燃えよエンタテイメント 辛口放談2002年版

2002年12月27日 金曜日 0:30:24更新

私の見たイベント、メディアの率直な感想です。言いたい放題ですが、ご容赦下さい。備忘の為にタイトルだけのものもあります。

辛口放談

タイトルだけのものもあります。いずれ掲載します。(の積り) (12月24日掲載)
 暫らくお待ち下さい。

「きらめくバレエハイライト」 (11月15日鑑賞)
 (暫らくお待ち下さい。五反田ゆうぽうと)

枇杷系ダンス公演「翔ぶ娘」 (11月8日鑑賞)
 (暫らくお待ち下さい。スフィアメックス)

「ki-mo-no.3初お唄染め会〜性女〜」 (11月7日鑑賞)
 (暫らくお待ち下さい。クロコダイル)

uzumeライブ「月のない夜」 (11月5日鑑賞)
 (暫らくお待ち下さい。六本木・morph)

「きらめくバレエの世界 レクチャー」 (11月1日聴講)
 (暫らくお待ち下さい。慶應義塾大学日吉キャンパス)

「Noise」 (3月30日鑑賞)
 (暫らくお待ち下さい。)

ウズメの人でなしレビュー!!「ラビアンローズ」 (5月26日掲載)
 4月6日(土)14:00-、青山円形劇場、前売り4000円、作:色羽紫、振付:田中浩子、構成演出:松田道徳、制作:魁文舎
 正面の壁上部には作り物の大きなバラの花。以前、高円寺会館では段ボール紙で作られていたが、今日はそれなりにちゃんとしており、より美しい。
 まずは女性出演者全員による歌と踊り。衣装は早替えでボンデージ風。続いて捨て犬(菅野)の歌、エドガーを探す吸血少女メリーベル(中川)、大人になり切れずブラックジャックを探すピノコ(相橋)、そして進行役の江戸川乱子(鵜飼)の登場。彼女は3人を「キャラクター・リサイクルパーク」へ案内する。実はここまでが前振り。
 癒し系のアイシス(藤崎)のわがまま振りに挑戦した犬は脱落。落ち目の元アイドル「ストレイシープ」に大人の人気者になる方法を伝授するピノコも脱落。最後はメリーベルがリリー(田中)とイメージ合戦。審判は犬と女子高生。両者引き分けかに思えたが最後にリリーはメリーベルのイメージキャラクターを自分のイメキャラに引き込んでしまう。
 最後に登場したブラックジャックは、敢えてピノコには会わずに去る。実は乱子も、メリーベルに自分がエドガーであることを隠していたのだった。
 今までの怪しい色気と日本の伝統を生かした演出が、このハイテク劇場に合うのだろうかと思ったが、作風は変わっていた。と言うか、円形劇場を意識して演出したのであろう。
 江戸川乱子は相変わらず台詞が多いが、仕切ると言うより進行に徹した感じ。その分、他の出演者がそれなりの役作りをしていた。ピノコはよく演じられていたが台詞が早過ぎた。
 それぞれのシーンは楽しめたがストーリー展開がわかりにくい。とは言え、歌ありダンスあり芝居ありで、衣装替えも多く、エンタテイメント性にあふれていた。

