ガ・ちんこ投稿塾々長 なんでもコラム


 (1/24日・446号)

 

RICOの学校の同級生で仲良しのMちゃん という子がいる。

 

Mちゃん。

良く言えばしっかりしている子。

悪く言えば子供らしくない子。

 

 

 

数ヶ月前、

一年生の入学式。

当然、父兄懇談会が開催され、役員を決めるというのが通常。

その中で一人のお母さんが立ち上がり、

 

「すいません。私、役員は辞退させていただきます。

 実は私、末期癌なんです。長くは生きられないんです。

 ですから、皆様にご迷惑をかけられないので役員は辞退させていただきます。」

 

総裁はじめ、他のお母さん連中は言葉を失ったそうだ。

 

 

Mちゃんは、よく我が家に遊びに来ていた。

お母さんが末期癌ともあり、お世辞にもキレイな格好とは言えなかった。

しかし、

やることなすこと、全てがRICOと同じ学年とは思えない。

小学6年生くらい? と言っても通用するような言動行動。

 

そんなMちゃんの二の腕付近に、ヤケドの痕が目立つ。

それも、昨日今日に付いたようなヤケドの痕だ。

 

Mちゃんには中学生のお兄ちゃんがいる。

部活動で早朝に家を出てしまう。

なんとMちゃん、毎朝、自分で朝食を作っているとの事。

 

しっかりしているとはいえ、所詮小学校一年生。

おぼつかない手つきでフライパンを使い、それで二の腕にヤケドを負うという

なんとも言えない気分になった。

 

 

 

そんなMちゃんのお母さん。

公言どおり、学校の行事には一切顔を出さなかった。

運動会も学芸会にも。

 

そんなMちゃんのお母さんが一度だけ学校行事に顔を出したことがあった。

それは、12月の学校内マラソン大会。

 

事情を知らない他のクラスのお母さんが、

 

「ねぇねぇ、どうしたの? あの人。

 顔が真っ黄色じゃない・・・・・・」   と。

 

 

今年に入ってすぐ、

Mちゃんのお母さんの訃報が入った。

 

あのマラソン大会は、最後の力を振り絞って

娘の姿を目に焼きつけにきたに違いない。

小学校一年生の娘を残し、死んでも死にきれなかったに違いない。

 

そんなMちゃんのお母さんのご冥福を祈るとともに

気丈に振舞っているMちゃんに、今後もエールを送ることにする。

 

 


 









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