「長野堰 合縁」

 

 

君を困らせる 君の態度

    僕を困らせようと  君の態度

僕を困らせる 君の流れる涙

    君を困らせる   僕の流せぬ涙

 

 

           幸せに気付いてないなら   不幸せ

             不幸せに気付いてないなら

     それも幸せ

 

                         秋の始まり 深い夜のカケラが長野堰にポちょンと混じれば

       いと涼し気に

             コオロギ りいりい   君の真似して泣いている

 街灯の向こうの暗がりでは オバサン連中いつまでも

                        ペチャクチャペチャクチャ立ち話し

    あんまり夜を汚すモノだから  僕たった一人だけでも

この夜の平和を守ろうと

          それで深刻な顔つきで歩いていたよ

        (泣き止んだ君は 今頃まだ テレビの中の ミズキアリサに 観入っているから・・・)

 

 

                

         幸せに気付いてないなら   不幸せ

不幸せに気付いてないなら

                                                  

      それも幸せ

            

  毎日会ってると“愛”の奴が付け上がる

  一週間も会わなけりゃ

         今にも“恋”の奴が

                                       死に絶えちまいそうだ

                

                  

         化粧が長くて 泣き虫で 得意の料理はお茶漬けで

  すぐ風呂場の排水溝に髪の毛を詰まらせるし

     シーツはぐちゃぐちゃにして寝るし

     マックのハンバーガー 玉ねぎ抜きで注文するし・・・・

 

 嗚呼つまり

      君が居て 

         初めてこぼせる

                                                      君の愚痴

 

  君が居なけりゃ  愚痴もこぼせぬ     退屈な日々

 

                      

                           

  幸せに気付いてないなら   不幸せ

不幸せに気付いてないなら

 

 

それも幸せ

 

 

 幸せ過ぎて二人不幸せ

不幸せに気付いてないなら

 

 それも幸せ

 

 

幸せだから

 つまり幸せだから

 

 幸せだから・・・・・・

 

 

 

 

 

 「 嗚呼  何て僕達は 不幸せなんだろうね? 」

 

 

 

               

 

 

 戻るべし