芝居「ウェイティング・ルーム〜待つ女たち〜」 (5月26日掲載)
 4月3日(水)19:30-、下北沢・OFF・OFFシアター、作・演出:中村まり子、出演:大久保さくら、立花美保、内貴麻矢(パニック・シアター)、真田薫、荘司祐之(スターダス)、松岡文雄、企画・製作:パニック・シアター
 実は駅前劇場で「エロドラマ」を見る積りで出掛けたのだが、前売り券は完売。キャンセル待ちが20名ほど。折角来たので待っていたら前の前の14人目で満席になってしまったのである。例の如く「エロドラマ」がどのような内容なのかは全く知る由も無かったが、タイトルではなくチラシの出来の良さに引かれた次第である。
 仕方が無いので御飯を食べて帰ろうと定食屋に入ったものの、食べながら気が変わって見たのがこの芝居である。
 日本の、どこかの海辺の古い洋館。そこの女主人(立花)と二人の不思議な居候の女(大久保、真田)、空き部屋の入居者を募る不動産屋の老人(松岡)。ある日、若い男(荘司)が訪れ、その部屋に住むことになる。一つ屋根の奇妙な共同生活。物語は思いもよらない世界へと展開して行く。毎日のように近所に鳴り響くサイレン、それは……。
 彼女達がそこに居る目的を考えると、居候の女性達があまりにも現実的過ぎる。逆に、洋館の住人達が思いを断ち切れずにそこに留まっているというのは、切なく悲しくもあるが、説得力は今ひとつ。立花のミステリアスな雰囲気は良かった。

「櫻下隅田川」 (5月22日掲載)
 4月1日(月)19:30-、スフィアメックス(天王洲アイル)、振付・出演:長谷川六(ゲストダンサー:金松順子、武智圭祐)
 一言で言うと不思議な作品だった。私は、あのような静かなダンスはあまり好みではないが、それにしてはそれほど退屈もせず、辛くも無かった(ちょっと眠くなった時もあったが)。
 会場に入って床に引かれた花びらの帯。桜のイメージか。全体的に暗い照明だったが、最後のピンク色の照明は、初めて見るくらいに鮮やかで綺麗だった。外では既に葉桜化しているのに、場内は桜が満開という雰囲気。これほどの仕掛けを最後だけに使うのは勿体無い、と思うのは素人考えか。
 手のしなやかな動きが綺麗だった。チラシの裏に書かれているように、親子の再会が果たせなかった、或いは会話が無かったというのがベースになっているのだろうが、男女二人と長谷川の関係がわかりにくかった。二人が「彼女」の子供と言うには三者の関わりが薄かったように思う。衣装も、長谷川の豪華さに比べて違いがあり過ぎるし。あの衣装は、それなりの時代や地位の象徴だろうか。
 男女二人があんなに繰り返し転んだのは何を表しているのだろうか。しかも、それほど苦しむ様子も無く。
 というような疑問もあるが、いちいち説明を求めるのは野暮? 自分なりの解釈では、よく理解できなかったがつまらなくもなかった、と言う感じ。

「鳳仙功舞踊公演2002」 (5月20日掲載)
 3月31日(日)13:30-、東京芸術劇場中ホールにて、A席4000円
 何度も名前を目にし、名前と写真から女性っぽい雰囲気を感じながらも見る機会に恵まれなかった。今回初めて見て、この
、女性だけの舞踊団の独特の踊りに接することができた。
 まず、太極拳とは似て非なるゆっくりとした動き。また、腰を滑らかに回転させる女性らしい動き。このオリジナリティの世界に酔いしれるのであるが、それも続くと少々飽きて来る。しかし休憩を挟んだ後半の、長い紐の先に房のついた剣による鳳仙剣組舞は気分一新。殺陣ではなく、あくまでも剣を使用した舞で、前半よりは動きが大きいとは言え、やはり女性的な優雅な舞である。
 さて、次に見る機会が訪れた時、今回よりは退屈するのではないかと言う危惧を感じつつも、もう一度は見ておきたいと思う舞踊団である。

