研究室概要



 1.あいさつ

私は過去20数年間、名古屋大学、気象庁、筑波大学で気象と大気環境に関わる研究・教育・行政に携わってきました.地球環境問題が顕在化するにつれて、人間活動と大気環境の相互作用に興味を持ち始めています.
現在2つの大きなテーマで研究を進めています.

1)東アジアにおける砂漠化と黄砂に関する研究
具体的には、中国のタクラマカン砂漠で黄砂のライダー(レーザーレーダー)観測を日中共同で実施しています.砂漠から舞い上がる黄砂の量を計測し、数値モデルを用いて気候に及ぼす影響を解明しようとするものです.

2)都市の大気環境と局地循環に関する研究
名古屋都市圏から放出される大気汚染物質、伊勢湾の海陸風、関ヶ原からの寒気流入、南関東の大気環境、三重県熊野の風伝おろしなどに着目しながら研究を進めています.

このほか指導可能な研究領域は、境界層と乱流、スペクトル解析、地表面熱収支、局地循環、気候誌などです.

研究手法としては、気象・大気汚染観測、気象学的解析および数値シミュレーションを用いてます.基礎的な学力としては、小倉義光著「一般気象学 第2版」(東京大学出版会)レベルを想定しています.


 2.研究テーマ

当研究室で、指導可能な研究テーマは、次の通りです.

タクラマカン砂漠における黄砂ライダー
観測と長距離輸送



伊勢湾−濃尾平野系の大気環境




環八雲と南関東の大気環境


大気境界層、乱流、スペクトル、地表面熱収支など


3.略歴

氏名 甲斐 憲次 (かい けんじ)
1995年環八雲の観測時に撮影
生年月日 1952年10月
教授
所属 名古屋大学大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻
大気水圏科学系 地球環境変動論講座
住所 〒464−8601 名古屋市千種区不老町D2-1(510)
電話・ファックス 052-789-4257
電子メール kai@info.human.nagoya-u.ac.jp
専門 気象学・気候学

学歴:

昭和46 4 東京教育大学理学部地学科入学
昭和50 3  同          卒業 
昭和50 4 東京教育大学大学院理学研究科修士課程入学
昭和52 3  同          修了
昭和52 4 筑波大学大学院博士課程地球科学研究科入学
昭和56 3  同                修了
昭和56 3 理学博士(筑波大学)

職歴

昭和56年 4月 筑波大学水理実験センター文部技官・準研究員
昭和59年 4月 気象庁観測部産業気象課運輸技官
昭和60年 4月   同   技術主任
昭和61年 4月 気象庁気象研究所気象衛星研究部研究官
昭和62年 4月 気象庁気象研究所気象衛星研究部主任研究官
昭和62年 5月 気象庁気象研究所気象衛星・観測システム研究部主任研究官
平成元年 4月 筑波大学地球科学系講師
平成 5年 4月 東京都環境科学研究所非常勤研究員(環八雲の形成機構に関する研究)
平成10年 4月 名古屋大学大学院人間情報学研究科助教授
平成13年 4月 名古屋大学大学院環境学研究科教授(現在に至る)

その他の履歴

日本気象学会会員「天気」編集委員 (昭和59年4月から平成10年3月まで)
日本農業気象学会関東支部理事 (昭和59年4月から昭和61年3月まで)
気候影響・利用研究会,編集幹事 (昭和62年2月から平成3年3月まで)
日本気象学会中部支部理事 (平成16年4月から現在)




トップページへ戻る