ラワルピンディには、7月8日〜10日まで3泊した。ホテルの部屋にある衛星TVでは、連日、「SKY NEWS」がロンドンでの自爆テロ関連のニュースを盛んに流していた。
パキスタンに来てから約1週間。日中は40℃を超える暑さが毎日続いていたが、ここはイスラームの国なので、ビールや酒は飲めない。外国人が酒類を購入できるはずの、新市街にある「FLASHMAN’S HOTEL」に行ってみるが、古いガイドブックに載っていたそのレストランは休業中だった。翌日、市内を歩いていると「ノン・アルコール・ビア」を売っている店を見付けた。早速飲んでみたが全然うまくない(小壜1本・15ルピー:30円)。よく冷えたペプシ・コーラ(10ルピー:20円)の方がまだマシという感じだった。
ターミナルで会った姉妹
右と下の写真は、このページの冒頭で述べた
「ピールワダイ・バスターミナル」だ。 以前は市内各所に散らばっていたバス・スタンドがここ1ヶ所に集められたそうで、広大な敷地のターミナルには、パキスタン各地を結ぶ沢山の新旧様々な型のバスが並び、頻繁に発着していた。
ペシャワール行きのバスは30分おきに出ていた。距離は170キロあり、料金は65ルピー:130円。一方、ホテルからターミナルまでのタクシー代が60ルピー:120円というのだから嫌になる。
| ラワルピンディ から ペシャワール へ |

| イスラマバード |
| ラワルピンディ |

ラホールから急行列車で約5時間。地元の人達が「ピンディ」と呼ぶこの町は首都・イスラマバードと隣接している。ラホールとペシャワールのほぼ中間に位置する古くからの交通の要衝で、私がこれから訪れるパキスタン北部への出発拠点でもある。
町の郊外には「ピール・ワダイ」というバカでかいバスターミナルがある。ここには、ギンギラに飾り立てたローカルバスから、最新型のエアコン付き大型バスまで、国内各地を結ぶ多くのバスが昼夜を問わず頻繁に発着していた。

ラワルピンディ Rawalpindi / Islamabad |
ラワルピンディ:ピールワダイのバスターミナルにて
ラホール駅・7時45分発の急行列車(ACカー)でラワルピンディに向かう。(210ルピー:400円)
車内はほぼ満席。 冷房が効き過ぎて寒いのでウインドブレーカーを着た。
沿線には水田と緑の畑が広がっていたが、そのうち荒涼とした風景に変わった。
急行「Subak Raftar」の車内。
パキスタンの首都は、同国がインドから独立後、一時はカラチに置かれていたが、その後、ラワルピンディ近郊のイスラマバードに移転することが決まった。新首都は何もない原野に建設されたので、完成するまでの間、ラワルピンディが暫定首都としての役割を果たした。
ご多分に漏れず、この町も新・旧2つの市街地に分かれており、駅の北側が旧市街、南側が新市街。両エリアは「マリー・ロード」という東西を走る道で結ばれている。
新市街のサダル地区
新市街の中心にある「白いモスク」周辺
派手な色の市バスが走っている。
<新市街>
<旧市街>
旧市街の中心・ラジャーバザール周辺
街角のマンゴー売り
「SUZUKI」やロバの荷車が行き交う。
サトウキビを絞って売るジュース屋(10ルピー:20円)
インドと同様、パキスタン庶民にとっての最大の娯楽は映画(シネマ)らしい。
だから、どの町に行っても、幾つもの映画館が必ずあり、派手派手の大きな看板が掲げられていた。
パキスタンで上映される映画の大半は、年間の製作本数が世界一と言われるインド映画が主体のようだ。
ラジャー・バザールにて
ラワルピンディからイスラマバードまでは乗合バスで約40分。直線的に延びる幅広い道路に沿って街路樹が植えられ、緑の目立つきれいな街並みが続く。東京23区と同じくらいの広さと言われるだけあって、とても歩いて廻れるような規模の街ではない。
ナジール・エクスペディションからメールがあり、昨日、日本から送った登山装備が着いたとのこと。いずれにせよ、これまでメールのやり取りをしてきたサルタン・カーン氏に会うため、イスラマバード市内にあるナジール事務所を訪れた。思ったより立派な事務所で、4WD車と乗用車が玄関口に停めてあった。
街外れに、サウジアラビアの援助で建てられた「シャー・ファイサル・モスク」という巨大なモスクがある。四隅に鋭く尖ったミナレットのある超近代的なデザインの建物だが、あまりにモダン過ぎてモスクとしては何となく味気ない感じがする。