ダンス公演「匂い−馥郁たる−」 (5月17日掲載)
 3月28日(木)19:00-、江戸東京博物館大ホール、前売り2500円
 武元加寿子率いるDanceVenusの公演。出演者、実に33名。
 ロビー開場20分後にホールドアオープン。チケットを買うともぎりも無く、並びもせず、整理券も無く、入り口ドアもわからないままロビーで待たされては、早く来た客が可哀想である。ドアが開いても押し合いへし合いが無かったのが幸い。
 オープニングのロスコー世界が長過ぎやしないか。
 舞台に敷かれた白いシートを引っ張っているのは川を表しているのか。いかにも片付けているという感じがする。
 スカートをまくり上げた姿はサザエのよう。
 道具を代え、衣装を代え、色んな物が出て来るが、それらで何を言わんとしているのかがわからない。
 展開が緩慢で、次は何が起こるかという期待感に欠ける。
 後半、身体の前後を膨らませた姿はスカイダイバーのよう。
 最後の賑やかなシーンでようやく楽しくなって来た。
 配られた資料によれば、日本橋をイメージし、氷が溶け出したり西洋と東洋の融合、春の吐息などが表現されたようだ。言われてみると何となくそう感じない訳でもないが、センター席で見ずに、もっと後方で見ていれば、よりそれが感じられたかもしれない。
 ということで、体調が優れなかった私としては、全体的に疲れを感じてしまう公演でした。

「Borderless ACT」 (5月13日掲載)
 3月23日(土)18:00-、品川・アートスフィア、A席4000円
 会場でプログラムを見て知ったのだが、北海道のダンスチーム「ダンススタジオマインド」(舞人)の東京公演である。そのプログラムが良くできている。曲目、出演者、顔写真、スタッフのプロフィールなど12頁。これが無料とはお得だ。
 さて、内容だがほとんど忘れてしまった。印象に残っているのは、そこまでしなくていいんじゃない?と言うほど衣装替えが多く、華やかだったこと。「VIVA! SPORTS」なんか、多くの出演者が次々にいろんなスポーツグッズを持って登場するが、すぐにはけてしまい、勿体無い感じ。
 テクニックに関しては、実は、余り期待していなかったのだが結構良かった。北海道、畏るべし。とは言え、ジャズダンスの振りは10年近く前のものが多く、しかも似通った曲調で、ちょっと退屈な所もあった。いちばん面白かったのは2部の最初。近藤良平は前から見たかったのだが、やっと見られた。
 あれだけの衣装やパンフレット、北海道からの旅費を考えると大赤字だろうが、見応えはあった。次回も機会があれば見たいと思う。

軌跡プロデュース試演会「Little Steps」 (5月8日掲載)
 新宿区の「シアターブラッツ」にて。前売り1800円、当日2000円

第1部 「埋められない1ピース」より「自殺願望」
 列車に乗り遅れて重要な会議に間に合わず自殺を企てるサラリーマン(熊谷正行)。それを止めようとする車掌(久賀健治)。いつしか二人の立場は逆転し……。
 冒頭、蒸気機関車のような汽笛が聞こえたと記憶しているが、台詞では確か電車? 座席の柱が不揃いだが同じ長さで良かったのではないか。出張中なのに鞄を持っていないのは不自然。あっても邪魔になるほどでもなし。
 前半、シリアスで、途中から立場が逆転し、どうなるかと期待したが同性愛ネタとはちょっと安易な感じ。それはともかく、このように扱われるのは同性愛がまだ社会認知されていない証拠か。落ちはどうなるかと思ったが、意外に普通。台本の内容はちょっと気になったが、演技は良かった。

第2部 「DANCE・DANCE・DANCE」
 DANCE1:全体的にメリハリに欠けるが、ほどほどに良かった。振りはOK。
 DANCE2:山本桂子のダンスは抜群だが、衣装は久賀に合わせてもっと大人っぽくセクシーで良かったのでは? 久賀も本領発揮風。
 DANCE3:金髪女性の表情が良い。
 DANCE4:どこかで見たシーンもあったが、それなりに加工されており面白かった。荒井修のタップダンスはさすが。松元修もOYJ以上に頑張っていた感じ。松元の途中の捌けはムーンウォークで下がって欲しかった。
 DNACE5:程よくまとまっていた。ラストのDJ(録音)は、拍手にかき消されて聞こえなかった。

 何を置いても久我の頑張りには脱帽だが、2シーン位は休んで体力を温存した方が良かったかも。(3月12日(火)19:00鑑賞)

