飯縄山 
…上信越の山…
 〜いいづなやま〜
(1917m)


飯縄登山口〜飯縄神社〜飯縄山〜飯縄登山道入口


平成17年 7月24日(日)  天気 晴れ 
28名
      

上信越高速道の八風トンネルを抜けても、空模様に何の変りばえがなかった。灰色に塗りつぶされ、高い山は雲がただよい浮かんでいた。妙高山、火打山が間近に見える飯綱山だが、期待をむしろ展望から花に切り替えた。

飯綱山は北信五岳の一つであり、近傍の山に登ったら、威風を放っているので立ちどころに見つけられる山だ。今日のコースは、南登山道から登って西登山道に下る。飯綱大明神の鳥居の手前に大きな駐車場があり、ここがスタート地点。

鳥居を二つ、三つくぐって15分も歩くと、道路を挟んで車20台ほど停まっている駐車場があったが、これらの車は全てが登山者のものだ。ここから舗装が途切れて山道の雰囲気になるが、今しばらくは登山者が横に並んで歩ける広い道である。先の鳥居をくぐった所でいやおうなしに一列になって歩かざるを得なくなり、間もなく一つ目の石仏を足元に見た。

  
 〔案内板〕                         〔鳥居を潜る〕

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第一不動明王と書いてあるが、これらの石仏はこれから先に十三体、登山道の脇に鎮座する。登山道に傾斜を感じられないことを先ほどから気にかけていたが、十体目の石仏を見た先から道に露岩が多くなり、やっとのことで傾斜がきつくなる。

左側に見えている山が飯綱山のようだが、山頂付近にガスが重くのしかかってすっきりした山容を出していなかった。十一体目の石仏を見てから右側の巻き道になり、すぐ上に向かってのジクザクの登りになる。この辺りはお花畑であり、十三体目の虚空像菩薩を過ぎてからハクサンフウロ、シモツケなどの花が、見渡せる範囲内に咲いていた。

やがて西登山道に合わさり、ここから更なる急登で飯綱神社のあるピークに着く。この広いピークで昼食を取ることにし、その後飯縄山に向かう。飯縄山まで渡り廊下のような雰囲気を持つ尾根道を歩き、気分爽快で山頂に早く着くのが、むしろ惜しいくらいだった。天気に突き放されている状況に変わりなく、山頂の三角点と標識だけを記憶に留めて下山する。

  
〔第一不動明王〕                         〔お花畑〕

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同じ道を引き返し、分岐から晴れた日には北アルプスも眺められる西登山道に向かう。花の多い道であることは登路と同じであり、左右にせわしなく視線を移して花々を巡り、その後樹木の中に入る。樹林の開けたところで、一見してすぐ分かる戸隠山が望見できたが、雲から薄く山容が滲み出しているだけだった。

戸隠山もすぐにガスにかき消されてしまったが、これから細心の注意を払って心すべきことは、滑りやすい登山道を無事通過することだ。林道を一本横切って樹林の中に進み、しばらくしたら広い林道に出合う。

林道を15分も歩けば、左側に戸隠神告げ温泉という神がかった名前の大きな入浴施設があり、いやおうなく入湯せざるを得ないなりゆきになって、温泉で身を清めてから停車中のバスに乗り込む。

  
〔手前のピーク〕                        〔飯縄山〕  


〔登山道で見かけた幾つかの花々〕

〔タマガワホトトギス・オニユリ〕

〔ミネウスユキソウ・タカネマツムシソウ・タテヤマウツボグサ〕

〔クガイソウ・シモツケソウ・ハクサンフウロ〕

ヤナギラン・タカネナデシコ〕

--コースタイム--
 一の鳥居苑地駐車場 9:45  鳥居 10:00  第一不動明王 10:15〜10:20
 休憩 10:55〜11:05  休憩 11:35〜11:45  
 西登山道分岐 12:15〜12:20 飯縄神社 12:35〜13:05  
 飯縄山  13:15〜13:25  飯縄神社  13:35〜13:40
 西登山道分岐  13:50  戸隠神告げ温泉  15:40   

                                 −実動時間−  4時間40分 
--参考地図・図書--
 「昭文社 5万 妙高・戸隠」