…丹沢の山…
 丹沢山
 〜たんざわやま〜
  (1567.1m) 



塩水橋〜天王寺峠〜堂平分岐
〜丹沢山〜天王寺峠分岐
〜塩水橋


   
平成27年4月18日(土)
 天気  晴れ後曇り 
メンバー 単独




               

今日は丹沢山を目指して塩水橋からスタートする。

塩水橋近辺の路上はハイカーの車で混雑するところだが、今日もスペース確保に

手間取る。

何とか見つけ出し、ゲートからまずは本谷林道へ。

本谷川に沿って林道が延びているが、車での通行は関係者以外禁止である。

数分後に右側で分けるのが塩水林道であり、今日の下山道はここを歩く。

本谷林道を歩いて30分後に登山口に着く。

標識には天王寺峠経由・丹沢山と記し、ここがさしずめ登山道の始まりだ。

急な階段道から沢身へと入り、丹沢山4.8kmの標識を視線に留める。

沢身から左岸に移って植林の中の急坂をひとしきり登れば尾根に出る。

尾根に立ったところが天王寺峠であり、ここで一息を入れることにした。


[本谷林道沿いの渓谷は新緑、サクラが美しい]


[天王寺峠を経由する登山道の取付口]

その後は尾根を辿り、あるいは尾根をからみつつ登る。

植林から一時に右側の尾根を雑木に変えたが、この辺りの木々は春が浅く

萌黄色の装いだ。

この先もしばしば雑木に変えることはあっても、基本的にはまだまだ植林帯の

中といっていい。

しかし、鹿柵に沿うようになれば雑木が右側で続くようになり、この辺りでは

木々越しに丹沢三ッ峰が望めるようになる。

雑木が続く中を小気味よく登って中間地点に着き、標識では丹沢山3.3kmと

記していた。

さらに高みを目指し、アセビが林床を覆い、そこを通り過ぎれば大きなブナや

モミが点在するようになる。

丹沢山2.9kmを指していた標識はさながらモミが立ち並ぶ中だ。


[尾根歩きは天王寺峠から]


[雑木越しに丹沢三ッ峰が見える]

先を進んでほどなく後方が開けて大山が望め、それから間もなくして分岐に

到着する。

左側の登山道が堂平を経由し、塩水林道へと引き継ぐ。

この先から登山道も緩やかになり、シロヤシオも目に付くようになった。

しかしながら花は何分にも時期尚早であり、今日ばかりは咲いている頃に

想像をめぐらすだけ。

尾根が広がればブナも一層美しさが際立ち、そんな様子に気がそぞろになって

浮き足が立ってしまう。

それも大崩レノタツマを目の前にして浮き立った気分に水をさす。

これから先の高みは崩壊地を進むことになり、鎖を持つことも余儀なくされる。

高みに立てば来し方の尾根を振り返ることができ、周囲に居並ぶ山々も見渡せる。

これから先の登山道には木道を施し、周囲のブナの立ち姿が絵のように美しい。

青々としたコバイケイソウが目に付き出してから丹沢主脈の登山道に出る。


[いよいよ天王寺尾根のハイライトを迎えたようだ]


[緩やかで周りの樹木も良し、気分は爽快]


[崩壊地から来し方の尾根を振り返る]


[ブナの立ち姿が見映え良い]

右側の登山道が丹沢三ッ峰方面を導き、丹沢山は左側へ少し行ったところだ。

山頂に展望の広がるところがあるが、今日は雲が多くて富士山が見られなかった

のがかえすがえす残念。

みやま山荘の前の広場には大勢のハイカーが三々五々で昼食中である。

まずは昼食を摂ってから来た登山道をとりあえず引き返す。

標識の天王寺峠方面と堂平方面を分けていた地点まで戻り、間髪を置かないで

堂平方面へ一歩踏み出す。

手始めは階段道の下り坂であり、それから尾根状を辿る。


[山頂の広場]

次第に広い斜面を下るようになってから後は沢沿いを進む。

右岸から左岸へと移り、やがて堂平を記していた白い標識で植林帯の中に入る。

登山地図にも記すブナの美しい堂平を気に留めながら下ったが、それらしいところ

は視線には映らなかった。

林道を横断し、再び山道へ。

山道の入口に表示はないが、ビニールの紐が目印だ。

しばらく歩いて右側でワサビ沢のせせらぎが聞こえ、そのうちに木橋も眼下で

見えてくる。

このワサビ沢に架かる木橋を渉れば再び塩水林道に出る。

青葉の山肌にサクラのピンク色が映え、そんな光景を目の当たりにすれば長い

林道歩きも気にならないだろう。


[下山道の近くで咲いていたアズマイチゲ]


[こんな光景を眺めながら林道を歩く]


--コースタイム--
  塩水橋 7:30  登山口 8:00  
  天王寺峠 8:20〜8:25  中間地点 9:05 
  堂平分岐 10:15  丹沢山 11:00〜11:25
  天王寺峠分岐 11:50 林道横断 12:40 
  塩水林道に出る 13:00  塩水橋 13:35      
                     −実動時間− 5時間35分
  
--参考地図・図書--
 
 「山と高原地図 丹沢 昭文社」 

    





1