり、読んでも楽しい写真集です。

サバンナが輝く瞬間
 井上冬彦著 三修社('96)
 医者である著者が、仕事の合間にケニアでの撮影活動を続けて完成した写真集です。動物の自然な姿を被写体として求めたと記述している通り、やわらかい感じのリラックスした表情の写真がたくさんあります。

サバンナに還る
 清水靖彦著 文一出版('00)
 著者がケニアで撮影したチーター専門の写真集です。マサイマラのクイーンと呼ばれるメスのチーターを中心に魅力が満載です。ただ、遺作集であることが残念でありません。

わが心のアフリカ
 ライアルワトソン著 筑摩書房('92)
 ナミビア、ボツワナ、マダガスカルを中心に生命科学者のライアルワトソン氏のアフリカへの回帰の思いのエッセーと写真が満載です。日本ではガイドブックはない地域なので、その代用品としても十分役に立ちます。

TIPPI−アフリカに育まれた少女
 シルヴィ/アラン ドゥグレ著 日本ヴォーグ社('97)
 ナミビアでフランス人夫妻の間に生まれたティッピは両親の野生動物撮影に同行しながら南部アフリカの保護区を巡り、出会った動物とのふれあいを描いています。絵本感覚で楽しんで下さい。また、この本はプレゼントにも最適です。

NGORONGORO
 Reinhard Kunkel著 HARVILL('92)
 私の知っている限り写真集として一番最高傑作のものだと思います。迫力と動物への愛情が感じられる写真が満載です。名前の通りンゴロンゴロのみで撮影されています。

OKAVANGO
 Adrian Bailey著 Struik Publishers('98)
 オカバンゴの写真集は沢山出版されていますが、そのなかでも出色の出来です。オカバンゴデルタの季節の移ろいの風景と生き生きとした動物の写真が満載です。

CHOBE Africa's Untamed Wilderness
 Daryl and Sharna Balfour著 Southern Book Publishers('97)
 ボツワナのチョベ国立公園に1年間滞在して撮影した写真集です。チョベ川沿いのエリア、サブティ、公園東部の知られざるエリアとリニヤンティを訪ね、日記と一緒に掲載しています。チョベの魅力と季節の移ろいがよく分かります。

RUNNING WILD
 Helene Heldring、Dave Hamman、John McNutt、Lesley Boggs著 Southern Book Publishers('96)
 ボツワナのオカバンゴデルタ内のモンボキャンプを中心に撮影したリカオンの写真集です。リカオンのハンティング、子育てなど行動別にまとめられています。絶滅が危惧されているリカオンの魅力を堪能できます。

THE LEOPARDS OF LONDOLOZI
 Lex Hes著 Struik Publishers('91)
 南アフリカのクルーガー国立公園近くの私設保護区のロンドロジーで撮影されたヒョウの写真集です。サファリではなかなか見られないヒョウですが、この写真集ではハンティングや子供も含め迫力ある姿が楽しめます。

ETOSHA
 Daryl and Sharna Balfour著 Struik Publishers('92)
 ナミビアの名公園エトシャ国立公園の写真集です。日本ではあまり知られていない南部アフリカの乾燥地帯にすむ動物が満載で、荒涼としたワイルドな風景と一緒に楽しめます。

The KALAHARI
 Nigel Dennis、Michael Knight、Petter Joyce著 Struik Publishers('97)
 カラハリゲムズボック国立公園を中心とした写真集です。カラハリ砂漠の動物を優れた写真と解説で紹介しています。砂漠にもこんなに沢山の動物がいて、豊かな表情があることを気付かせてくれます。


単行本、その他編

アフリカ33景
 伊藤正孝著 朝日文庫('82)
 朝日新聞のアフリカへ特派員として駐在して取材活動を通して書きつづったエッセーです。ちょっと時代は古いですが、日本人が書いたアフリカの本としては最高傑作だと思います。アフリカの戦争や事件の取材やアフリカの人々の生活を感傷や情緒を押さえ、簡潔で冷静な文章は心をとらえ離しません。