Video Dance Project 2002 ::ダンス好きのMarch:: (5月7日掲載)
 3月9日(土)15:00-、日本大学藝術学部江古田校舎小講堂にて。無料。
 ビデオダンス作品39本を鑑賞し、ビデオダンスの周辺に関する講演(鈴木康弘「被写体に対するポイントと視点」、今井美知「ビデオダンスの現状」)、質疑応答である。
 各ビデオ作品を解説し感想を述べる余裕は無いので、際立ったものだけに絞る。
 古賀剛=早回しや逆転という、映像の特性を改めて感じる。
 ニブロール=完成度は高いが、プローモーションはだめでしょう。
 JOU=ゲーム仕立てにしてあり、いちばん面白かったが、文字が小さ過ぎて読みにくい。点数が上がるルールがよくわからない。加点の手段としてダンスをわかりやすく取り入れた方が良かったと思う。季節柄もあるだろうが、着膨れは体形を隠すので残念。
 小浜正寛=どこがダンスじゃ! でも面白い。笑っちゃいます。
 二人の講演=事前に知っておくべき基本的知識として有意義だった。
 質疑応答=細部に拘り過ぎの感もあったが、一般論、抽象論で終わるよりも良かったかも。具体的に個々の作品について議論し出すと際限が無いし、最終的には価値観の違い、水掛け論になってしまいがちだが、久し振りに「熱い」ものが感じられた。
 ダンスビデオではなくビデオダンスなら、ビデオの特性を踏まえた上でダンスを作り、撮影すべきだと思う。例えば「繰り返し動作」も、身体ではなく編集による繰り返しもありかな、と。従って作品の優劣は、必ずしもダンステクニックの優劣とは比例しない。しかし、いたずらに映像技術を駆使するのではなく、あくまでも映像表現よりもダンス表現が主体であるべきだろう。

太田寸世里の「ペコちゃんのひとりコントベスト集 寄席系ライブ「銀ぶら」その壱」 (5月2日掲載)
 中央区・銀座小劇場にて。2500円。
 彼女のライブは3度目だが、同じネタでも飽きずに笑える。

 『第一部 フリートーク』
 早口で、身体をやや前のめり気味に硬くして喋る姿がビートたけしを連想さる。
 「男と間違われ」:一人芝居でもあり漫談風でもあり、面白かった。
 「悪夢」:夢から覚めて一安心、ある物はあり、無い物は無いのを確認して一安心。落ちは言わずもがな、だけど講釈としては可。
 「婚姻届」:区役所の戸籍係りの女性役。婚姻届を出しに来る様々な人間模様。私は自然に、高齢なのは男性と思い込んでしまっていたが、先入観の怖い所。
 「神戸牛」:「そして神戸」の時事替え歌。
 「血液型」:血液型性格判断は、私は当てにしていないが、いかにもありそうなパターンが描かれていて、面白かった。
 「年代別」:これまでの作品の年代別披露。ライブはまだ3回しか見ていないが、「嫁に行き遅れた女」ネタでは、やはり「面白いが身につまされる」となり勝ち。終演後、ペーソスに包まれるのもたまにはいいが、毎回となると足が遠のくかも。年齢に関わらないネタも希望したい。でも、本人が自虐的に演じるから安心して笑えるのだろうが。
 「コギャル」:コギャルを演じるのではなく、コギャルを演じる大人の女を演じている所がミソ。でも、コギャルにも見えた。「紫の薔薇」についての説明は、年代によっては必要。

 『第二部 コント集』
 「ラジオ体操」:3度目だったが、新ネタも入っており、程よく忘れてもいたので楽しめた。
 「夜のオフィス」:誰も居なくなった夜のオフィスに入り込んで、好きな男の机に贈り物を置くだけ、の積りが……。徐々に「落ちて行く」女が、哀れであるも笑ってしまう。展開が気になり、2度目だけど最も緊張して楽しめた。
 「短歌女」:台詞が全て短歌の母親。引きこもりの息子の存在感が薄く、一人相撲的。立て板に水の如く歌が出ているのには感心したが、全てを歌で表現するのは難しそう。
 「あきら」:一人住まいの部屋に帰宅して、給料日のささやかな夕餉を楽しんでいると、若い男が尋ねて来た。2度目だが、飽きずに楽しめた。「あきら」とは彼女が大切にしているアヒルの縫いぐるみの名前。
  終演後、アンケートを書く客があんなに多いのは初めて見た。(3月11日(月)鑑賞)

