…奥多摩の山…
 三ツドッケ~ハナド岩
 ~みつどっけ~
  (1576m) 



倉沢~鳴瀬橋~幕岩尾根の南東支尾根
~幕岩尾根~一杯水避難小屋
~三ツドッケ~ヨコスズ尾根~見通尾根~倉沢


   
平成26年6月1日(日)
 天気  晴れ 
メンバー 単独




                                      

先週同様に今日も倉沢林道の奥へ。

二つ目の橋が鳴瀬橋であり、幕岩尾根の支尾根である南東尾根の取り付き口はその

近辺とのことだ。

確かに踏み跡は斜上し、その通りに進めば一度折り返して尾根へと導く。

この時になってガイドブックに記す取付き早々の祠を見落としていることに気付いたが

踏み跡は依然として延び、進路は間違いないようだ。

しかし、あれやこれやでその踏み跡も先で外してしまい、そうこうしている間に再び

踏み跡を拾う。

ガイドブックに記すコナラの巨木にも出合い、それを通り過ぎてから傾斜が緩くなる。

左右に通じる踏み跡を横切るのもガイドブックの通りであり、その先も順調に歩を延ばして

祠が大岩の下に在ったのを見届ける。


[倉沢林道を北上する]


[幕岩尾根の南東支尾根を辿った途中でコナラの巨木に出合う]

この先に一時の間だけ雑木が広がり、下草の緑色がまぶしく眼を覆った。

尾根全体に植林が広がってから急坂を強いられるようになり、雑木に変わっても

引き続きの急坂だ。

ほどなく樹間から露岩が白っぽく見え、近づいてみれば一つ一つが仰ぐような巨岩だ。

露岩帯は縫っても歩けそうだが、左側で遠巻きにしてやり過ごすことにする。

露岩を避けている間にその分だけ高みから離れてしまい、トラバースをしつつ辿るべき

尾根へ軌道修正をすることにした。

再び尾根に立てば幕岩尾根はひと登りであり、到着するやいなやしばしの休憩へと

決め込んだ。

若葉色の雑木が頭上を覆い、静寂に浸って一時を過ごした。


[露岩帯は巻いて避けた]

[幕岩尾根に辿り着いて一服する]

ここで幕岩尾根に立てばヨコスズ尾根は目と鼻の間であり、後は等間隔に打ってある

東京都水道局の石杭が進路の格好の目安になる。

石杭が示すがごとくにこの辺りは東京都水源林だが、この気持ちの良い雑木林に十分

浸ることも得ずにあっけなくなく横篶山(よこすずやま)に到着するだろう。

横篶山は東日原からの登山道を僅かに離れ、ハイカーに見捨てられた感じでピークを

誇っている山である。

さて、登山道に出て幾ばくもしないうちに細尾根を辿るようになり、先週で既に

トウゴクミツバツツジやシロヤシオは終盤を迎え、今となってはトウゴクミツバツツジだけ

僅かに咲き残りを見るだけ。

取って代わってヤマツツジが隆盛を極めつつあるが、残念なことにそもそも木自体が

少ないとの印象。

そしてシロヤシオは散った花だけを地面に残し、そんな様子に感慨深げにして歩けば

一杯水避難小屋に着く。


[横篶山にはよこすずやまとの山名表示]


[僅かにヤマツツジが見られ、今が満開といったところ]

さっそく小屋の後ろに廻り、三ツドッケ方面へ。

登ったばかりではトウゴクミツバツツジ、シロヤシオはくだんのごとし。

ところがもう少し上へ登れば印象はガラッと変わる。

まだまだ十分に鑑賞に堪えうるものばかりだ。

登山道から若葉に酔い、トウゴクミツバツツジの花に酔い、シロヤシオの花に酔い

心ゆくまで眺めてようやく三ツドッケの山頂へたどり着いた。

展望も今日は格段に素晴らしい。 こんなクリアな眺めも久しぶりのことだ。

ここでもまた心ゆくまで展望に浸って三ツドッケを後にした。


[一杯水避難小屋の裏側に咲くトウゴクミツバツツジ]


[三ツドッケの山名標]


[富士山の眺め]

下山したばかりのシロヤシオも先週は蕾だったが、今は満開の状態。

縦走路に出てからハナド岩方面へ。

そのハナド岩で大きく広がる展望を眺めつつ早めの昼食を終える。

これから一杯水避難小屋へ引き返すことにし、さっそく縦走路の東側へ一歩踏み出す。

小屋近くの縦走路も先週は花、花であふれかえっていたが、それも僅かに残して今では

もっぱら若葉が包んでいる。

一杯水避難小屋から滝入ノ峰を巻くまでは普通に登山道を歩き、その先から先週も歩いた

見通尾根で倉沢へ下山した。


[三ツドッケの山頂近くのシロヤシオは見頃]


--コースタイム--
  倉沢 6:10  鳴瀬橋 6:30~6:35  
  祠 7:30~7:35  幕岩尾根出合 8:25~8:30  
  横篶山 8:45  一杯水避難小屋 9:25~9:30  
  三ツドッケ 10:00~10:15  
  ハナド岩 10:50~11:10  三ツドッケ分岐 11:25  
  一杯水避難小屋 11:40~11:45  
  見通尾根取付口 12:25 倉沢のヒノキ 13:25~13:30  
  倉沢 13:40          -実動時間- 6時間25分 
--参考地図・図書--
 
 「山と高原地図 奥多摩 昭文社」 「地形図 2万5千 武蔵日原」 
  (注意) ヨコスズ尾根を除いて他には登山道は有りません

    





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