DR750S CATALOG (1988MODEL)
会社の先輩から、貴重なカタログをいただきました。
なにせ古い資料なので、汚れて、変色してしまっているのが惜しいところです。
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カタログ表紙。
砂漠らしきところでたたずむDR−BIG。ライダーの服装や装備に古さを感じます。
撮影場所はどこでしょうか?走行のわだちができていないし、この風紋に見えるものもどこか不自然です。
案外スズキ本社の近くの、中田島砂丘だったりして・・・。
あと、このカタログ全般にいえますが、クラッチケーブルの取り回しが変です。
表紙を左に開いた見開きの、左側のページ。
表紙とはうってかわって、舗装のワインディング。皮つなぎを着てかなり本気ですが、DR-BIGは
車重のわりにフロントブレーキがプアなので、舗装で飛ばすと怖い思いをします。
このアングルの写真はけっこう気に入っています。
その右側のページ。
The Desert Express。大好きな言葉です。初期型にはありませんが、翌年の89年式にはフロントカウルに
DESERT EXPRESSのステッカーが貼られています。
左側の写真、燃料タンクとフロンとカウルの隙間を見てください。かなりアバウトなんです。
DR-BIGの前期型は全体的に大雑把なつくりで、試作車のようです。
また、真中のネガっぽい写真の、エキパイとオイルクーラーの間を見ると、クラッチケーブルをとめるための
ステーが見えます。本来はクラッチケーブルの取り回しはこうなっているはずです。
上のページを右側に開いた見開きの、左側のページ。
左側の写真、砂浜を走っています。服装や装備は表紙と同じ。ということは、表紙の写真はやっぱり中田島砂丘?
しかしものすごいリヤ荷重にしています。タイヤもかなり埋まっています。ノーマルタイヤじゃきつそう。
右側のイラストは、DR-BIGがいかに優れているかの説明。今となってはどこをとっても旧式になってしまったけど、
信頼性は高い気がします。
サイレンサーは右側に一本出しですが、後期型からはアップタイプの二本出しになっています。
容量が足りているなら、一本のほうが軽量でいいのですが、見た目の迫力はありません。750ccとは思えないコンパクトさです。
その右側のページ
裸のフレームが見えます。さすがにステアリングヘッド周りはかなり補強が入っています。ステムベアリングの
容量は少なく、ボールベアリングなので比較的早くだめになります。中期型からはテーパーローラベアリングに変更されました。
大きなフロントディスクガードは、DR-BIGがオフロードマシンであることを強調します。
ちなみに、Performance & Enduranceの下の文章、motorcycleをmtorcycleと脱字しています。
カタログの裏表紙。
左側にスペック一覧が載っています。乾燥重量175kg。ん?サービスマニュアルでは179kgとなっている。
そのほかにも全長やホイールベースなど、少しずつ数値が異なっています。チェーンサイズは520。
なんとTS200Rと同じサイズです。さすがに容量不足だったらしく、94年式からは525に変更されています。
全体の感じが、なにかオンロードバイクの刀に似ていると思っていたら、ウインドスクリーンの縦横比は
刀と同じだそうです。ただ、それだけですが。
DR-BIGの特徴のひとつ、燃料タンク容量はなんと29リットルです。右上の写真でわかると思いますが、
タンクが左右に分割されていて、キーなしのタンクキャップが左右にあります。