アフリカ旅物語(北東部編、中南部編)
 田中真知著 凱風社('95)
 カイロ在住の著者がアフリカ各地を旅した紀行文です。単純な紀行文ではなく、歴史や社会問題などをよく調べていて、軽快な会話と著者の知性が随所にちりばめているところが気に入っています。スーダン西部やザイール川の川下りなど、現在では困難で貴重な紀行も含まれています。

アフリカ日和
 早川千晶著 旅行人('00)
 ナイロビ在住の著者がアフリカでの経験した色々な出来事を綴ったエッセーです。アフリカの情景と人々の暮らしを見事に描いており、特にナイロビのスラム「キベラ」の章は出色です。
現在は「ウペポ〜アフリカの風ネットワーク」の活動をしています。個人的にはナイロビの「Do Do World」で著者が働いていた時に、初めてアフリカを訪れた私たち夫婦に親切に情報提供や旅行の手配をしてもらい感謝しています。

タンザナイト
 野田直人著 風土社('99)
 タンザニアのキリマンジャロの麓で林業のNGO活動している著者が日常生活での出来事を綴ったエッセーです。日々のハプニングを楽しんでいる様な内容は活力を与えてくれます。特にあとがきはアフリカなどの途上国での生活や人々との接し方などに対して勉強になります。なお、この本はニュースレターとしてホームページでも読めます。ホームページは「アフリカへようこそ」です。

アフリカの底流を読む
 福井聡著 ちくま新書('96)
 著者が5年間、ジャーナリストとしてアフリカで取材を続けた記録です。「部族社会」をキーワードに民主化の抱えるジレンマ、中央と地方の対立、内戦の行方、資源大国の迷走などを描いています。ちょっと文章はかたいですが、最近のソマリア、ルワンダ、西アフリカ等の事件が載っています。

アフリカで寝る
 松本仁一著 朝日文庫('98)
 著者が取材活動のなかで衣食住の「住」の観点からアフリカの断面をとらえたエッセーです。取材のために観光客向けのホテルも無い地域でアフリカの魅力を感じる著者に共感を覚えます。

アフリカを食べる
 松本仁一著 朝日文庫('98)
 こちらは「食」の観点からのエッセーです。現地食に驚いたり、感動したりする場面が未知の国を旅する喜びを感じさせてくれます。

マチョ・イネのアフリカ日記
 西江雅之著 新潮文庫('87)
 言語学者、文化人類学者として著名な著者がケニアでスワヒリ語の研究をしていた時のエッセーと写真が満載の単行本です。ケニアの人々の生活や文化を暖かい目で見ている文章は引き込まれます。

サバンナの博物誌
 川田順造著 ちくま文庫('91)
 文化人類学者として著名な著者が西アフリカのブキナファソで研究をしていた時のエッセーを集めた単行本です。西アフリカのサバンナに暮らす人々の生活や自然との接し方を描いています。

サバンナの手帖
 川田順造著 ちくま文庫('95)
 上記の「サバンナの博物誌」と同じ著者がガーナやマリで栄えた黒人王国やヨーロッパから来た探検家の活躍を興味深く描いています。

カラハリの失われた世界
 L.ヴァン.デル.ポスト著 ちくま文庫('93)
 南アフリカのボーア人の著者が自分の乳母であったブッシュマンの幼年時代の思い出から、実際に狩猟採集生活をする部族に出会って記録映画を作成するまでの記録です。映像もあるそうですが、私は見たことがありません。2次大戦戦後間もない頃のオカバンゴデルタやカラハリ砂漠の様子が分かります。なお、このブッシュマンの集落は現在もオカバンゴデルタの西、ソォディロヒルズにあります。

ゴリラの季節
 ジョージ.B.シャラー著 ハヤカワ・ノンフィクション('94)
 マウンテンゴリラの他にジャイアントパンダ、ユキヒョウ、ジャガーなどの研究でも有名な著者のヴィルンガ火山群での観察記録です。



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