丹沢山
 …丹沢の山…
  〜たんざわやま〜
  (1567m)


塩水橋〜三角沢ノ頭〜丹沢山

   
平成21年5月23日(土) 
天気 薄曇り 
9名
      

塩水橋近辺に車を止めて歩きだしたのが8時15分。
これから本谷川沿いの林道を歩いてキュウハ沢出合まで行き、そこから上に延びている尾根で丹沢主脈に出るつもりだ。

塩水橋を過ぎたら右側のゲートの側の標識にキュウハ沢、札掛と記してあった。
道なりに林道を行くのが札掛方面であり、ゲートを越えて行くのがキュウハ沢方面である。
エアリアマップに塩水橋からキュウハ沢までが1時間10分。

本谷林道に行って右側に見送った瀬戸橋は丹沢山を下ったら堂平辺りから延びて来る林道が通る橋、さらに先で右側の道標に記す丹沢山は天王寺尾根から山頂に向かって行くものだ。
ちなみに左側の本谷川に架かる本谷橋を渡って行けば札掛方面とのこと。
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〔尾根の取り付口〕

キュウハ沢の標識から林道を5mほど行ってから尾根に取り付き、最初から尾根上を目指してジクザクに登って行く。

その後は直線状の踏み跡を辿ることになり、ところどころで交差してくるはっきりした踏み跡が作業道のようだ。

上に向かうにつれて尾根上の踏み跡が薄くなり、思い余った末にジクザクのはっきりした作業道を追う。



急登だった尾根もやがて傾斜が弱まり、その頃には右側に青葉を広げたブナ林が現れる。

うす曇りの空だったが、それにも関らずブナ林のところだけが若葉の色が滴って日が照っているように見えた。

さっきからブナ林の中を凝視してシロヤシオの花を追い求めていたがたったの一輪さえも見ることができず、1250m辺りからようやく落花しているものが少しずつ見られるようになった。




〔右側にブナ林〕


〔三角沢ノ頭〕

この辺りではシロヤシオの花は残らず散ってしまい、三角沢ノ頭に至ってからシロヤシオの咲き残りを見ることができる。

山頂の大きな標識は字が剥がれ落ちて読み取れないが、下に三角沢ノ頭の別名である寿岳の山名を記したものが置いてあった。

一息を入れて主脈に向かうことになるが、先に登って行けばシロヤシオもたくさんに花をつけたものが見られ、トウゴクミツバツツジも加わって咲競っているようだ。


これらの花の舞台である、この間の尾根自体がまた素晴らしい。

庭園のように手入れされた目の覚める緑色の草地に一本の筋の入った踏み跡に導かれれば、たわい無く主脈に立って短い時間だったことにもっとゆっくり歩くべきだった、とため息をつく。

主脈のこの場所は標識に日高(ひったか)と記し、左側の塔ノ岳が15分、右側の丹沢山までが45分とのことだ。

〔この辺りではシロヤシオも〕


〔三角沢ノ頭から主脈の間で〕
三角沢ノ頭から主脈の間で
三角沢ノ頭から主脈の間で
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〔主脈は賑やか〕
ここで昼食を摂ることにし、後ろで行き来しているハイカーの話し声に聞耳を立てていたら、今年は昨年に比べてツツジ類の花の付きが悪いとのことである。

丹沢山に向う登山道では大勢のハイカーに出会ったが、笹原の広がる気持ち良い尾根にこれだけのハイカーが集まるのは、至極当然のことだ。



美しい風景に夢心地になっている間に竜ヶ馬場は素通りしてしまい、主脈の登山道はやがて丹沢山に導く。

丹沢山の標識越しに富士山が見えるはずだが、今日は近くの山でさえも見晴らしのおぼつかない天気である。

山頂の草地で腰を降ろしてのんびり休憩を取ることにし、丹沢山を後にしたのが25分後のこと。


〔丹沢山〕

〔主脈の登山道から〕
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宮ヶ瀬方面に下って行き、堂平に分けたところで丹沢三峰山方面に少し足を延ばしたのは、出会ったハイカーが5分先のシロヤシオは一見の価値がある、と言ったからだ。
そのシロヤシオを見てから満足した気分で意気揚揚と引き返し、堂平を指す標識から下草のマルバダケブキ、バイケイソウの茂る中を木道で越す。

次に鎖の張ってあるザレ場を通り越してから木段状の登山道を行き、その後は緑濃い下草の中に登山道を移す。
天王寺尾根を分けた標識の辺りでもシロヤシオの落花を見ることができ、次の堂平を指す標識で木段を手始めにして急坂の登山道を行き、さらに次の標識で堰堤を越える。

山の斜面を下って行ったら林道に一度出て、10m先の国土交通省堂平雨量局の施設のところからまた樹林の中に入って行く。
25分後にさっきの林道に出合い、ここで腹を据えて新規まき直しのつもりで林道を45分間歩けば塩水橋に着く。




--コースタイム--
 塩水橋 8:15  キュウハ沢出合 9:20〜9:30 三角沢ノ頭 11:30〜11:40
 日高 12:20〜12:40 丹沢山 13:25〜13:50  天王子尾根分岐 14:35 
 林道 16:00  塩水橋 16:45
                    
             −実動時間− 7時間25分         --参考地図・図書-- 
 「山と高原地図  丹沢 昭文社」 「地形図  大山 青野原 2.5万」