八甲田山 '97 8/21
岩木山から望む八甲田山
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十和田の奥入瀬渓谷を経て、酸ヶ湯を目指していた道中、不思議な森を見つけた。道の両側にブナの森が広がっている。東北脊梁山脈をひたすら北上してきた僕にとって、ブナの森はもはや見慣れたものであった。だからこそ、この森のブナが見せる奇妙な姿に気がついた。森をつくるブナの一本一本がひょろひょろでとても頼りない。幹の直径は10cmもあるだろうか。ちょっとした不思議に包まれながら、明るいブナの道を快走する。途中、道の傍らに立つ案内板を見つけた。それはこの森の成り立ちを語っていた。 大正から昭和にかけて、この周辺にあったブナ林は放牧のために大規模に伐採された。幾らかの樹木は、放牧される動物たちが休める日陰をつくるために伐採を免れた。放牧の衰退と同時に、伐採を免れたブナたちは森の修復に取り掛かった。そして60年という年月を掛けて、今の姿まで回復したそうだ。回復しつつあるとは言え、原生のブナの森とは素人目にも大きな違いを感じさせる。 |
ブナ二次林 |
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【豆情報】 ・おすすめキャンプ場は森の中の酸ヶ湯温泉C。一泊210円。 ・酸ヶ湯温泉Cからバイクで2分ほどのところにある酸ヶ湯温泉は、ヒバ造りの千人風呂が有名。入浴のみ420円。混浴であるが、風呂の中間に男女を分ける札が立つ。女性専用風呂もある。洗い場はなし。名の通り酸性の強い温泉。 ・大岳登山の下りは、毛無岱側に下りるのが良い。細かくは上毛無岱と下毛無岱に分けられる。どちらの湿原も解放感がすばらしい。 情報、質問等は お寄せください。 |
毛無岱
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