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左下観音堂
左下観音堂
正式名称/別称さくだりかんのんどう
左下観音堂
規模 ★★★★☆斜面部:自然懸崖、一部整地(石垣) 岩屋あり
懸造り部:木造 桁行五間 梁間二間 貫五段 懸崖型 三層構造 脚柱23本高さ四丈八尺(14.5m) 内側階段あり(木製) 外側橋(のきざ橋)あり(木製)
上屋部:木造 宝形造り 桁行五間 梁間五間 勾欄付廻縁
文化的価値 ★★★★☆会津美里町指定文化財
天長7(830)年 創建
延文3(1358)年 大改修
宗教的価値 ★★★☆☆本尊:聖観世音菩薩/首頸観音(くびなしかんのん)
開山:弘法大師空海
会津三十三観音札所(霊場) 第二十一番
秘境度 ★★★★☆山道あり 石段あり
福島県大沼郡会津美里町
眺望 ★★★★☆東面よりほぼ三面、会津盆地南端が見渡せる
前は、たまたま行ってみたお寺に懸造りがあった、というぐらいしかその存在を知らなかったのだが、懸造りに興味を持ち出して、それを見たいがために初めて訪れたのが、福島県にある左下観音堂(さくだりかんのんどう)だった。会津盆地の南の山腹に忽然と現れる懸造りのお堂は、誰も訪れそうにないひなびた立地に、木造の古めかしい雰囲気と、今にも崩れ落ちそうな虚弱な外観が絶妙にマッチして、なんともいえない味わい深さで、とても感激した。
PHOTO BY FUJIFILM FinePix F30
MAR. 2009
左下観音堂1
会津若松城(鶴ヶ城)の南西、街道から外れた山道を登り、斜面に沿って左に曲がると、ようやく左下観音堂が見えてきた!
左下観音堂2
案内板によると、延文3(1358)年に大修理されているとあるので、実に650年前の室町時代の建物!
ものすごく古い造りだけど、なんとか立派に立っている
左下観音堂3
左手から石垣の上を迂回して登り、「のきざ橋」という橋を渡ると観音堂の最上層に上がれた
廻縁の一番迫り出した部分は、鎖でつながれた欄干もあったりして、なかなか怖い
左下観音堂4
観音堂の裏手には、崖の中に開いたちょっとした洞窟がある
左下観音堂5
床の一角には岩が露出しており、更にその岩のくぼみに柱がはめられている
ホントにスゴイ建て方だ...
左下観音堂6
会津盆地を見下ろす開放感のある眺め
これが懸造りのもう一つの醍醐味!
左下観音堂7
最上層から下の二層目、一層目へ順に階段で降りられるようになっている
左下観音堂8
まさに崖にへばりつく観音堂!
右手には、上の写真の洞窟の出口も見えた