バレエ「カレイドスコープ」(都民バレエフェスティバル参加) (5月1日掲載)
 出演:スターダンサーズバレエ団。会場:ゆうぽうと簡易保険ホール。振付:ケネス・マクミラン 振付指導:モニカ・パーカー
 第一部、二部ともそれぞれ8シーンありましたが、私が知っているのは「マノン」だけでした。
 第一部はラグタイムの曲で始まって終わり、何となくバランシンを思い出しました。
 ほとんどのシーンで全員が出ていたので、作品の変わり目がわからないものもありました。
 マクミラン・ガラという感じでしたが、これでマクミランがわかったかと言うと怪しく思います。
 客の入りは盛況で、2階席は98%くらい。プログラムは売り切れていたので配役表を無料で配っていました。西島千博は首の故障で欠場でした。「リトル・ダンサー」のアダム・クーパーが出ていました。(3月3日(日)14:00、C席¥3000にて鑑賞)

「アンデパンダ新人舞踊展」 (4月29日掲載)
 主催:現代舞踊協会、会場:abc会館
 開演後に入ったら満員の為、前半は階段に座っての鑑賞。腰がきつい。
 杉本優紀子=情感がある。海保文江=テクニック、バランス良し。治田幸子=よくまとまっている。宮田雅美=忌野清志郎の曲を使ったユニークな作品。上野天志=これもユニーク。鈴木彩=情感があるが呆気無い感じ。弘中由美恵=表現力あり。上野菜穂子=書道との関連? 蘇春変=綺麗だが今ひとつ。横田佳奈子=これも綺麗な作品だが。スクランブル・エッグ=もう一捻り欲しい。(3月7日(木)鑑賞)

Performance for「DEPARTURE Take8」 (4月27日掲載)
 主催・制作:青山ダンシング・スクエア、芸術監督:小川亜矢子、企画:桑名和也・木佐貫邦子、料金:前売り3800円、当日4000円
 予約をせずに当日券狙いで行ったら、入れるかどうかわからない、ということで開演直前まで入り口で待たされる。やっと順番が来ると、椅子席なら4000円、立ち席なら2000円とのこと。既に30分間立ちっ放しで更に立つのは辛いので4000円を払う。
 座席の傾斜が緩く、前方の観客の頭でフロアは全く見えない。にもかかわらず、フロアに寝転んだりする作品もあった。クレイドル・ホールでの公演を見たのは初めてだが、以前のスタジオ1番街の方が断然見易い。
 作品については、いつもながらのハイグレードだが、今となってはほとんど記憶していない。(2月24日(日)17:00鑑賞)

バレエ公演「ジゼル」 (4月21日掲載)
 東京都助成2002都民藝術フェスティバル参加日本バレエ協会公演。東京文化会館大ホールにて。
 ジゼルが下村由理恵、アルブレヒトが熊川哲也というコンビで、チケットは完売。テクニックは御両人とも申し分無いが、ついつい、アルブレヒトのプレイボーイ振りに演者をダブらせてしまう。
 ウィリ達が被っていたベールが、一瞬にして飛び去るシーンは、他の公演でもあるらしいが、私は始めて見た。それなりの効果はあったが、この人数でこの仕掛けを成功させる事自体に感心してしまった。(2月16日(土)15:00鑑賞)

