岩崎山〜達沢山
 …大菩薩嶺周辺の山…
  〜いわさきやま・たつざわやま〜
          (1358m)   



甲斐大和駅〜岩崎山〜京戸山
〜達沢山〜旭山〜下黒駒バス停

   
平成22年4月18日(日) 晴れ後曇り
メンバー  4人


岩崎山は日陰雁ヶ腹摺山という呼称も持つ山だ。

岩崎山の南側に延びて880m点を介するところの尾根があるが、その取り付き口は甲斐大和駅から歩いて30分ほどのところらしい。

だが、途中で道を間違えて15分もオーバー。 旧甲州街道で日影を過ぎ、笹子沢川に架かる天狗橋を渉って2、3分も行った先で右側の尾根に取り付いた。
〔車道を離れてこの辺りで山に入る〕
踏み跡はあり、そこを歩いて適当なところで踏み跡を離れて尾根筋に向かうことにした。

広がりのある尾根で右側の方が高く見えていたが、気にせずに左寄りに進んでいるうちに進路の尾根に乗ることができた。

右側に雑木林、左側にヒノキ林を分けた尾根であり、先で尾根全体がヒノキ林に一時は変るが、すぐにさっきまでの樹林の様相に。

〔取り付いた頃は尾根は広い〕
尾根が狭まって南西の向きになったら880m点は近い。

雑木林越しに岩崎山を眺めることができるが、まだまだ高くて道のりもさだめし、とば口といったところだ。

道々で雑木林の幹の重なり合って見えている間からミツバツツジのピンク色が衝くように視線に映ったが、ぽつんぽつんと咲いている程度で多くはないという印象。

〔880m点〕
ダンコウバイは多いらしく、黄色い花も今時分では地面に散っている方が目立ち、枝には僅かばかりに残った花が若葉とともに付いていた。

全山が雑木林に変ってから急坂の登りになって高みで一段落し、再び左側をヒノキ林に変えてから急登をぶり返す。



〔咲き残りのダンコウバイ〕
この辺りのピンク色のテープは進路を示していたようだが、尾根も広がって急登にも拍車がかかった頃には、ばったり見なくなった。

先で樹木の全てが雑木林に変って、とにかくこの急登をこなせば縦走路に出合う。

岩崎山は縦走路で右側に向かって5分も歩けば着く。


〔全山に雑木林が広がったら急登に〕
この間の左側で、虚空に南アルプスが浮かんで見えるのだが、樹木の陰になってすっきり眺めることができないのが口惜しい。

縦走路に出合ったところまで戻り、京戸山、達沢山は進路を南側に採って当面は緩やかな下り坂だ。
〔岩崎山の山頂〕
雲母山に近接するころで急坂になり、右側の林道に間一髪で合わさるまでに近づく。

この辺りが最低鞍部のようであり、ここでまた登り返して上に向かう。

林道も右側に曲がって行ったようであり、尾根はヒノキの若木の疎林などで開けた空間が素敵なところだ。
〔雲母山〕
小さなアップダウンを繰り返して右側からの踏み跡に合わさるが、この尾根道がおそらく雲母山から延びて来るものであり、地形図では市町村の境界を示しているものだ。

ここから15分も歩けば先ほどの延びて来た林道に出合い、この場所に立つ標識がここまでに唯一見かけた進路を指す目印である。
〔花はアケボノスミレ、タチツボスミレが僅かに〕

 林道で遭遇したカモシカ

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この先ははっきりした登山道を辿っての登高であり、周囲のあらゆる樹木も雑木林に変る。

右側に南アルプス、左側に大菩薩嶺、白谷ノ丸、小金沢連嶺などが眺められるのは裸木であってこそ。

ともかく雑木林が美しいので、もう少し経ってから若葉の下を歩く方が足取りにもっとはずみが付きそうだ。



〔前日に降った雪〕
高みに立てばそこが分岐になって左右の尾根道に交差する。

左側がカヤノキビラノ頭方面、ここは右側に進路を採って5分も登れば京戸山の最高点である。

さらに10分ほど足を運んでナットウ箱山に着くが、このピークも京戸山と呼んでいるそうである。



〔カヤノキビラノ頭方面の尾根道に合わさる〕
いずれにせよ雑木林の広がる明るい小広場で、昼食を摂るのはこの場所でしかない。

我々だけで独占した寂しい山頂だったが、桃の花の咲く時期を逸している暗示とまでは気付かなかった。




〔ナットウ箱山〕
達沢山には一度下る必要があり、鞍部から右側が引き続き広がったままの雑木林、そして左側ではカラマツ林、植林と変えて登り返したところが山頂だ。

ひと息を入れてから山名標の立つ正面から下り坂に向かう。




〔御坂黒岳・バックに富士山が見えるが今は雲の中〕
すっきりした雑木林の中の気持ち良い下りが延び、やがて尾根らしくなって平坦道の先端で北西尾根を右側に見送った。

ここから採る下山コースは旭山を経由しての西側を辿る尾根道。




〔達沢山から下ったばかりの頃〕
しばらく気持ち良い雑木林の中を下って狐新居を指す古い標識を右側に見送り、先に行って下りっぱなしだった尾根もようやく一つ目の高みを迎える。

この1145m点を登り返して下ったところが曲者といえば曲者。


〔北西尾根の分岐〕
尾根の広がったところだが、遠目には左右の離れたところで黄色いテープがそれぞれに付いているところだ。

極端に言えば、二手に分かれた尾根をここでは右側へ、磁石は北西を指している。


〔西側の尾根に向かう〕
灌木の枝葉が一層わずらわしくなり、さらに急坂を下って二つ目の高みでも左右に尾根を分けていたが、ここも右側に行く。

次の旭山に向かって左側の下り坂はここまでの尾根の進行方向を藪から棒に外すものだが、ここでしっかり踏み止まって踏み跡に従う。

〔旭山の山頂〕
旭山は登り返した高みのもう一つ先の高みである。 樹木に囲まれた山頂で展望は無く、むしろ次に控える蚕影山(こかげさん)の方が少しは増しだ。

蚕影山から新緑の林の中を下れば、後は桃の里に降り立つだけに。
〔新緑はこの辺りから〕

  
 桃の花は一週間前が見頃だったらしい
  
--コースタイム--
  甲斐大和駅 8:40 入山口 9:25〜9:30 880m点 9:55〜10:00 
  縦走道出合 10:50〜10:55 
岩崎山 11:00 
  林道出合 11:55〜12:00 (休憩 12:25〜12:30)
  カヤノキビラノ頭分岐 12:45 京戸山最高点 12:50
  ナットウ箱山 13:00〜13:30 達沢山 13:50〜14:00
  狐新居分岐 14:25 旭山 15:45〜15:50
  蚕影山 16:10 桃の里温泉 16:20 
 
                             −実動時間− 6時間30分
--参考地図・図書--
 「山と高原地図 大菩薩嶺 昭文社」 「地形図 2.5万 笹子・石和」


    

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