ガ・ちんこ投稿塾々長 なんでもコラム


 (8/6日・424号)

 



 
どこの世界でも 『年功序列』 って言葉は存在する。

この病院でもそうだ。

 

いや、

それは 縦社会で育ってきたオデの中のDNAに組み込まれているのかも知れないが。

ましてや、

オデはまだ40代。

入院部屋の他の先輩から比べたら、自分の子供や孫と同じ年代だ。

 

 

89歳の先輩は どこかの骨にヒビが入っているらしい。

 

76歳の先輩の移動は車椅子だ。

ほとんどベッドから離れない。

ときたま ナースコールで

 

「痛み止めくれ。 痛み4 だ。」

 

なんて、暗号じみた言葉を発している。

 

 

だから、

点滴してるだけのオデなんか 先輩達から見れば

 

「なんで入院してんの?」  と思われていても当然だろう。

 

 

食事は一日三回。

放送アナウンスが入る。

「取りに来れる患者は自ら取りに来るように」 と。

 

これは別に病院側の怠慢とは感じない。

「たまには運動もしなさい。」 と こちら側の心配をしてくれているのだ。

 

 

初日の二回ほどは、栄養士? が 上げ膳・下げ膳 をしてくれたが、

三回目からは自分の膳は自分で上げ下げをした。

点滴の台をカラカラ引っ張りながらね。

 

それだけじゃなく、

同部屋の先輩の分の膳も 運んだ。

 

食べ終わった事を確認して、先輩の膳も下げた。

 

 

しばらくすると栄養士? が私のベッドにやってきて、

 

「○○さん(89才の先輩)のお膳、下げてくれたんですか? ありがとうございます。

 で、全部、食べてましたか?」

 

 

(しまった・・・・・・ そういう計算もあったのかぁ・・・・・・)

 

 

「すいません。 なんか余計なことをしちゃったみたいで。」

「いいえ、違うんです。違うんです。」 って。

 

(いいや、たしかに 『余計なことをするなよ』 って目の奥が言ってるよ。)

 

軽々しいお節介は失敗に繋がるんだなぁ。 反省。

上げ膳だけにしておこうっと。

 










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