…高尾・陣馬の山…
高柄山〜鶴島御前山 
 〜たかつかやま ・つるしまごぜんやま〜
  (733m)  (484m)     



一古沢バス停〜桜井峠〜金ピラ山
〜デン笠〜大丸〜高柄山
鶴島御前山〜上野原駅


   
平成23年3月26日(土)
 天気  晴れ後曇り 
メンバー  5名


今日は高柄山に登ることにする。 登路に採るルートは桜井峠、金ピラ山、デン笠、金山峠などを連ねて新大地峠に延びる尾根。

一古沢(いっこさわ)バス停を起点にすれば尾根の末端から辿れる。

古福志から金山峠を経て新大地峠までを以前は小道としてエアリアマップに記し、ごく最近のものは金山峠から新大地峠までを含めて尾根の全線に朱線が書き加えられている。
〔桜井峠からのトラバース道はここで上に向かって尾根へ〕
登山道として認知した格好だが、このルートは桜井峠からなら一度は歩いている。 上野原駅から無生野行きのバスに乗って一古沢バス停へ。

バス停の北側の脇道に行き、送電線鉄塔の見える方向へ道なりに進んで10分後に舗装道を離れる。 左側の踏み跡で山に入り、尾根状を登ってすぐに送電線鉄塔に着いた。




〔金ピラ山の山頂に祠の跡〕
ここを過ぎたら尾根らしくなり、雰囲気も良くて尾根を取り巻いているアカマツの点在する雑木林に気持ちがはずむ。

スギ林に入って階段道になり、送電線鉄塔を経由しているように、いよいよ巡視路らしくなった。

トラバース道でイノシシ除けのフェンスを開閉して内に入り、しばらくはフェンス沿いを歩く。




〔金ピラ山に咲くダンコウバイ〕
フェンスを離れて送電線鉄塔を通り越し、下ったところが桜井峠である。

南側から延びている農道が尾根を切り通した、その地点で舗装が切れているところだ。

鉄柵を開けて西側の尾根に取り付くが、当面は南側斜面をトラバースする登山道。




〔デン笠の山名標〕
以前に、ここから登った時は藪のかかった尾根にいきなり取り付いて尾根通しで歩いた記憶なのだが、このすっきりしたトラバース道には気づかなかったのだろう。

南側に山村風景が眺められ、その向こう側の高いところで白っぽい山肌をさらしているのは丹沢の山でも見えているのだろうか。




〔金山峠で一休み〕
下方からの踏み跡に合わさり、そこに示していた金山峠、新大地峠の目印から尾根に向かって直上する。

尾根に出るまで少しの間を巻き気味にして歩き、その先が急登を強いられる尾根道だ。

尾根が狭まって樹木も針葉樹や常緑樹にかえ、ところどころでコブを巻いているトラバース道でひと息をつけるものの、もっぱら尾根通しの長い急坂が続く。



〔金山峠に立っていた標識〕
登り切って金ピラ山に着くが、祠の残骸らしきものだけが残り、展望も望めずにこれといったピークではない。

近くにダンコウバイが黄色い花を付けていたが、この界隈ではよくよく目にしていた木である。

次に控えるピークがデン笠になり、樹木越しで既に陰になって見えている。




〔金山峠から気持ちの良い雑木林の中へ〕
金ピラ山から少し下り、段状で構える岩峰も含めたコブを幾つか越えてデン笠に着く。

山名標が木の幹に掲げてあり、立ったその場でピークらしさを感じないのは平らに延びている頂のせいだ。

平坦地の先から右側をヒノキ、左側を雑木にして下り切ったところが金山峠。




〔大丸から高柄山の眺め〕

標識では左側の下り坂を秋山村古福志、右側の下り坂を秋山村金山と記し、エアリアマップではいずれも小道と記して登山コースではない。

新大地峠、高柄山方面はこのまま尾根を登って行くが、この先からの登山道は良く歩かれているという印象である。


〔高柄山の山頂から丹沢方面の山〕
のびやかな尾根道が延び、今日の天気は薄ら寒い気がしないでもないが、春の日差しが照っている雑木の広がりの中を登るのはやはり気持ちが良い。

ヒノキ林に入って緩やかに下り、登り返せば片側に雑木が広がる。 台形状の高柄山を伴って歩き、右側ではそろそろ林道のガードレールが見えて来る。


〔高柄山から急坂を下ってこの辺りで緩やかに〕
林道を横切って山の中に入り、登り切ったところが大丸である。 ここでひと息を入れてからロープを手助けにして急坂を下る。

左側をヒノキ、右側にアカマツも混じる雑木の中に段差を経ながら登って一番高いコブへと上がり、この先の急坂もまたロープを握りしめての下り坂だ。 そして、もうひとつコブを越せば千足峠である。


〔歩調を合わせて尾根を軽やかに〕
当然、この先から登り返しになり、ひとつコブを登り下りして次のピークが高柄山である。

狭い山頂だが、幸いに他の登山者が4、5人と少なく、腰を降ろして昼食を摂ることにした。

下山道として採ったのが御前山をも登る上野原駅への登山道。





〔新矢ノ根峠〕
右側を雑木、左側をヒノキにして急坂を下って行き、緩やかになったところで全ての樹木が雑木にかわった。

急下降を挟みながら下って行くとアズマ屋が見え、その場所を新矢ノ根峠と言う。

右側の塞いでいる尾根道は矢ノ根峠コースといって昔は登山道に利用されていたもの。





〔この辺りの雑木も素敵だ〕
新矢ノ根峠から北側を下ることになり、フェンスで囲っているゴルフ場が見えて来たら急坂の下りを迎える。

下って下って薄暗い沢へと行き、その沢を越してから登り坂で始めは直線状に、それからジクザク道にかえて高みを登り切る。

また下って鞍部ともいえるところに御前山分岐の標識が立ち、ここからの登り返しが御前山直下の登りだ。




〔下って下って沢まで〕
最低鞍部だった沢からの登り返しは長くて辛かったが、山頂に出る間際ではシュンランを見ることができて慰みになり、ようやく御前山に着いて長めの休憩を差し挟むことにした。

この先も前半では岩が混じる険しい急坂だが、慎重に下ってスギ、ヒノキなどの植林帯に入り、その間を下って抜けたところで墓地の前に出る。 後は車道を歩いて上野原駅に向かうのみ。





〔御前山の山頂で大休止〕
--コースタイム--
  一古沢バス停 8:55  桜井峠 9:35  金ピラ山 10:15
  デン笠 10:40  金山峠 10:45〜10:50  大丸 11:35〜11:40    
  高柄山 12:30〜13:00  新矢ノ根峠 13:40  
  御前山 14:55〜15:10  墓地 15:35  上野原駅 16:05
                                −実動時間− 6時間15分
--参考地図・図書--
  「山と高原地図  高尾・陣馬  昭文社」 


    

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