『花橘亭〜なぎの旅行記〜』「PICK UP」

飛梅

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 

主なしとて 春なわすれそ

菅大臣神社(白梅殿址)
菅大臣神社の飛梅 菅大臣神社の本殿前にある『飛梅』。
夏に撮影したので、木々が青々としています。こちらの梅は紅い花を咲かせるそうです。
菅大臣神社の西の看板
↑ 西洞院通側の入り口(神社の西側)にある看板 ↑
菅大臣神社看板
↑ 本殿前にある菅大臣神社の看板 ↑







・・・そして、私も太宰府へ!!(笑)


太宰府天満宮

●所在地 :福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
●交通 :西鉄電車「太宰府」駅下車 徒歩約5分

太宰府天満宮の飛梅

 太宰府へ左遷された道真を慕って、京の「紅梅殿」から一夜のうちに飛来したと伝わる『飛梅』です。
 太宰府天満宮の本殿に向かって右前にあります。

 こちらの『飛梅』は、1月に白い花を咲かせます。
「飛梅」の解説板


 菅原道真はこの本殿の下に葬られているそうですよ。
「飛梅」の白い花
白い花
太宰府天満宮の歌碑解説


菅原道真公 歌碑


 東風吹かばにほひおこせよ梅の花
        あるじなしとて春な忘れそ


 昌泰四年(九〇一)に大宰権師を命じられた菅原道真公が京都を出発される際に紅梅殿の梅に惜別の想いを込めて詠じられたもので、公を慕って一夜のうちに京より大宰府まで飛来したといわれる御神木「飛梅」(御本殿右側)の由来として有名である。
菅原道真 歌碑  歌碑は、太宰府天満宮の延寿王院前にあります。

余談ですが、太宰府天満宮では飛梅伝説にちなんで「航空安全御守」という御守りがあり、航空業界の方に人気だそうです♪

梅が飛ぶ=落ちない ということかしらん。(^^)


上記の文と看板の写真をご覧になって、
「ちょ〜っと待ったぁ!!“春な忘れそ” じゃなくて “春を忘るな” じゃないの!?」
と思われた方もいらしゃることと思います。(^^)


 菅原道真が詠んだ和歌『東風吹かば・・・』が文学作品上、はじめて現れるのは、平安時代の勅撰和歌集『拾遺和歌集』です。
 『拾遺和歌集』では 第五句は“春を忘るな”となっています。この 『拾遺和歌集』が編纂されたのは、道真の死から約100年後のこと。

 個人的には、“春を忘るな”は梅の木に語りかけるような優しい印象を受けますね〜。 o(^-^)o

 そして、第五句が“春な忘れそ”と書かれるようになったのは、後世の説話集に飛梅のエピソードが収められるようになってからのようです。「な・・・そ」の《禁止》の表現が、和歌らしいカッコイイ感じがします♪


 『東風吹かば・・・』の歌とゆかりの菅大臣神社・太宰府天満宮で第五句を“春な忘れそ”と表記していらしゃるのは、ゆかりの地としての公式見解なのでしょうか。(笑)


ともあれ。
 『東風吹かば・・・』の和歌と「飛梅伝説」が現在まで語り継がれているのは素晴らしいことですよね♪



ご参考までに



『東風吹かば…』飛梅伝説1



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