永井君、ヒマラヤへ行く

ヒマラヤ・トレッキング

3月にヒマラヤ・トレッキングに参加し、エベレスト(8,848m)を眺めてきました。

“エベレスト”は1852年にインド測量局により8,848mの世界最高峰と認定され、ヒマラヤの測量に功績のあった前測量局長官ジョージ・エベレストに因んで1865年に命名されましたが、それよりはるか以前からネパールでは“サガルマータ”(世界の頭)、チベットでは“チョモランマ”(珠穆朗瑪:世界の母なる女神)と呼ばれていました。この山は1953529日に英国登山隊のヒラリーとテンジンによって登頂され、この報告が本国に達したのはちょうどエリザベス女王戴冠式の前の晩だったそうです。

我々14名のトレッキングにはシェルパ5名、コックとキッチンボーイ5名、それにポーター8〜10名が加わり、約1週間ヒマラヤを歩いてきました。ナムチェ村(3,440m)での高度順化も順調で、最終的にはタンボチェ村(3,870m)裏の4,198m峰に登ってヒマラヤの眺望を堪能しました。天候は午前中快晴、午後は曇り/小雨/小雪の繰り返しでした。

トレッキングの1日は、キッチンボーイがロッジの部屋へモーニングティーを配るのでそれを目覚ましに起床して始まります。ヒマラヤの峰々や朝餉の煙たなびく村を眺めティーを飲み終えるころ洗顔のためのお湯が洗面器で配られます。朝食前には自分の必要荷物(カメラ、防寒具、雨具等)をパッキングし、残りはポーターが次ぎの宿泊地まで運んでくれますのでダッフルバッグに詰めて部屋の外に出しておきます。朝食後次の目的地へ歩き出しますが、昼食はコックとキッチンボーイが先回りして準備しており、お茶と昼食に迎えられます。昼食後は宿泊地に向かいますが、ここでもコック・キッチンボーイ・ポーターが先回りして、お茶と洗面湯が到着時にサービスされます。今回は、朝粥、天ぷらうどん、焼きそば、カレーライス等日本食中心の食事が提供され、好評でした。また、行動中の隊の前と後ろには必ずシェルパが付いていますので、途中で写真を撮ったり、スケッチしたりゆっくりと自分のペースで歩くことができます。

1993年のアンナプルナ・ダウラギリのトレッキングはテント泊でしたが今回はロッジ泊まりで快適、世界的にトレッキング人気が高まっていると感じましたし、日本以外ではドイツとオーストラリアのトレッカーが目立ちました。今回はエベレスト(8,848m)、ローツェ(8,501m)、チョーオユー(8,153m)8千米峰3座を眺めることが出来ました。ネパ−ルではマナスルやランタン谷にも行きたいと思いますが、中国チベット側からのエベレスト(チョモランマ)も眺めて見たいと思いました。 7月にはオーストリアのチロルとイタリーのドロミテを訪ね、アルプスのお花を眺める予定です。 (永井利明)

左エベレスト(8、848)、右ローツェ(8、501)

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