ヨモギ尾根〜雲取山
 …奥多摩の山…
  〜くもとりやま〜
    (2017m) 



ヨモギ尾根〜雲取山〜七ッ石尾根



平成21年11月28日(土) 晴れ後曇り
メンバー  単独


林道後山線に入って7、8分も車を走らせばゲートで行き止まり。

少し戻ってから広場に車を止め、ここから歩くことにする。30分後に塩沢橋に着き、橋を渡った右側の林道を行く。

10分後にヨモギ尾根の取り付き口に着き、身ごしらえをして登りに取りかかる。
〔ヨモギ尾根コースの取り付き口〕
ジクザクに少し登れば左右に通じている踏み跡に合わさり、ここは左側を行く。

立ち木の巣箱のところに奥後山の山名板も掲げて進路を指し、一方右側の踏み跡はエアリアマップにも小道の表示がしてあるものだ。

さっきまで一緒に歩いていた方は、右側の踏み跡を少しかじってから行き先を変えて奥甚助尾根を登るとのこと。

〔このあたりはごく普通の登山道〕
左側の登山道は山腹に延び、枝尾根を越して桟道を歩いている間は周囲がヒノキ林。

その先から雑木林が広がって、この辺りでならまずまずの紅葉が見られる。

ヒノキ林を挟んでまた雑木林が広がり、左側で見通せるのが天平尾根。


〔まだ見られた紅葉〕
間もなく奥多摩小屋を指している表示が見ることができ、この場所で登山道は上方、下方の二つに分ける。

上方の登山道を取って歩き、また少し行ったら同様に登山道を分け、ここも上方を登って行く。



〔奥に行ってこのような山名板が〕
ヒノキ林から変えて長々と続いていたカラマツ林もまた雑木林に変り、この頃には今度は東側で谷を挟んだ尾根が見えてきた。

少し行ったらブリキ製の古い標識に先ほど同様の奥多摩小屋を指す目印に出合い、ここも上に向かって行くが、下に延びている踏み跡は塩沢谷に向かう山道と記していた。
〔ここで上に登って尾根へ〕
おそらく取り付き口の近くで左右に分けていた右側の踏み跡が、ここまで延びて来るものなのだろう。

上に向かう登山道はジクザクに切って少し行き、その後は広がっている尾根を北西に向かって登る。

道形は落葉に埋もれてはっきりしないが、行き先を示す目印は点々と見ることができる。
〔尾根に立ったら踏み跡は無くても詰めるだけ〕
青い空と白い幹の対照の美しいブナ林の上に晩秋の日が静かに照り、心地よい陽気も相まって半ば放心の態になって歩く。

気持ち良い尾根につい有頂天になって、目印にも一顧だにしなくなったが、いつの間にか目の前にスズタケが広がって来た。

〔前飛竜、飛竜山の山なみ〕
遠目にはスズタケに切り開きも見えて進路を変えなかったが、それに高みを目指して来たつもりだ。

スズタケの薄いところをかき分けて進んだらはっきりした踏み跡に合わさり、前後に延びているこの広い登山道は円頂を左側から周り込んでいたようだ。
〔奥後山を越してからも快適な登山道〕
………………………………………………………………………………………………
登山道が北東の向きになってから気付いたが、奥後山の山名標は迂闊にも登山道をはずしていた間にあったのだろう。

樹木で陰になって見えていた次の高みは左側から巻いて越し、その後は巻き道の折り返しで後方に少し退いから尾根に立っては前進することをしばらく繰り返す。




〔もう少し行けば石尾根に合わさる〕
引き続き尾根を右側に巻いた登山道を長々と歩き、やがて塩沢橋の表示を見てから下方の道を分けて上方に向かう。

この先の水場を通り越して木段を登って行けば石尾根に到着である。

すぐ目の前が奥多摩小屋であり、長めの休憩を取ってから広々した石尾根を登ることにする。



〔雲取山に向かって登る〕
もっとも展望の期待できる石尾根のこの時間帯ではさっきまでの青空はすっかり影をひそめ、富士山も影や形もないほど空全体に白っぽい色が広がっていた。

もっと上に向かって行けば今度は近場の飛竜山の山頂部にも雲がかかり、さらに折悪しく雲取山の登頂に合わせたようにガスが目の前に迫って来た。


〔飛竜山方面・北天ノタルに雲がかかる〕
山頂を取って返して避難小屋の軒下で昼食を摂り、その間に考え付いたのが今日の下山道。

石尾根を下って奥多摩小屋、ブナ坂を通り過ぎ、鴨沢方面に少し行ってから右側の七ッ石尾根を下ることにする。

モノレールの走っている尾根であり、進路は軌道に沿って歩くだけ。



ブナ坂というところ
七ッ石尾根に入って50mも歩いたところでモノレール軌道が下方に向かい、ベンチの据えているこの場所が片倉線終点駅とのこと。

次のベンチの据えているところは登り尾根、赤指尾根方面の展望が良く、ここが片倉見晴駅らしい。




〔片倉見晴では展望が開ける・赤指尾根方面〕
片倉ゴヘイザスオネという駅名の表示板を見て通り越したら急坂を二度ほど慎重に下って次の片倉盤台跡の駅名の先で作業道がモノレール軌道を横切る。

この場では作業道に移らないで尚もモノレール軌道に沿って行き、軌道の通る尾根が険しくなるのを潮時に右側に見える作業道に移った。

〔このあたりは急斜面〕
谷側に石垣の組んだ作業道だが、そこに移っても当面はモノレール軌道に付いて回る。

後山川の流れが聞こえる頃にモノレール軌道に背を向けてからジクザクに下って行くようになり、やがて林道後山線に降り立つ。

ここから車の止めてあるゲートの先の広場は15分ほどで着いた。
〔右側にはっきりした道が〕


--コースタイム--
  林道後山線ゲート 6:45 塩沢橋 7:15 
  ヨモギ尾根取り付き口 7:20〜7:25 塩沢谷分岐の標識 8:50〜8:55
  奥多摩小屋 10:50〜11:00 雲取山 12:00
  雲取山避難小屋 12:00〜12:20 奥多摩小屋 12:45
  ブナ坂 13:15  モノレール終点 13:20〜13:40
  林道後山線出合 15:25 林道後山線ゲート
 15:35
          
                       −実動時間− 7時間50分
--参考地図・図書--
 「山と高原地図 奥多摩・雲取山 昭文社」 


    

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