バレエ公演「ロメオとジュリエット」 (4月14日掲載)
 東京文化会館にて。出演:シュツットガルト・バレエ団、振付:ジョン・クランコ、演奏:東京ニューシティ管弦楽団。ロメオ=ロバート・テューズリー、ジュリエット=スー・ジン・カン。
 “ロミジュリ”は音楽もストーリもあまり好きではないので鑑賞を迷ったのだが、このバレエ団は未見だったので“挑戦”してみた。
 その結果、とても良かった。当然、音楽は変わらないのだが、私が嫌う不協和音がそれほど邪魔にならなかったし、ダンステクニックや演技も良かった。以前見た公演は、ロミオとジュリエットがやたらにべたべたしていて、お前ら勝手にせいや、という気がしたのだったが、今回はラブストーリーとしてドラマチックであった。特に、フェンシングによる決闘シーンが西洋人ならではの迫力だった。ただ、最後の互い違いに死んでしまうシーンの感動は今ひとつ。(2月7日鑑賞)

「現代舞踊公演」 (4月14日掲載)
 新国立劇場中劇場にて。チケット:S5000円、A4000円、B2000円
 「宇宙卵」(馬場ひかり)=あまり覚えていない。
 「TANGO NIGHT」(上田遥)=非常に速い、ハイテクニックなタンゴだった。でもそれだけだったような印象。
 「祖国」(西田尭)=家族・人生がドラマ仕立てで展開される。(2002年12月13日鑑賞)

ダンス公演 香瑠鼓プロデュース「SINLA─森羅─」宇宙を吹き渡る風 (4月14日掲載)
 東京都・天王洲アイル スフィアメックスにて。料金:指定席前売4500円、自由席前売4000円。
 2001年夏、イギリス・エジンバラフェスティバルにて絶賛! ということだったが内容はほとんど覚えていない。印象に残っているのは、香瑠鼓と精神科医の香山リカが、それぞれの服装を取り替えて(実物かどうかは不明)のトークタイム。人間の印象というものは、結構外見に左右されるものである。(2002年11月28日?鑑賞)

ダンス公演「K3−最高にわがままな女達」 (4月14日掲載)
 東京都・青山円形劇場にて。料金:4000円(全席自由)、構成・振付:前田清実。
 前田清実率いるドラスティックダンス“O”、武元賀寿子率いるDANCE VENUS、加賀谷香率いるDance-SHANが順番に作品を披露する。それぞれは独立してはいるが、何となく統合されている感じもする。DANCE VENUSは、ダンステクニックよりも個性的内容が印象に残る。Dance-SHANはハイテクニックを見せ、“O”はコミカルな感じだった。(2002年11月30日鑑賞)

内藤和江リサイタル「幻月〜Into the Moon Light」 (4月6日掲載)
 11月14日(水)19:00開演、東京都調布市文化会館たづくり・くすのきホール、出演:荒木祥知、江頭愛子、渡辺智美、菅野陽子、山口嘉子、内藤和江、他12名、作・振付:内藤和江、料金:一般3000円、ペア5000円、ジュニア(小中学生)1500円
 全体的に音楽も踊りも綺麗だし、テクニックも良かったのだが、作品の構成や展開としてはメリハリに欠けてちょっと退屈だった。(11月14日(水)鑑賞)

コメディー三話 (4月6日掲載)
 東京都中央区・銀座小劇場にて。
 「陽のあたらない部屋」(プロジェクトZ):女性一人の部屋。そこに死んだはずの母が現れる。死人だからリアリティと言うのは妙だが、二人とも現実の人間のようで、しかもそれほど面白くは無かった。
 「53」(練馬ハニー倶楽部):出勤途中、ごみ置き場にごみを出そうとするサラリーマンと主婦が、ごみの中に男性が倒れているのを発見する。彼はゴミ回収係りの新人だった。全体的には面白いのだが、台詞の勢いが強過ぎて笑いよりも疲れが前に出てしまう。
 「OL日記」(太田寸世里):職場体操雑談、婚姻届受付嬢、深夜の職場荒らしOL、給料日の夕食はすき焼き、などひとりコント。
 いずれもコメディーだが、合計2時間休憩無しは疲れた。最も笑ったのは「OL日記」。(11月8日(木)鑑賞)

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