ガ・ちんこ投稿塾々長 なんでもコラム


 (8/3日・421号)

 

愛煙家にとって、入院ってのは禁煙するいいチャンスになる。

それは ベッドでの絶対安静を必要とされる患者に限るが。

 

オデみたいな元気な病人は、熱さえ下がってしまえば

点滴の管を刺したまま、点滴の台車をカラカラと引っ張り

どこまでも歩いていくことができる。

 

だから、今回の入院は禁煙とは無縁なわけだ。

無煙 は とうてい無煙 ってなわけだ。

 

 

病棟の外れに喫煙場所があり、

そこには歩ける程度の意志の弱い患者が集まってくる。

 

顔を見ると、(お前、パチンコで相当借金こさえてるだろ?)

ってなおばさんらがね。

 

そんな中、

年のころなら20代前半。

バイクか車で事故ったと思われる、足にギプスを巻いて

車椅子でやってくる青年と目が合った。

 

一応、新人なので軽く目で会釈をしてやる。

すると、そいつ、大満足。

 

さぞかし、(俺様はここの病院は長いこと入院してるんだぜ!)

って感じで、鼻を膨らませたのだ。

 

ギプスの先輩は、オデに近づいてきて

何やら言いたげの様子だった。

 

さしずめ、

「どこが悪くて入院してきたんすか?」

「ここいら、地元なんすか?」

 程度の 低偏差値的な質問をしたかったのであろう。

 

そこにギプスの先輩には運悪く、康から携帯に電話が入る。

仕事の段取りの説明をしたりと。

途中でいつものような口調に様変わり。

 

「てめぇ、バカじゃねぇのか? そのくらいも解決できねぇのか?

 じゃぁ、俺が死ねって言ったら死ぬのか? じゃぁ、今すぐ死ね。早く死ね!」

 

(あ、ごめんね。ギプスの先輩。

 オデさ、別にイヂ悪したくて先輩の前で暴言吐いたんじゃないから。 

 いつも こんな調子なんだよね。 これが普段のオデなんだよ。 

 だから 悪く思わないでね。)



 









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