…上信越の山…
角田山 
 〜かくだやま〜
  (482m) 



宮前登山口〜越前浜発祥の地分岐
〜角田山〜五ヶ峠コース分岐
〜梨ノ木平〜角田岬


   
平成25年4月5日(金)
 天気  晴れ 
メンバー 単独





雪割草が見頃を迎え、七年ぶりに角田山に行くことにする。

前回も同じ季節だったはずだが、カタクリだけが咲き誇っていた印象が強い。

今になって思えば雪割草は盛りが過ぎていたのだろう。

今日登路にして歩くのは宮前登山道。

角田山には主に七つの登山道があるが、宮前登山道はそれには属しない。

私有地を通るコースのためなのか。

他にも桜尾根コース、小浜コースがあり、桜尾根コースも私有地とのことだ。

角田浜の駐車場に車を止め、まずは国道に出て北上する。

30分も歩けば国道沿いからでも宮前登山口の大きな標識を目にすることができる。

[宮前登山道の登り口] [しょっぱなはこんな感じ]

はっきりと筋になった踏み跡が延び、歩けば雪割草やカタクリがたちどころに見られる

といった塩梅。

ごくあたりまえに咲いているといった趣であり、しばらくは花が途切れることがない。

トラバース道から斜面をジクザクに辿り、階段道でナガハシスミレの花を見て尾根に立つ。

周りを見れば目を見はるばかりのカタクリの多さである。

尾根の左側の木々越しからは田園風景を見下ろせ、また日本海を振り返ることができる。

今日は青空も広がって絶好の登山日和、惜しむらくは霞がかかって大気がぼんやり

していたことだ。

下山道で歩く灯台コースではおそらく佐渡島は望めまい。


[雪割草]


[雪割草はオオミスミソウとも言う]


[ナガハシスミレ]

じきに右側を指して越前浜発祥の地との表示があり、そこには由来の碑に神社が

あるとのこと。

この先からショウジョウバカマが目につくようになり、更に高みを幾つか越して歩けばカタクリ

や雪割草がそれこそわんさわんさと、いやはや、ものすごい咲きっぷりだ。

登山道に小笹が目立つようになり、それが下り坂に向かう頃には一旦は花が途絶える。

登り返している間にまたもや雪割草、カタクリで尾根が彩られるようになり、細尾根で再び

花の勢いがおとろえる。

長らく続いていた雑木も左側を植林にして高みへ立ち、この先からは急坂の下り坂だ。

角田山が木々越しで大きな山容を現わし、最低鞍部とおぼしきところではアバラチャンが

花盛りである。

[気持ちの良い尾根道] [登山道の両脇はカタクリ]


[凛としした、とはカタクリにふさわしい言葉]

[アブラチャン] [角田山が視界に映る]

登り返しに転じても雪割草もカタクリも相変わらずの多さであり、ところがロープが行く手に

現われて遊山気分もここまで。

この先で待ち構えるのはロープが連続する足元の険しい急坂の登り。

一歩一歩慎重に登って細尾根を脱し、ほどなく左側からの湯の腰コースに合わさる。

角田山はそこから5分とはかからないところだ。

山頂は草地でだだっぴろく、そのために端に寄ってもその方面の限られた展望しか

得られない。

しかも樹木が視界を遮ってすっきりとは眺められない。

今日は平日でもハイカーが多く、雪割草、カタクリの見頃を見はからってやって

来たのだろう。


[角田山の山頂は広い]


[平日でもこれだけの人出]

[七コースの登山道] [角田灯台コースを指す]

山頂で少し腹ごしらえをし、下山は先に記したように灯台コースへ。

木道歩きを手始めにして尾根道を下る。

登り返しをした高みで尾根を離れて右側へ向かって行くハイカーを見かけたが、そこが

桜尾根コースのようだ。

それから三望平を過ぎ、その先の三望小屋も横目にして通り過ぎる。

次の標識が分岐を示して直進するのが五ヶ峠コース、灯台コースは右側に向かう。

笹原の中の登山道を辿ってから急坂を迎え、そこを木段道、土道で下る。

その間で広々した尾根が次第に細くなり、そこからのカタクリは両脇の斜面を広範囲に

埋め尽くして圧倒される。

[五ヶ峠コース分岐] [灯台コースの下り始め]


[カタクリが斜面一杯に咲く]


[灯台コースの後半]

下るに連れて今度は尾根の右斜面でカタクリと共に雪割草やキクザキイチゲも見られ

こうなったらカメラを僅かの間だって手離せない。

写真を撮ることに夢中になり、そんなこんなして下れば突如として日本海が大きく視界に

映る場所に出る。

この場所が梨ノ木平であり、さらにどんどん下って岩尾根の登山道になればカタクリも

雪割草もまったく見られなくなる。

後は豪快に日本海へ向かって灯台へ行くばかりの道のりになる。

[再び雪割草]







--コースタイム--
  角田浜駐車場 7:30 宮前登山道入口 8:00
  越前浜発祥の地分岐 8:30  湯の腰コース分岐 10:05  
  角田山 10:10〜10:35  五ヶ峠分岐 10:50
  梨ノ木平 11:30  角田浜駐車場 12:20
                      
−実動時間− 4時間25分
  
--参考地図・図書--
 
 「分県登山ガイド 新潟県の山 山と渓谷社」
  「新・にいがた ファミリー登山 新潟日報事業社」
  「関越道の山88 白山書房」

    





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